今回のレビューは知る人ぞ知る“B級ゾンビ系ボードゲーム”「last night on earth(ラストナイトオンアース)」です!
B級ゾンビ映画をモチーフとした世界観のボードゲームで、数あるゾンビ系ボードゲームの中でも人気が高いようですねー。
仲間と協力しながらアイテムを使ってゾンビを倒したり、一気にゾンビが増えて襲ってきたり…とまさにゾンビ映画さながらのハラハラドキドキ感がありますよ!
最初から最後まで悲鳴が絶えないゲームです(笑)
|
目次はこちら
last night on earth基本データ
作品名:last night on earth(ラストナイトオンアース)
デザイナー:ジェイソン・ヒル
系統:ゾンビ系/パニック系/協力系/駆け引き&心理戦系/サイコロ系
人数:2~6人(拡張セットあり)
時間:60分~90分程度
ルール難易度:★★★☆☆(経験者と一緒にやるのがオススメです)
対象年齢:12歳以上
last night on earthのルール(遊び方)
- ゾンビチームと人間チームに分かれます。(今回は5人プレイでゾンビ1人:人間4人に分かれました)
- 人間チームは登場人物である8人の中から好きなキャラクターを選びます。
- サイコロや特殊カードの効果を使い、ゾンビを倒しながらストーリーに合わせたゴールを目指します。(ストーリーは数種類あります)
- 基本的には目的を達成できたら人間チームの勝ち、人間が全員死ぬとゾンビチームの勝ちです。
▽人間チームは8人の中から好きなキャラクターを選んでプレイ。死んだら別のキャラクターでリスタートできます。
▽動画はこちらから。(英語)
last night on earthはこんな人におすすめ!
- バイオハザードなどのゾンビゲームやB級映画テイストのゲームが好きな人。
- 協力型ゲームが好きな人。
- 重量級のゲーム(プレイ時間1時間~2時間)が好きな人。
- ゾンビに襲われるパニック感を味わいたい人。
last night on earthのココがおもしろい!
B級ゾンビ映画の雰囲気が存分に楽しめる!
last night on earthの舞台設定は北米の片田舎。そして街の高校生達や保安官がゾンビと戦うというベタな?B級ゾンビ映画がモチーフです。ショットガンを使ってゾンビを一気に倒したり、お店からアイテムを拾ってピンチを脱出したりとバイオハザードのボードゲーム版という感じでもあります。
さらに雰囲気を出す為に、おどろおどろしいBGMのCDが付属されていたりと、好きな人にはたまらないゲームですね!カードなどがイラストではなく、写真でリアルなグラフィックなのも凝っていて良いでしょう。このゲームを作った人はよほどのB級ゾンビ映画好きですね。(笑)
人間チームはどんどん湧き出るゾンビの切迫感を味わいながら、アイテムを駆使してゾンビを倒し、仲間と協力してピンチを切り抜けたりと常にハラハラ感があります。バットのアイテムを拾ったらバットが得意な高校生キャラへアイテムを渡しても良いのです。キャラクター毎に特殊能力があり、体力値も異なるので最初のキャラクター選びも重要ですね。
ゾンビチームもイベントのカードを引かなくてはいけない場面あり、効果によって戦況も変わってきます。ちなみにゾンビは建物の壁を破って入って行く事ができるので、屋内で急に襲われる場面も再現できます。(笑)
ワーキャー悲鳴が何度も飛ぶゲームなので、どちらが勝ってもB級ゾンビ映画の世界観楽しむことができますよ!
マップ(地形)は組み換え可能で、基本セットに「決まった数のゾンビを倒す」など、何種類ものストーリー(シナリオ)が豊富にあるので何度でも楽しめます!(私が遊んだシナリオは「キーとガソリンをゲットして車で脱出」というものでした。)拡張セットもあるので、基本セットにハマった人はさらに楽しめると思います。
チーム戦や協力型ゲームとしても盛り上がる!
このlast night on earthのもう一つの特徴はゾンビチームと人間チームに分かれて戦うということです!同人数で分かれるだけではなく、例えば5人プレイの場合、ゾンビチーム1人対人間チーム4人という風に分かれても良いですね。(この時、経験者はゾンビチームの方が良いと思います。)
ゾンビが一気に増える場面で死亡フラグが立ちますが、相談しながらピンチを脱出するとなんとも言えない達成感!
協力型ボードゲームといえばパンデミックも有名ですが、敵のゾンビチームも人が操作するという点では、パンデミックとはまた違った楽しみ方がありますよ!
▽最初はゾンビの数も少ないですが…
▽ゾンビの数が徐々に増えて…
▽最後の方は追い詰められていきます。(写真上部で人間チームで協力して集まっています)
ミープル達の感想
ゲーム初心者代表:レッドミープル
細かい部分がわからなかったけど、ゾンビ映画の雰囲気は楽しめたかな。プレイ時間が長いから続けてやるのはちょっと大変ね。
ゲーム中級者代表:グリーンミープル
初のゾンビ系ボードゲームだったけど、純粋に楽しめた!まだまだうまくやれる部分もあったし、今度は他のキャラクターでプレイしてみたいな。
ゲーム上級者代表:ブラックミープル
ゾンビ側をやるか人間側をやるか、キャラクターの種類、シナリオの種類、マップの変更、拡張セットなど、いくつものパターンがあるから繰り返し遊べるな!
コンポーネントの豪華さやBGM用の付属CDも入っていてガチボードゲーマーはハマる!
ゾンビ系ボードゲームが好きな人はマストバイ・アイテム!
ゾンビ系のボードゲームはいくつかありますが、キャラクターやシナリオの種類、コンポーネントの雰囲気、BGMの演出などもあり、こういうゲームが好きな人はハマります!
まさに「ゾンビ系ボードゲームが好きな人はマストバイ・アイテム」ですね!
又、基本的に協力型のゲームでもあり、一人負けは無いので、パンデミックなどの協力型ゲームをまだ遊んだことのない人も経験者に教えてもらいながらプレイするのも良いですね。
インスト(ルール説明)の時間なども含めると90分くらいになる場合もありますので、空いた時間に軽くやるゲームではありませんが、じっくりボードゲームをやりたい人には満足できるでしょう。十分に時間を確保して、みんなでキャーキャーやるのがこのlast night on earthの正しい遊び方です。
ゾンビチームはジワジワと人間を追い詰め、人間チームはゾンビに襲われるパニックを楽しみましょう!(笑)
▽last night on earth
|
▽last night on earth 10周年記念 基本セット 英語版
|