こんにちは!アンプ(@boardgameblog)です!
今回は正体を隠しながら金を掘り当てるカードゲーム「お邪魔者」をレビュー!
ボードゲーム好きの方には有名だと思いますが、ビギナーの人にはまだまだ知られていないゲームかもしれません。
プレイ人数が10人までと大人数で楽しめるお手軽な正体隠匿系のゲームは他にあまりないので、一つ持っていると重宝します!
お値段もお手頃価格で、手に取りやすくて良いですよ!
お邪魔者は働きドワーフvsサボターの正体隠匿系金鉱掘り。 pic.twitter.com/IL5EYNhjFm
— 高木@TREEボードゲーム名古屋 (@vanillaxxx4) 2015, 9月 26
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「お邪魔者」基本データ
作品名:お邪魔者(英語:Saboteur)
デザイナー:Frederic Moyersoen
メーカー:Amigo社(日本語版協力:すごろく屋)
系統:人狼・正体隠匿系/協力系/ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/戦略系
人数:3-10人
時間:30分
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
対象年齢:8歳以上
「お邪魔者」のルール(遊び方)
- 準備として各プレイヤーに役割カードを裏向きで配布、場にスタートカードとゴールカード3枚を配置します。(カードの初期配置は後に記述)
- 一人づつ時計回りに手番を行います。手番でできることは「通路カードで通路を伸ばす」、「アクションカードを使用する」、「1枚捨ててパス」の中から一つ選びます。
- 通路カードを伸ばしてゴールカードまで到達したら伏せてあったゴールカードをオープン。金塊なら金鉱掘りの勝利、石ころなら金塊を見つけるまでゲームを続行します。山札と全員の手札のカードを全て消費すればお邪魔者の勝利です。
▽カード一覧。左上からスタートカード、ゴールカード(金塊とハズレの石ころ)、通路カード、左下からお邪魔者、金鉱掘り、アクションカード、報酬カードです。
▽説明書をよく見ると上部の端に初期配置用のメモリが書いてあります。便利!
▽最初の配置。ゴールカードは一つだけ金塊で他2枚は石ころ。伏せて置きます。
▽時計回りに通路を配置してゴールカードをオープン。ハズレの石ころでした!悔しいー!
▽左上の3枚は穴掘り道具の破壊。左下の3枚は道具の修復。(同じマークのカードで修復できます。)右上の落石は通路を破壊。右下の宝の地図は伏せてあるゴールカードを一枚だけ確認することができます。
「お邪魔者」はこんな人におすすめ!
- 人狼ゲームが好きな人に!
- 短い時間で手軽に正体隠匿系ゲームを楽しみたい人に!
- 正体隠匿系ゲームが苦手だけどみんなで一緒に遊びたい人に!
- 大人数でワイワイ楽しみたい方に!
- 人を出し抜くのが好きな方に!
- 盤面をつなげていくゲームが好きな方に!
「お邪魔者」のココがおもしろい!
人狼ゲームとはまたひと味違った正体隠匿系のプレイ感が楽しめる!
お邪魔者は正体隠匿系のボードゲームではありますが、人狼ゲームとはまたひと味違ったプレイ感覚が楽しめます!
通路を伸ばしてゴールカード近くまでつなげていくと、お邪魔者たちは自分たちの正体がバレてでも多少強引に邪魔をする必要が出てきます。
そんな時に「お前がお邪魔者だったのかー!」とツッコミを受けながらも、お邪魔者チームは協力してゴールを阻止します。
自分がお邪魔者の時に阻止できればすごく達成感がありますね!
もちろん金鉱掘りチーム側の場合も、力を合わせて通路をつなげた時も嬉しいですよ!見つけた金塊は勝利点(ポイント)として山分けします。
正体隠匿系ゲームが苦手な人にもおすすめ!
このブログでも何度か触れていますが、ボードゲーム初心者の中には人狼ゲームの様な正体隠匿系ゲームが苦手という方がいます。チームの足を引っ張るのでは…と考えてしまうからでしょう。
しかし、このお邪魔者ではそんなに気にする必要がありません。
基本的に金鉱掘りチームの時は「通路をつなげる」、お邪魔者チームの時は「(金鉱掘りのふりをしながら)通路の完成を阻止する」ことを考えておけば大丈夫です。
あまり早くお邪魔者とバレるとアクションカードで行動不能にさせられる可能性がありますので、最初は適当に通路をつなげる方がベターかもしれません。どこかのタイミングで潰しにかかれば良いのです。(笑)
正体を隠しながら行動する楽しさはありますが、それはある程度ボードゲームに慣れた人に任せれば良いので、ボードゲーム初心者も上級者も一緒に遊べるゲームとしてもおすすめです!
▽プレイ感覚はこちらの動画が楽しそうですね!
ミープル達の感想
ゲーム初心者代表:レッドミープル
最初は難しいゲームかと思ったけど、協力しながらカードの道をつなげていくのが見た目も楽しいね!
ゲーム中級者代表:グリーンミープル
初心者とも一緒に手軽に遊べるボードゲームとして購入。人狼ゲームが苦手な人も楽しんでもらえたようで良かった!
ゲーム上級者代表:ブラックミープル
戦略頭脳系の重いボードゲームが好きな自分にとってはこのゲームだけでは物足りなさもあるが、大人数で手軽に盛り上がるボードゲームとしては十分面白い。
「お邪魔者」は様々な楽しい条件を満たしている数少ないボードゲーム
「お邪魔者」は“ルールが簡単”、“正体隠匿系”、“大人数で遊べる”、“軽くて持ち運びに便利”、“時間が短め”というボードゲームの様々なメリットを満たしている数少ないゲームです。
これだけの条件が揃っているボードゲームは他には無いですよね。(他に知っていたら誰か教えて下さい!)
お手軽だからこそボードゲーム初心者と一緒に遊べるのも「お邪魔者」の魅力の一つ。
うまく通路を繋げられたときの嬉しさや正体がバレたときのツッコミ、金塊と思ってカードをオープンにするとハズレの石ころだったりと、ゲームとしての“面白い山場”がしっかりあります!
現在はお邪魔者2(拡張セット)やお邪魔者3(2人プレイ用の対決)があるようなので、飽きずに遊べそうですね!
▽こちらが基本セットです。↓
▽拡張セットのお邪魔者2はさらに役職が増えて12人まで遊べます!(基本セットの「お邪魔者」が必要です)↓
▽対決は2人プレイ用でこれ単体で遊べます。↓