YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回はヒーローが活躍するバトル系TRPG「デッドラインヒーローズ」をレビューします!
「デッドラインヒーローズ」はアメコミのようなヒーローが活躍するアドベンチャーTRPGです。
これを聞いただけでワクワクするあなたは中二病に侵されています。私もです。笑
キャラクター作成はヒーローを作りますがどれも個性的で、ミュータントや改造人間、超能力者のようなタイプまで様々。
通常の姿とバトル時の姿など2面性があるのがまた面白い!
準備に手間もかからないのでサクサク作れて楽しいです。
能力に合わせて値を振り分けるのはキャラクターメイキングの醍醐味ですね。
ヒーローネームは大事なので慎重に決めましょう。笑
ゲームシステムは明快で、TRPG初心者の人もわかりやすいです。
GM(ゲームマスター)も事前準備が少なく、説明がしやすくて助かりますね。
今まではホラー系のTRPGをプレイしてきましたが、こういうTRPGもあるのだと知り幅が広がりました!
▽デッドラインヒーローズ
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目次はこちら
デッドラインヒーローズってどんなTRPG?
- アメコミのようなヒーローが活躍するバトル系TRPG!
- キャラクター作成が簡単!
- 中二病全開で楽しめる!
▽中二病が疼いてしまうようなキャッチコピー。笑
▽裏面。中二病が爆発してしまう。笑
▽TRPGが初めての方にもわかりやすい説明ですね。
デッドラインヒーローズの評判
ずんだコンのシズさん卓が面白かったので買った。後悔はしてない。
中に入ってるリプレイも熱い展開で面白かった!
あと持ってなかったので10面ダイスも購入。デッドラインヒーローズは10面使うからね仕方ないね。……気のせいかな、なんか沼が見えるぞぅ。 pic.twitter.com/jI4MZ1uHwe
— ミトキ (@mitoki_koral) 2018年12月6日
デッドラインヒーローズRPGをアメコミ世界でアメコミ版権キャラでGMしてきました。バットマン役をバットマンのコスプレの方に担当していただいたのは日本初ではないかと思います。コスプレTRPGがもっと広まってほしいと思うこの頃です。 pic.twitter.com/cE94cTigRy
— Ask@旧垢 (@ask_midgard_old) 2018年2月24日
『#デッドラインヒーローズ RPG』を布教する画像を作ってみた。1枚作って力尽きたので、こそっとUPします。素材は「いらすとや」さん。
テキセでGMやりますので、気軽に声をかけてくださいな。 #DLH #TRPG pic.twitter.com/v5TkILldfq— 和沙 (@7yoduki) 2018年10月25日
デッドラインヒーローズはこんな人におすすめ!
- バトル系TRPGが好きな人
- アメコミが好きな人
- ヒーローアカデミアが好きな人
- 世界を守りたい人
- 中二病の人
デッドラインヒーローズの詳細データ
デッドラインを越え、悪を打ち砕け! キミの信念が世界を照らす光となる。
「デッドラインヒーローズRPG」は、超人の存在が認知された現代を舞台にした、アドベンチャーRPGだ。本作のシステムには、キャラクター表現を充実させる様々なギミックが満載。
キャラの信念を生むクエリー《問いかけ》、可能性を作るグリット《胆力》、そして限界を超える力を生む死線《デッドライン》ルール。
その他初心者にもわかりやすいシステムやギミックなど、キミの分身をキミが望むように、そして想像する以上に描き出し、表現するための全てがある。ヒーローの形もバリエーション豊富!
世界を救う使命を背負った超人、科学の力で戦う天才、一般人でありながら英雄を目指すものまで――
キミの選択で生み出したヒーローとなって、世界に襲い掛かる巨悪の数々に立ち向かえる。
それが、このゲームの大きな魅力の一つだ。
キミの示す正義と信念が、世界を照らす希望の光となる。
いざ、限界《デッドライン》を超えよ!
(Amazonより)
- 作品名:デッドラインヒーローズ(英語:Deadline Heroes)
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著者:長田 崇/ロンメルゲームズ
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出版社:富士見書房
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ジャンル:サイコロ系/チーム戦&協力系/ワイワイ&パーティー系
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プレイ人数:3〜5名/ゲームマスター(進行役)含む
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プレイ時間:1時間30分 ~ 3時間
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ルール難易度:★★☆☆☆☆(TRPGの中では比較的遊びやすいです。)
デッドラインヒーローズの目的(概要)
「デッドラインヒーローズRPG」はヒーローとヴィランの戦いを描くゲームだ。
それは善と悪の対立であり、永遠に続く神話でもある。
君は常に死線(デッドライン)ギリギリの窮地に立たされる。
ヒーローのうち、何人かは犠牲になるかもしれない。
だが君にヒーローたるふさわしい能力とヒーローが当然のごとく持つ幸運と、ヒーローでありたいと願う意思があるなら、きっと負ける事は無い。
(書籍「デッドラインヒーローズ」より)
デッドラインヒーローズの準備
- キャラクターシート:人数分
- 戦場シート:1枚
- 六面体サイコロ10個程度、10面体サイコロ2個(各参加者ごとに必要)
- PC用のコマ:1人につき2個ずつ
- NPC用のコマ:ボス用に2個とザコ1体につき2個ずつ。なければサイコロや消しゴムなどで代用してもいい
- 筆記用具:各参加者ごとに必要
- 本書:1部以上
- 一緒に遊んでくれる友人:数名
サイコロや筆記用具は友人に用意してもらってもいいでしょう。
準備が整ったらゲーム開始です。
ヒーローの創造
プレイヤーキャラクター(PC)は次の手順で作成します。
- オリジンの作成
- 能力値の決定
- 技能レベルの決定
- エナジーの決定
- パワーの決定
- 設定の決定
- 名前などの決定
▽カバーを外すとキャラクターシートが印刷されています。コピーしやすいですね。
▽もう一方には戦場シートが印刷されています。
判定
このゲームの主人公はヒーローであり、大抵の行為は判定の必要なく成功します。
判定を行うのは「それが困難であり、達成するべき行いである時」のみです。
判定には10面体サイコロを2つ使います。片方を10の位、もう一方を1の位として使用します。(1D100と呼ぶ)
出目が成功率以下であれば成功。成功率より高ければ失敗。
各判定の成功率は「能力値+技能レベル」の合計に等しいです。
▽カバーにもルールが書かれておりわかりやすいです。
デッドラインヒーローズのルール(ゲームの流れ)
このゲームは、1人のGM(ゲームマスター)と複数人のプレイヤーが参加して遊ぶことを前提にしています。
1回のゲーム(セッション)は、
- 導入フェイズ
- 展開フェイズ
- 決戦フェイズ
- 余韻フェイズ
の4つのフェイズからなります。
各フェイズが1つ、または複数のイベントから構成されます。
イベントとは各PCが活躍する出来事のことです。
導入フェイズで事件と関わるきっかけが語られ、展開フェイズではPCがピンチになったり、活躍したりします。
決戦フェイズで敵との大立ち回りを演じたら、最後に余韻フェイズで後日談を語ります。
イベント
シナリオは複数のイベントの連なりによって構成されます。
イベントとはキャラクターの行動によって起きる変化のことです。
だから常にキャラクターを中心に動かなければなりません。
イベントには通常のイベント以外に次の3つがあります。
- クエリー:PCがどんなキャラクターかを表現するためのイベント。判定等は基本的に必要ない。終了時にグリットが得られる。
-
チャレンジ:PCが困難に立ち向かうイベント。判定に失敗するたびPCは徐々に追い詰められていく。
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バトル:PCがヴィランと戦うイベント。ラウンド進行で処理する。多くの場合、ヒーローの勝利で終わる。
キャラクターの成長
ヒーローは多くの経験を通して成長します。
シナリオ終了時、各PCは今回のシナリオで手に入れたグリットの合計点に等しい成長点を取得します。
使い道は次の通り。
1点:技能レベル+1
5点:能力値+1
5点:エナジーの最大値+1(最大20まで)
5点:パワーを1個取得
5点:パワー1個の成功率+20%(累積なし)
10点:パワースロット+1(初期は6)
取得した成長点は即座に使う必要はありません。
未使用成長点を持つPCは、次のセッション中に成長点を使ってPCの強化することもできます。
シナリオ「12時間」
「12時間」はプレイヤー3人用のシナリオです。
想定されるプレイ時間はキャラクター作成を除き、オフラインで2〜3時間程度。
初めてこのゲームを遊ぶ人向けに作ってありますが、それがこのシナリオが簡単であるということではありません。
「デッドラインヒーローズRPG」の典型的なシナリオです。
シナリオ概要
ザ・カーニバルの支配人、レディ・マリスが東京の繁華街に毒ガスを散布しました。
家族が被害にあったヒーローもいます。
マリスは言います。「あと12時間以内に解毒剤を摂取しなければ皆死ぬ」
ヒーローたちに残された時間は少ないのです。
デッドラインヒーローズのおすすめポイント
アメコミのようなヒーローが活躍するバトル系TRPG!
「デッドラインヒーローズ」はプレイヤーはアメコミのようなヒーローとなり、バトルをするアドベンチャーTRPGです。
アメコミ好きな人やジャンプ漫画のヒーローアカデミアが好きな人にピッタリ!
ヒーローのキャラクターが個性的で、ミュータントや改造人間、超能力者のようなタイプまで様々なので、キャラクター作成が楽しいですね!
戦闘のシステムも明快で、全体的にシンプルで遊びやすいです。
「デッドライン」という漫画で言えば“覚醒”のシステムも中二病全開で好きですね。笑
今までホラー系のTRPGをプレイしてきましたが、今回はまた違った雰囲気でTRPGの世界の幅が広がりました!
キャラクター作成が簡単で楽しい!
クトゥルフ神話TRPGなどに比べると事前準備が本当に少なくて楽です。
GM(ゲームマスター)も「アメコミの様なヒーローが戦うTRPG」と説明がしやすいと思います。
私はこれを聞いただけで面白そう!と思いました。笑
キャラクター作成もサクサク進みます。だからと言ってキャラクターのバリエーションが少ないかというとそうではないので愛着も湧きます。
個人的に好きなのはキャラクター名を付ける所でした。たまに変な名前になる人がいるみたいですね。笑
シラフでも面白いですが、“男の子の心”を持った大人同士でゆるくお酒を飲みながら遊ぶと更に面白いと思います。
▽ヒーロネームは「マン・オブ・ダーク」。普段は普通のサラリーマンですが、バトルの時には異形の形に変身します。
▽デッドラインヒーローズ
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