ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回は人気のカードゲーム「ダンジョンオブマンダム」のバージョンアップ版「ダンジョンオブマンダム・エイト」をレビューします!
「ダンジョンオブマンダム」は度胸試しや駆け引きの要素があるカードゲームで、最近は品薄になっているそうです。
そして新たにキャラクターやモンスターが追加されたバージョンアップ版として「ダンジョンオブマンダム・エイト」が発売されたのでプレイしてみました!
前作の面白さ+新しいキャラクターやモンスターが加わり、さらにゲームとしての幅が広くなった印象です。
ルールはシンプルなので、前作をプレイしたことがないという方もすぐに楽しめます!
ファンタジー感イラストも気分が上がるのでダンジョンへ挑戦するという“ワクワク感”もありますよ!
目次はこちら
ダンジョンオブマンダム・エイトってどんなボードゲーム?
- 度胸試しと駆け引きが熱い人気カードゲームのバージョンアップ版!
- コンパクトながらファンタジー感溢れるデザインで冒険心を掻き立てる!
- 新たにキャラクターやモンスターが追加され、旧作ファンも楽しめる!
▽コンパクトながらボリューム満点!
ダンジョンオブマンダム・エイトの評判
ダンジョンオブマンダムは正直名作感ある pic.twitter.com/s8teKqkKg2
— 海景優樹 (@yuuki_QED) 2017年7月15日
2ゲーム目は、ダンジョンオブマンダム エイト。
能力が違うキャラが増えて、これまでのキャラなら行けないと思ってた状況でも意外と行けたりして楽しい( ^ω^ )#アキボド部 pic.twitter.com/stXJyVm5T4— もょもと。@11/26に演奏会 (@hokada1128) 2017年7月14日
5月にリメイク発売されたダンジョンオブマンダム エイト。「探索デッキを弱くするorクリア対象ダンジョンを強くする」を、誰かがギブアップするまで続けるチキンレースゲーム。心理戦が面白い(•̥̀ ̫ •̥́) 帰りに友人が購入。https://t.co/O6SeGwtvht pic.twitter.com/LVPmGYfBHz
— あむかっと (@amukat) 2017年6月21日
ダンジョンオブマンダム・エイトはこんな人におすすめ!
- ハッタリや駆け引きのゲームが得意な人
- コンパクトなカードゲームが好きな人
- ドラゴンクエストやファイナルファンタジーが好きな人
- オインクゲームズのゲームが好きな人
- お酒を飲みながらできるボードゲームが欲しい人
ダンジョンオブマンダム・エイトの詳細データ
『ダンジョンオブマンダム エイト』は、オインクゲームズから2013年に発売された人気作『ダンジョンオブマンダム』に、海外版で追加されていた8人の冒険者やスペシャルモンスターに加え、本バージョンのみのスペシャルモンスターも新たに加わった、完全版と呼ぶにふわさしいパッケージです。
作者は『ヴォーパルス』など完成度の高い作品で知られるI was gameと、『世界の7不思議』でドイツ年間ゲーム大賞の受賞経験もあるAntoine Bauza氏、イラストレーションは『伝説の旅団』などのアートワークで知られる平岡久典氏です。
酒場に集った八人の冒険者たち。今宵も彼らの自慢話がはじまった。他の誰よりも自分が勇敢なことを見せつけるには、装備品を投げ捨ててからダンジョンに潜り財宝を持ち帰らなければならない。しかし、勇気と無謀は紙一重。もしうっかり危険過ぎる冒険に挑んでしまった場合、その代償は死をもって支払われるであろう…
前作「ダンジョンオブマンダム」に、7種の職業、40種の装備、7体のモンスターを新たに加えた決定版!
ロールプレイングゲームのような世界で、プレイヤーは冒険者となり他のプレイヤーと「どれだけ軽装でダンジョンを踏破できるか」を宣言し合います。ハッタリや策略が行き交う、雰囲気満点のカードゲームです。
イラストは今回の作品に合わせた完全描き下ろし。平岡氏のえがく、怪しくもどこか愛嬌の感じるキャラクターたちがプレイを盛り上げます。
パッケージも箔押しゴールドの豪華仕様。
(ゲームマーケットHPより)
作品名:ダンジョンオブマンダム・エイト(英語:Dungeon of Mandom 8)
デザイナー:I was game/Antoine Bauza(代表作:世界の7不思議)
メーカー:Oink Games
ジャンル:推理・思考系/ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳~
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
ゲームの準備
- スタートプレイヤーが好きな冒険者チップを決め、選んだ冒険者チップとその冒険者の装備チップ6枚を中央横一列に並べます。
- スペシャルモンスターカード7枚から裏向きに2枚引きます。(残りの5枚は使用しません)
- スペシャルモンスターカードを全員で確認し、全てのモンスターカードと混ぜた15枚を裏向きにシャッフルして場の中央に山札として置きます。
- 山札の隣に財宝カードを1枚配置します。
- 全員それぞれプレイヤーカードを1枚づつ受け取り、自分の前に黒い面を表にして置きます。
▽冒険者は全部で8種類でそれぞれ対応する装備があります。騎士、プリンセス、忍者、戦士。
▽魔術師、吟遊詩人、盗賊、死霊術士。
▽こちらは毎回山札に入るモンスター。
▽さらにスペシャルモンスターとして、ランダムに2枚山札に入ります。
▽プレイヤーカード。両面ともモンスターとその弱点の一覧表になっており、ダンジョンに失敗するごとに表面(黒)から裏面(赤)になり、最後はゲームから脱落します。
▽財宝カード。ダンジョンへ挑戦し成功すると一枚もらえる。二枚集めた人の勝利。
ダンジョンオブマンダム・エイトのルール(遊び方)
- スタートプレイヤーから「パスをしない」「パスをする」を選択します。パスをした場合はそのラウンドから脱落します。
- 「パスをしない」場合は、山札からモンスターカードを引き、さらに「モンスターを置いてダンジョンに加える」か「モンスターを取り除き装備を外す」を選択します。
- 「モンスターをダンジョンに加える」場合は、引いたモンスターカードを“裏向き”にして財宝カードの上に置きます。(これが全員共通のダンジョンになります。)
- 「モンスターを取り除き装備を外す」場合は、引いたモンスターカードと、外した装備品1枚を合わせて自分の前に置きます。(冒険者や装備品は全プレイヤー共通で使用します。)
- 1~4を繰り返し、最後に残った一人がダンジョンへ挑戦します。モンスターカードを上から順にオープンにして、装備品カードの効果を確認しながら最後の財宝カードに到達するか、HPがゼロになるまで繰り返します。
- 一人のプレイヤーが2回ダンジョンに成功した時点で勝者となります。又は、他のプレイヤーが脱落して最後に残った1人が勝者となります。
▽初期配置。
▽「モンスターを置いてダンジョンに加える」を選んだ場合。
▽「モンスターを取り除き装備を外す」を選んだ場合。
▽ダンジョンへ挑戦した場合、カードを一番上からめくり、装備品の効果と照らし合わせてモンスターを倒していきます。
▽旧作「ダンジョンオブマンダム」の動画ですが、基本的なルール説明はこちらがわかりやすいです。
ダンジョンオブマンダム・エイトのおすすめポイント
度胸試しと駆け引きが熱い人気カードゲームのバージョンアップ版!
「ダンジョンオブマンダム」は世界で人気のボードゲーム「世界の7不思議」の作者でもあるアントワーヌ・ボウザの作品です。
これを大人気のアナログゲームメーカー・オインクゲームズから発売されましたが、今回新しいキャラクターやモンスターが追加されたバージョンアップ版「ダンジョンオブマンダム・エイト」として発売されました!
度胸試し、ハッタリ、駆け引きなどアナログゲームとしての面白さがギュッとつまったゲーム内容で、“ダンジョンに挑戦する”という設定もワクワクしますね!
ルール説明だけ見るとわかりにくかもしれませんが、基本的にプレイヤーが行うことはシンプルです。
1枚カードを引き、「モンスターを配置する」か「装備品を外してモンスターを配置しない」かを選ぶだけ。無理だと思ったらパスしてラウンドを降ります。
調子に乗ってモンスターを配置したり、装備品を外すといざダンジョンに挑戦した時に失敗します。
ダンジョンに挑戦できるのは1人だけなので、この駆け引きも楽しいですね!
ダンジョンオブマンダム・エイトではキャラクターやモンスターが追加されて新しい展開があるので、前作「ダンジョンオブマンダム」ファンの方も十分楽しめます!
ゲーム時間は30分程度と短く、パスをしたプレイヤーは手が空いてしまうのが難点かなと思いましたが、実際にプレイしてみるとサクサク進むので、待ちぼうけになることはありません。
2人プレイもできますが、3~4人でワイワイ言いながら楽しむゲームとしておすすめです!
コンパクトながらファンタジー感溢れるデザインで冒険心を掻き立てる!
オインクゲームズから出ているゲームはミニマムでコンパクト。もちろんこの「ダンジョンオブマンダム・エイト」も同じサイズです!
小箱系ゲームが好きな私としては嬉しいですね!持ち運びに便利なので、どこでも持って行けそうです。
小さいながら箱を開けるとたくさんのカードがゴチャゴチャせずにまとまって入るのも良いですね!
細かいポイントとしては箱に金の箔押しがあったりと豪華な作り!
シンプルなルール、おしゃれで豪華なコンポーネントとオインクゲームズらしさがあります。
デザインは前作「ダンジョンオブマンダム」からリニューアルされ、ファンタジー感溢れるイラストになっています。ワクワクするダンジョンの雰囲気があるので、いつの間にか童心に返りますね。(笑)
前作「ダンジョンオブマンダム」は品薄になっているようですが、「ダンジョンオブマンダム・エイト」はボードゲーム専門ショップで割りと見かけることも増えているのでこれから購入される方はこちらをおすすめします。
値段も一般的な小箱サイズと同程度で、度胸試しや駆け引き系のボードゲームをお探しの方にはピッタリな作品です!
▽ダンジョンオブマンダム・エイト
コメント
>「ダンジョンオブマンダム」は世界で人気のボードゲーム「世界の7不思議」の
>作者でもあるアントワーヌ・ボウザの作品です。これを大人気のアナログゲーム
>メーカー・オインクゲームズから発売されましたが、今回新しいキャラクターや
>モンスターが追加されたバージョンアップ版「ダンジョンオブマンダム・エイト」
>として発売されました!
細かいですが、「ダンジョンオブマンダム」は日本人の上杉真人(カレー)氏の作品ですね。
元々はゲームマーケットで500円ゲームとして販売したもので、後にオインクゲームズから発売。
その後、上杉氏とボウザ氏がコラボして作られたのが「ダンジョンオブマンダム・エイト」。
(聞くところによると、ボウザ氏は装備の効果を担当されたとか)
このシリーズは大好きです。
無印の時点で既に完成度は高かったですが、エイトでのアレンジも素晴らしかったですね。