YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回はカタログを使って好みを予想して当てるボードゲーム「かたろーぐ」をレビューします!
「かたろーぐ」は出題者がカタログの中から自分の好みを順位を付けし、それを他のプレイヤーが当てるという画期的なゲームです。
「そんな好みがあるとは知らなかった!」「予想通り!お前のことはよくわかっている笑」と会話が盛り上がります!
カタログは何を使用しても構いません。怪獣図鑑、ネットの画像検索などなんでも良いです。
最初から入っている「人の魅力」や「楽しいこと」のカタログも盛り上がります!
出題者の好みを予想し、当たれば1ポイントがもらえます。ポイントは木製のハートで可愛いですね。
実は私は旧版も持っているほど個人的に好きなゲームですが、今回様々な点が改良された新版が出たとのことで購入しました。
全体的にポップな雰囲気のデザインになり、子供から大人まで遊びやすくなっています。
友人同士だけでなく、お互いのことをまだ知らない初対面同士で遊ぶのもおすすめ。
子、親、祖父母と親子3世代で遊ぶボードゲームとしてもピッタリです!
▽かたろーぐ(新版)
|
目次はこちら
かたろーぐってどんなボードゲーム?
- カタログを使って好みを予想する会話が盛り上がるボードゲーム!
- 子供から大人まで一緒に遊べる画期的なゲームシステム!
- 明るくてポップなデザインで誰でも遊びやすい!
かたろーぐの評判
というわけでがらっとかわった「かたろーぐ(新版)」。いままでのとはまるで別の製品になっていますので、是非すごろくやさんに遊びに行って、現物を触ってみてください。「ほしくなるコンポーネントと遊びやすさのノウハウ」がぎっしりつまっています。https://t.co/v1OCdBiREW pic.twitter.com/q7Z4O4yB4a
— かわぐち(ゲムマ春両日[J12]「じっくりミレー」製作) (@guchi_fukui) 2019年4月11日
本日の高円寺店では、身近なカタログを使った「ランキング当て」を通じて、ご褒美のハートコマを集める、わかって・もらって・ココロをつなぐゲーム「かたろーぐ」を体験いただけます。ご来店お待ちしております! pic.twitter.com/K1mN3dwFxk
— すごろくや (@sugorokuya) 2019年4月13日
#ボードゲーム 記録309#かたろーぐ
好きなカタログを持ってきてその中で好きにランキング付け。そのランキングを皆で予想しようと言ったゲーム。カタログは好きなものを使って良いので、某アイドルアニメキャラのリストやそこにあるボドゲ群とか応用は多岐に渡る。 pic.twitter.com/Nm4lkLFYMs— たいたん (@taitan3da) 2019年5月20日
かたろーぐはこんな人におすすめ!
- コミュニケーションが盛り上がるボードゲームが好きな人
- 飲み会や合コンでも遊べるボードゲームが欲しい人
- 家族で楽しめるゲームが欲しい人
- 気になるあの人の好みを知りたい人
- 初対面同士が多いボードゲーム会
▽カタログがゲームになるという画期的なボードゲーム!
かたろーぐの詳細データ
『かたろーぐ』は、カタログや図鑑などの「品目の一覧」を使い、出題者1人がふきだしコマを置いて示した「順位は秘密だけど好きなもの」を対象に、各順位ごとに他全員で予想してはご褒美のハートコマを集める、わかって・もらって・ココロをつなぐゲームです。
自主制作品として2014年に発行された大人気ゲーム『かたろーぐ』が、内容物の一新を伴って新版となりました。かんたんなルールで、子供から年配の方まで幅広く誰でも遊べます。 予想する前の「質問タイム」によってあれこれと話が広がっていき、出題者の感性を自分なりに感じ取って、「なんだかすごくわかる!」とうまくいったり、自信があったのに「なんでそうなるんだよ〜!?」と波長がずれたりするのが楽しくて盛り上がります。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてかなりおすすめです。
(すごろくやHPより)
- 作品名:かたろーぐ(英語:catalogue)
-
デザイナー:川口 洋一郎/ちゃがちゃがゲームズ
-
ジャンル:ワイワイ&パーティー系/コミュニケーション系
-
プレイ人数:2~8人用
-
プレイ時間:10分〜
-
対象年齢:5才~
-
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
かたろーぐの目的(概要)
洋服のカタログや動物図鑑など、7個以上のものが載っている本やチラシさえあれば何でもゲームとして遊べます。
1人が出題者となって、広げたカタログに掲載された要素に<ふきだし>のコマを置き、秘密の「自分が好きなもの」の順位を示します。
他の人たちはその人の好みを予想して順位通りの要素がどれかを当てていき、当てられた数で1番その人のことをわかっている人を見つけましょう。
内容物確認
- ふきだし:7個(アクリル製)
- しるしカード:7枚
- 予想ディスク:7枚
- ハートコマ:30個
- 見本カタログ:2枚(両面仕様)
- 説明書
▽内容物一覧。カードもポイントとなるハートもポップで明るい雰囲気で楽しそう。
▽カタログの上に置くふきだし。旧版とくらべると使いやすいですね。
▽しるしカード。出題者が選んだものの順位付けに使用します。
▽予想ディスク。手でくるくると回し、指で示すという画期的なアイテムです!
▽ポイントとなるハート。木製で手触りも良い。
▽カタログは2種類入っているのですぐに遊べます。
▽食べ物のメニューは見るだけでお腹が空きます。
かたろーぐの準備
カタログとハートを用意する
洋服のカタログや動物図鑑など、身の回りのカタログや本で7種類以上の選択肢が載っているものを用意します。
もし見つからないなら内容物の見本カタログもお勧めです。
使うことに決めたカタログを全員が見れるようにテーブル中央に広げます。
ハート30個を広げたカタログの横にストックとしてまとめて置いてください。
▽ハートは散らからないように箱に入れておくと便利です。
ふきだし7個を「好きなもの」に配置
今回の出題者を1人、適当な方法で決め、その人はカタログの選択肢の中で「好きなもの」を考えます。
ある程度考えたら<ふきだし>の1個1個を、それらの「好きなもの」の上に置いていきましょう。
- どういう基準で好きなのかはその人次第です。
- このとき、「好きの順位」は考えないようにします。ここで「好きな順位」通りにふきだしを置いてしまうと、他の人にその順位を教えてしまうからです。
- とはいえ、出題者が子供だったりするとどうしても順番に置いてしまいますので他の人全員は出題者が「いいよ」と言うまで目をつむるのもオススメです。
出題者は「あー、やっぱりこっちが好きかな?」というふうに場所を入れ替えながら悩んでも構いません。
ふきだしの7個全てを別々の選択肢の上に置いて、7個の「好きなもの」を決めて下さい。
▽カタログ(メニュー)の上にふきだしを置いていきます。
カードの「しるし」を並べて順位を決める
「ぐるぐる」や「さんかく」など、カード7枚の「しるし」の面を他の人に見られないようにして、「好きなもの」7個の中で1位を決め、そこのふきだしのしるしと同じカードを選び、テーブルの手元に裏向きで伏せて、左のほうに寄せて置きます。
次に2位を決めて、そのふきだしのしるしのカードを選び、さっき置いた第1位のカードの右に並べます。
同じように3位、4位…と、しるしのカードを選んで右へ右へと並べていきます。
7枚全て並べ終えたら中央の4位のカードだけをめくってそのしるしを公開します。
その人の「好きなもの順位」ではそのふきだしが置かれたものが4位ということになります。
▽最初は真ん中の4位を開きます。
予想ディスクを用意
出題者以外の<当てる人>たちは各自、予想ディスクを1枚取って手元に置きます。
かたろーぐのルール(ゲームの流れ)
1位から7位まで1個ずつ、予想と答え合わせを繰り返していきます。
まずは1位から。当てる人たちは出題者の「好きな順1位」を予想します。
しるしで予想
このとき、当てる人たちは出題者にあれこれ質問してみましょう。
一方で、出題者はこれに答えなくても構いません。
答えられそうな質問にだけ答えていいのです。
予想ができたら、このふきだしのしるしを確認します。
各自、手元の予想ディスクを手に取ってくるくる回しながら人には見られないように、そのしるしと同じものを親指の先で指し示すようにデスクの中央部分をつまみます。
▽指を使って順位予想のマーク(しるし)を示します。
答え合わせ
全員の準備ができたら、「かたろーぐ!」の掛け声とともに予想ディスクを一斉に公開します。
ディスクをつまんだ親指はそのままにします。
出題者は1位のカードをめくってそのしるしを公開します。
そのしるしと同じものを親指で指している人たちは当たりです。
出題者は正解した人たちにストックからハートを取って1人1個ずつプレゼントします。
ここまでの流れと同じように、今度は2位を予想して答え合わせを、次は3位を…と、7位が終わるまで繰り返していきます。
- 答え合わせが終わったふきだしは、立てるなどして区別すると良いでしょう。
- 4位の予想は最初に公開しているので飛ばします。
- 6位の答え合わせによって7位のしるしが明白になるため、7位の予想する必要がなさそうに思えるかもしれませんが、「誰でも最低1個はハートもらえる」お約束として行ってみてください。
- もし途中でストックのハートが足りなくなったら、全員が持ってるハートを1個ずつストックに返してから正解した人がハートをとって下さい。
▽正解者はハートを1つ受け取ります。
▽答え合わせが終わったふきだしは立てておくと区別がしやすいです。
ゲームの終了と勝敗
7位まで全て終わったらゲームは終了です。
手元に集めたハートが1番多い人が出題者の好みを1番わかっている人として勝ちです。
もし1番が何人かいたらその人たちで勝利を分かち合いましょう。
- ふきだしやカードを7種類でなく、5種類や3種類に減らすとより簡単に遊べます。この時もカード列中央の1枚だけは公開します。
- 本やチラシ等の印刷物はもちろん、実際の人形やお菓子、スマホやタブレットの画像検索結果などもお勧めです。自由な発想で遊んでみましょう。
- 「好きなもの順」に限らず「強いと思う順」「高そうなもの順」など、自由な発想で順位を設定しても楽しめます。
- 出題者の好みを考えた「ごちそう」や旅行の後で「楽しかったところ」など、その場のみんなでカタログのようなものを手作りして遊ぶのもオススメです。
かたろーぐの遊び方例
ここからは実際にかたろーぐを遊ぶ流れを説明します。
▽今回は会話が盛り上がりそうな「人の魅力」のカタログを使用しました。
▽右隣のプレイヤーが出題者。ふきだしを終えたところ。
▽最初は4位をオープンにします。「×」は気配りか…なるほど。
▽まずは1位を当てます。予想ディスクを使って予想。やっぱり可愛い子(△)が好きだろ笑
▽1位に選んだのは「優しさ」でした!内面で選ぶやつだったのか!?笑
▽確認を終えたふきだしは立てておきましょう。
▽続いて2位の予想へ。次こそは「可愛い」だろ!
▽見事正解!
▽ハートを1つゲット!
▽確認を終えたらふきだしを立てる。これ忘れがち。
▽同じように7位まで予想&確認をします。
▽最終結果。3ポイントしか取れませんでしたが、会話が盛り上がって楽しかったです!
かたろーぐのおすすめポイント
カタログを使って好みを予想する会話が盛り上がるボードゲーム!
「かたろーぐ」は、出題者がカタログの中から好きなものを選び、順位を付けてそれをみんなで予想する会話が盛り上がるボードゲームです。
人の魅力や好きな食べ物など、人の好みがそのままゲームになっているので、盛り上がらないはずがありません!笑
「お前嘘だろー」「それは意外!」とワイワイ言いながら遊ぶと楽しいです。
仲の良い友達同士はもちろん、初対面の人でもお互いを知るきっかけになりますね!
子供と一緒に遊べるので、家族で遊ぶボードゲームとしてもおすすめ。親が子供の好きなものを理解することも大事だと思います。
ポイント制なので勝敗はありますが、会話が楽しいので正直負けても面白いです!笑
私は旧版も持っていますが、今回の新版ではいろいろと改善されてとても遊びやすくなっているとのことで購入しました。
ふきだしがアクリル製なので、カタログに置いても隠れず見やすいのは良いですね!
予想ディスクも使いやすくて便利です。これは画期的なツールだと思いました。
カタログやメンバーが変わると面白さが変わり何度でもあそべるので、旧版かたろーぐが好きな人は新版を買って損なしです!
子供から大人まで一緒に遊べる画期的なゲームシステム!
プレイ時間は早ければ10分程度と手軽に楽しめます。
プレイ人数は2〜8人ですが、やはり大人数のほうが盛り上がりますね!
対象年齢は5歳からというのも驚きです!
子供と年配の方が一緒に遊べるゲームシステムはとても貴重なので、親子3世代で遊んでも面白そうですね。
個人的にはカタログを変えて、お酒を飲みながら友達と遊ぶゲームとして今後も大活躍しそうです。
明るくてポップなデザインで誰でも遊びやすい!
新版かたろーぐのデザインは全体的に明るくてポップな雰囲気です。
旧版は素朴な雰囲気だったので、デザイン面も一新されていますね。
プレイヤーの幅が広がったと思います。
価格は3000円程度なのですが、この内容物のクオリティと、カタログを変えて何度も遊べることを考慮すると決して高くない値段ですね。
まだ発売間もないですが(記事執筆時2019年5月)、ゲーム内容から幅広い人に受け入れられそうなので、これから様々な場所で購入できると思います。
▽かたろーぐ(新版)
|