ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回はコアなファンが多いカードゲーム「サンファン」をレビュー!
ボードゲーマーに人気のボードゲーム「プエルトリコ」を元に作られており、このサンファンも根強いファンがいますね!
私もとあるボードゲームカフェでファンの方から教えてもらいました!
大掛かりなコンポーネントはありませんが、考えるポイントもしっかりあって、拡大再生産系のゲームの醍醐味が十分楽しむ事ができるゲームです。
※「拡大再生産」とは余剰資産を消費に使用するのではなく、投資して蓄積することによって生産規模を拡張し再生産を行うことです。
新生DDTで。ネオン3人戦。サンファン。ネオンはスタピー取って全部隣接しても一歩及ばずorz 生涯2度目のサンファン、ギルドホールが立てられず最下位orz
でも今話題沸騰、リカーーーリングの賽苑のエレメンツ買えたから大満足☆彡クメルも良かったけど、こっちもかなり良い?? pic.twitter.com/lpfi5gVkS1— かぶけん@来年こそ◯◯したい (@KABU_KEN65) 2016年12月17日
目次はこちら
サンファンってどんなボードゲーム?
- 手軽に遊べる拡大再生産系のカードゲーム!
- 負けても戦略を変えて何度でも遊びたくなる!
- プエルトリコが好きな人におすすめ!
サンファン基本データ
こちらの商品はalea社製/Andreas Seyfarth作のボードゲームです。
メビウスゲームズ社製の日本版パッケージで 日本語説明書付きです。
(amazonより)
作品名:サンファン(英語:San Juan)
デザイナー:Andreas Seyfarth
メーカー:alea社
系統:拡大再生産系/戦略系
人数:2-4人
時間:45-60分(慣れれば30分程度)
ルール難易度:★★☆☆☆
対象年齢:10歳以上
サンファンのルール(遊び方)
- ゲームには建築士、監督、商人、参事会議員、金鉱堀の5つの職業が登場します。ゲームは10数ラウンド行われます。
- ラウンドのスタートプレーヤーが、いずれかの職業を選びプレイを行います。そして、その職業によるプレイを順にすべてのプレーヤーがー行います。
- 我が世誰ぞ
- スタートプレーヤーの左隣のプレーヤーが新たな職業を選び、2を行います。これをすべてのプレーヤーが行ったらラウンド終了です。
- 建築士は手札を1枚自分の前に出して、その建物を立てることができます。(建物には特典と勝利ポイントが付いています。)
- 監督は自分の生産設備(建物の一種)の上に、山からカードを一枚引いて伏せて置きます。(何らかの生産物が生産されます)
- 商人は生産物の上に伏せて置かれたカードを1枚捨て札にすることにより、相場によって決められた枚数のカードを山札から手札に補充できます。
- 参事会議員は、山札から2枚のカードを取って、そのうち一枚を選んで手札に加えることができます。
- 金鉱堀は、基本的に何もできません。(特権としてカードを一枚獲得する)
- すべての職業についてそれを選んだプレーヤーには特権があります。(例:建築士なら、コストが1枚安くなります。)
- ラウンドが終了したら、スタートプレーヤーが時計回りで隣のプレーヤーに移動して、次のラウンドを開始します。(同じラウンドでは同じ職業を選択することはできません。)
- 誰かが12枚の建築物を前に並べたら、そのラウンドでゲーム終了です。最終的に勝利点を多く獲得した人が勝利です。
(参考:メビウスゲームHPより)
サンファンはこんな人におすすめ!
- 拡大再生産系のカードゲームやボードゲームが好きな人
- プエルトリコが好きな人
- あまり人に邪魔されずに自分の領地を発展させたい人
- 負けても戦略を変えて何度でもチャレンジしたい人
サンファンのおすすめポイント
何度でも遊びたくなるベーシックな拡大再生産系のカードゲーム!
有名な拡大再生産系のカードゲームと言えば他にも「ボーナンザ」や「街コロ」などがあります。
ボーナンザは小箱ゲームで遊びやすいですが、他の人とのバッティングが大きくお互いに影響しやすいです。
街コロやサイコロを使用するので運の要素も大きいです。
それに比べて、サンファンは基本的には自分の領地をいかに効率的に拡大していくかを競うゲームです。
直接的に他のプレイヤーの邪魔をするカードもありません。運要素もあまりないので、自分の戦略と判断力でガチンコで勝負をしていく必要があります。
この部分がこのゲームの好みが別れるところかもしれませんが、コアなファンを引きつけるだけの面白さがあるカードゲームですね。
最初は負けるかもしれませんが、「次はこうしてみよう!」と新しい戦略でチャレンジしたくなりますよ。
初心者向けではないが、アナログゲーム好きにおすすめ
ボードゲームやカードゲームの初心者には最初は難しいかもしれませんが、
ある程度アナログゲームに慣れている方はぜひ一度おすすめします。
運要素が少ないので、自分の戦略で勝負していくしかありません。
直接他のプレイヤーを邪魔をするカードは無く、ケンカすることはないと思いますので、ボードゲーマーが集まった時にサッとプレイしても良いですね!
拡大再生産系の基本と言える良質なカードゲームです。