【ボードゲームのおすすめ・レビュー】「スコットランドヤード東京」~協力して24時間以内に犯人を追い詰めろ!刑事を欺き逃げ切れ!~

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スコットランドヤード東京

こんにちは!ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!

今回は昔から人気のあるボードゲームスコットランドヤード東京をレビュー!

スコットランドヤードは「一対多数」という他のゲームにはない協力&対戦型のボードゲーム。逃げる犯人を捕まえる刑事達という設定はどちら側になっても楽しめます!

コミュニケーションを取りながら協力しなくては犯人を捕まえることはできません。刑事側はワイワイとしゃべりながらプレイする楽しさと、犯人を追い詰める将棋やチェスの様な戦略が楽しめます。

逆に犯人側は一人でピンチを切り抜けなくてはいけないのですが、刑事達をうまく欺いた時の感覚は快感ですね!

コミュニケーション、思考力、戦略性など、とてもバランスの良いゲームなのでオリジナル版のスコットランドヤードから人気があるのも納得です!

ルールは簡単で友達同士だけでなく家族でも十分楽しめるので、子供と一緒に遊びたい方にもおすすめのボードゲームです。

※写真は「スコットランドヤード東京版」ですが、オリジナルの「スコットランドヤード」とマップが異なるだけでその他のルールは同じです。

▽東京版のマップ「スコットランドヤード東京」

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スコットランドヤードの評判

スコットランドヤード基本データ

推理とかけひきが決め手のスリリングボードゲーム。ロンドン市内に潜伏し大胆不敵に逃走する怪盗Xを、スコットランドヤード(ロンドン警視庁)の敏腕刑事達が追跡し逮捕するというドイツゲーム・オブ・ザ・イヤー1983年大賞を受賞したボードゲームの名作。
刑事チーム VS ミスターXの知恵比べ。24時間以内にミスターXを捕まえられるか!? 24時間、刑事からの追跡をかわし逃走できるか!?
この包囲網をどうすり抜ける!?ミスターXはきっとこの周辺にいる!刑事チームは現場に急行し包囲網を作れ!取り逃がすな!
シンプルなルール・セット内容。使うアイテムは少なく、ルールはシンプル。スリリングな心理戦が楽しめるボードゲームです。(amazonより)

作品名:スコットランドヤード(英語:Scotland Yard)
メーカー:ラベンスバーガー社
系統:推理系/協力系/ワイワイ&パーティー系/戦略系
人数:3~6名
時間:30~60分程度
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
対象年齢:10歳~
受賞歴:1983年、ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)受賞

スコットランドヤードのルール(遊び方)

  1. スコットランドヤードはMr.X(犯人)と刑事に別れる一対多数の協力型ボードゲームです。
  2. それぞれのマスは、タクシーだけ止まるものと、バスも止まるものと、地下鉄まで止まるものの三種類。(船はMr.Xしか利用できない。)
  3. 刑事達は移動カードの枚数が限られており、移動するたびにカードを費やします。逆にMr.Xは何度でも移動カードを使用できます。
  4. Mr.Xは刑事達へのヒントとして、数ターン毎に姿を見せなければなりません。
  5. 刑事がMr.Xを捕まえると刑事側の勝利。24時間(24回)まで逃げきれるとMr.Xの勝利です。

▽マップ全体図。手前の乗り物カードを使いながら移動します。
スコットランドヤード

スコットランドヤードはこんな人におすすめ!

  • 協力型ボードゲームが好きな人。
  • ワイワイ会話することが好きな人。
  • 戦略&思考系ゲームが好きな人。
  • 将棋やチェスなど詰めていくゲームが好きな人。
  • 人を欺きながら逃げたい人。(犯人側)
  • 一人勝ちしたい人(犯人側)

スコットランドヤードのココがおもしろい!

ワイワイとコミュニケーションを取りながら犯人を追い詰めろ!

刑事側の勝利条件は犯人を捕まえることです。刑事達は個人プレイをしていては犯人に逃げられてしまう為、犯人の移動手段から位置を推測し、うまく協力しながら囲んで追い詰めていく必要があります。

「俺はこっち側から犯人を追いかける!」「私はここで待ち伏せしておくね。」などコミュニケーションは必須で、これがスコットランドヤードの醍醐味ですね。動きや位置取りを話合っていかなければなりません。

また、刑事側の移動カードは回数制限があります。カードを使いすぎると、いざ犯人を追い詰める時に移動できなくなってしまいます。カードは公開情報なので、お互いの残りカードを確認しながら進めていくこともこのスコットランドヤードのポイントです。

ちなみに「スコットランドヤード東京版」だとマップにレインボーブリッジがあるので、刑事側は「レインボーブリッジを封鎖できませーん!」という人が必ず現れるのもあるあるですね(笑)

頼れるのは自分だけ!刑事を欺きうまく逃げ切れ!

スコットランドヤードでは犯人チームは自分ひとりで追いかけてくる刑事達から逃げなければなりません。ゲームの途中にはどの位置にいるのか姿を現さなければならない場面もあります。複数人から追いかけられるのは、なかなかのプレッシャーがありますね。(笑)

犯人のメリットとして、移動カードが回数制限なく使えます。そのほかにも2回連続で行動できたり、何に乗って移動したかわからないカードもあります。

これらをうまく使いこなし、囲んでくる刑事たちのスキマをくぐり抜けて逃げ切れた時は嬉しいですね!スコットランドヤードをプレイする際には個人的には将棋やチェスが強い人が犯人役をやるのがゲームバランスが取れてオススメです。

犯人が捕まった後も、どう移動したか答え合わせするのもこのスコットランドヤードの楽しみ方の一つで盛り上がりますね!意外な所で犯人とニアミスしていたり、全く検討違いな方向へ行っていたりするので、ゲーム後も最後まで楽しめるボードゲームです。

▽犯人の移動手段から居場所を推測。スコットランドヤードはこの駆け引きがたまらない!
スコットランドヤード

▽説明動画

ミープル達の感想

レッドミープル
ゲーム初心者代表:レッドミープル
刑事側として参加したけど、どう動けば良いかわからない時は教えてもらえて良かった!スコットランドヤードは有名なボードゲームとして知っていたけど、実際に遊んでみると協力しながら犯人を捕まえられて楽しい!

グリーンミープル
ゲーム中級者代表:グリーンミープル
スコットランドヤードは一対多数という他のボードゲームにはないプレイ感。役割によって初心者でも上級者でも楽しめるね!

ブラックミープル
ゲーム上級者代表:ブラックミープル
犯人役としてプレイ。うまく逃げ切れたと思ったのに刑事達のチームワークがよく惨敗。悔しかったのでもう一度やりたい!スコットランドヤードはジュニア版もあるし、ルールは簡単で家族でも楽しめる内容なので一個欲しいな。

スコットランドヤードは「一対多数」という他のボードゲームにないプレイ感!

このスコットランドヤードの大きな特徴は「一対多数」という点ですね。普通のボードゲームは個人戦、またはパンデミックなどの協力型ゲームが多いのですが、「一対多数」というのは珍しいです。

“逃げる犯人と追う刑事達”という設定ををうまく活かし、ゲームとしての完成度が高いのでどちら側でプレイしても楽しいです。スコットランドヤードは昔からあるボードゲームですが、人気が高いのも納得です!

オリジナルのスコットランドヤードもルールが同じなので基本的にどちらでも楽しめますが、スコットランドヤード東京版は実際の東京を舞台にしているので、「レインボーブリッジ封鎖できませーん!(踊る大捜査線風)」「池袋方面に逃げた!(池袋ウエストゲートパーク風)」などの会話も盛り上がりますね!(笑)

コミュニケーションの楽しさと犯人を追い詰める思考力のバランスがとても良く、ルールもシンプルで簡単なスコットランドヤード。友達同士だけでなく、家族でも楽しめるおすすめのボードゲームです。

▽東京版のマップ「スコットランドヤード東京」

▽オリジナル版の「スコットランドヤード」

▽子供向けの「スコットランドヤード・ジュニア」