【ボードゲームのおすすめ・レビュー】「バトルライン」~ポーカーの役で勝負する大人気の2人用ボードゲーム~

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バトルライン

ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!

今回は大人気の2人用ボードゲーム「バトルライン」をレビューします!

作者は「Ra」や「ケルト」など、人気のゲームを数多く送り出しているデザイナー「ライナー・クニツィア」。

奥深い戦略性でファンも多い作品なのでAmazonのランキングでも常に上位にありますね!

実際に遊んでみるとルールはすぐに慣れ、短時間で何度でも楽しめるリプレイ性の高いゲームです。

繰り返しプレイすることで、新しい戦略を試してみたくなりますよ!

▽バトルライン日本語版

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バトルラインってどんなボードゲーム?

  1. ポーカーの役でフラッグを取り合う大人気の2人用ボードゲーム!
  2. 短時間ながら運と駆け引きのバランスが秀逸!
  3. 戦術カードを使用することでゲーム展開が変わり何度でも楽しめる!

バトルラインの評判

バトルラインはこんな人におすすめ!

  • 2人用ボードゲームやカードゲームが欲しい人!
  • 思考や戦略的なゲームが好きな人!
  • ポーカーや麻雀などの役を作るゲームが好きな人!

▽10×6色のカードを使ってポーカーの役を作るカードゲーム!
バトルライン

▽古代ローマの戦争をモチーフとしたイラスト。この時代は象が一番強いのか(笑)
バトルライン

バトルラインの詳細データ

ゲーマーの皆様の高評価を受け、累計1万個以上売り上げるも、長らく品切れが続いておりました1人用カードゲームの傑作が新版になって再登場します。
前版までは英語版との共同生産の形をとっていたため、ルールと戦術カード、上箱表紙のみ日本語化されていましたが、2016年版では部隊カード、箱全面も日本語化されております。
(Amazon.co.jpより)

作品名:バトルライン(英語:BATTLELINE)
デザイナー:ライナー・クニツィア
メーカー:GMT(日本語版:クロノノーツゲーム)
ジャンル:推理・思考系/駆け引き&心理戦系/戦略系/
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10才~
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)

バトルラインのルール(遊び方)

  1. 9個のフラッグ(赤いコマ)を二人のプレイヤーの間に横一列に並べます。
  2. 部隊カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに7枚づつ配ります。(残りのカードは山札として端に置きます。戦術カードは全て山札として部隊カードの山札と反対の端に置きます。)
  3. スタートプレイヤーから手札のカードを選択し、フラッグの前に置きます。置いたら部隊又は戦術カードの山札から一枚引き、手札を7枚に戻し、相手に手番が移ります。
  4. 3を繰り返し、1つのフラッグを挟んでお互いのカードが3枚づつ揃ったら勝負し“役(フォーメーション)”を確認します。役が強い方がフラッグを得られます。(役の強さは後に記載)
  5. 9個のフラッグのうち、隣に連続する3つのフラッグを取る、又は合計5つのフラッグを取ったプレイヤーの勝利です。

▽9つのフラッグ(赤いコマ)を取れ!
バトルライン

役の強さ(フォーメーション)について

強いフォーメーションから順番に説明します。

  • くさび形(ストレートフラッシュ):全て同じ色で数字が連番
  • 方陣(スリーカード):全て同じ数字
  • 大隊(フラッシュ):全て同じ色
  • 散兵(ストレート):数字が連番でくさび型以外の色の組み合わせ
  • 烏合の衆(役なし):上記以外の組み合わせ

※双方が同じ役の場合は“数字の合計値が多い方”がフラッグを確保できます。

※双方の役が完成していなくても、場に出ているカードから自分の役が強いと証明できる場合は、フラッグを確保することができます。

※フラッグの確保は自分の手番中、山札からカードを補充する前であれば1つ、又は複数確保することができます。

▽左から「ストレートフラッシュ」、「スリーカード」、「フラッシュ」、「ストレート」、「役無し」
バトルライン

▽上段は左プレイヤーの「ストレートフラッシュ」と右プレイヤーの「スリーカード」なので左プレイヤーがフラッグ取得、
下段は両プレイヤーとも「フラッシュ」ですが、同じ役の場合はそれぞれの合計値の合計が高い方が勝つので右プレイヤーがフラッグ取得します。
バトルライン

戦術カードについて

戦術カードは役の構成に影響を与えるカードで、部隊カードの代わりに使用することができます。

最初は戦略カード無しで遊び、慣れてから追加するのがおすすめです。

※注:戦術カードは「相手が使用した戦術カードの枚数+1枚」以上は使用できません。

  • アレキサンダー、ダリウス:ワイルドカードとして、自分の都合良い色と数字を選び使用できます。
  • 援軍騎兵:都合の良い色の8として使用できます。
  • 盾:都合の良い色と数字の1、2、3のどれかを選び使用できます。
  • 霧:全てのフォーメーションを無効にし、「烏合の衆」とみなします。霧が配置されたフラッグを挟む双方3枚のカードを足した合計が多い方にフラッグが確保されます。
  • 泥濘:双方4枚のカードを配置して争います。(くさび型や方陣のフォーメーションが難しくなります。)
  • 偵察:部隊、戦術カードの山札から好きな組み合わせで3枚を手札に加え、任意の2枚を選び、それぞれ対応する山札の一番上に裏向きにして戻します。(手札は7枚になっているので通常のカード補充は無し)
  • 配置転換:確保されていないフラッグに配置されている“自分の”部隊か戦術カードを1枚選び、他の位置へ配置し直すかゲームから取り除くことができます。
  • 脱走:確保されていないフラッグに配置されている“敵の”部隊か戦術カードを1枚選び、ゲームから取り除くことができます。
  • 裏切り:確保されていないフラッグに配置されている“敵の”部隊カードを1一枚選び、確保されていないフラッグの自分の場所へ配置することができます。

▽様々な戦術カードでさらに熱い駆け引きが楽しめる!
バトルライン

▽バトルラインのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。

バトルラインのおすすめポイント

ポーカーの役でフラッグを取り合う大人気の“2人用”ボードゲーム!

バトルラインは2人用のボードゲームとして大人気の作品で、Amazonのボードゲームランキングでも長く上位にランクインされています!

ゲームデザイナーはケルトなど様々な人気作を作っているライナー・クニツィア。これは間違い無いですね!(笑)

一言で言えば9つのフラッグ(赤いコマ)を取り合うゲームですが、この勝負の決め方が面白い。

フラッグを挟んでカードを出し、3枚を一組としてポーカーの様な「フラッシュ(全て同じ色)」や「ストレート(連番の数字)」で強い役の方が勝つというものです。

実際に遊んでみるとルールは簡単で遊びやすいですね!しかし、ゲーム内容はかなり奥が深いのでドハマりします!

フラッグは「隣合う連続した3つを取る」か「合計5つを取る(過半数)」で勝利となる為、カードをどの場所に置くか駆け引きが必要です。
又、山札からカードを引くので運要素もあり、運と戦略、駆け引きなどゲームバランスが秀逸ですね!

次に出したいカードを運良く引けると「よっしゃー!」とつい心の声が出てしまいます。

戦術カードを追加することで、駆け引きや逆転要素も増えてきます。(最初は戦術カード無しで遊ぶのがおすすめ)

2人用ゲームは数少ないですが、対戦相手を変えて遊ぶと慎重に進める人や一発逆転を狙う人など人間性もよくわかりますね。(笑)

慣れれば一勝負に20~30分程度で終わるので手軽さも丁度良いですね。何度も楽しめるおすすめのボードゲームです!

人気のボードゲームが日本語版で購入しやすくなった!

コンポーネントデザインは古代ローマの戦争をモチーフとしたデザイン。
雰囲気はありつつも、必要以上に余計な装飾がないので遊びやすいですね。

箱のサイズは中箱サイズですが、中はカードと赤いコマだけなのでとても軽いです。
(要望として、中身は半分スカスカなのでもっとコンパクトにして欲しかった)

人気ボードゲームで以前は売り切れ続出で購入が難しかったのですが、2016年に日本語版が発売されてからはAmazonでも買いやすくなりました。
定価は2700円ですが、Amazonだと2200円と手軽な値段です。(2017年6月現在)

2人用ゲームはボードゲーム会で2人余ってしまった時などにも重宝するので、一つ持っておくと使い勝手が良くて便利です。

▽バトルライン日本語版