YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は人気ゲーム「ラブレター」に宝探し要素がプラスされたカードゲーム「ニューロストレガシー」をレビューします!
「ニューロストレガシー」は「山札からカードを引き、2枚の手札から1枚出して他の人を脱落させる」という人気のカードゲーム“ラブレター”のシステムを使ったものです。
しかし、このゲームはさらに「ロストレガシーを見つけた人の勝利!」という宝探しの要素がミックスされたまた一味違ったプレイ感に仕上がっています。
シンプルなルールと短時間で遊べるというラブレターの良い部分はしっかりと残っているので、安心して楽しめます。
カードデザインは親しみやすくてオシャレなキャラクターで、女子ウケも良いですね!
2〜4人プレイも面白いですが追加ルールで6人まで遊べるので、みんなでワイワイ言いながら遊ぶゲームとしてもおすすめです!
▽ニューロストレガシー
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目次はこちら
ニューロストレガシーってどんなボードゲーム?
- 人気ゲーム「ラブレター」に宝探し要素がプラスされたカードゲーム!
- 短時間ながら2〜6人まで遊べる!
- 親しみやすくてオシャレなカードデザイン!
ニューロストレガシーの評判
#ニューロストレガシー
自分以外のプレイヤーが脱落するか探索フェイズで『失われた遺産』を見つける
このどちらかを満たせば、勝利です!
基本、上級、拡張とあるので、順にプレイするのをお勧めします。
ラブレターに近いですね
(╹◡╹)TEsSI#国分寺上さま #国さま #上さま #ボードゲームカフェ pic.twitter.com/cifqtX0BcI— 国分寺上さま (@bunji_uesama) 2019年2月22日
ニューロストレガシー。新版は初。ラブレターのルールを応用した宝探しゲーム。これまた久しぶりだったけど、やっぱり好き。気持ちいい勝ち方できた時の気持ちよさが気持ちいい(語彙力) pic.twitter.com/oMXqVM5o9U
— ぬん (@be_catchy) 2018年12月26日
一足先に『ニューロストレガシー』購入しました。
タンサンさんのらしさが高濃度に詰まっててとてもいい。ロゴなんか一見読みづらいんだけど許容しちゃうし、新しい絵柄を勧めたりと、押さえつけてない感じのワンドローさんもとてもいい。
いつもの小箱系では異質な感じもいい。
これはいいです。 pic.twitter.com/VAEXizhboK— 長谷川登鯉 (@bodogedama) 2017年4月30日
ニューロストレガシーはこんな人におすすめ!
- 短時間で楽しめるゲームが好きな人。
- オシャレで可愛いデザインが好きな人。
- カードゲーム「ラブレター」が好きな人。
- 宝探しが得意な人。
- 相手のカードを読み合う駆け引きが得意な人。
ニューロストレガシーの詳細データ
『ロストレガシー』のルール調整、新規追加カードを収録した新版、『ニューロストレガシー』が登場!
・16枚のカードで生まれる物語を体験せよ!
「山札からカードを引き、2枚の手札から1枚を使う」というシンプルなルールに、「失われた遺産」を見つける“宝探し”という要素がゲームを盛り上げる!シンプルながら奥深い、手に汗握る冒険と探索のカードゲーム!・ゲーム内拡張で広がる大冒険
本製品には基本セットの16枚に加え、全く異なる内容の上級セット16枚が収録されていて、どちらも別々に独立して遊ぶことができます。さらに4枚の拡張カードも追加!
独自に抜粋してオリジナルの16枚を構築することが可能で、様々な組み合わせで何度も遊ぶことが可能になっています。・グラフィック・フレーバーデザイン『TANSAN』
グラフィックとフレーバーテキストは、新たに『TANSAN』が担当。リニューアルして生まれ変わった新たな物語をお楽しみください。
(Amazonより)
- 作品名:ニューロストレガシー(英語:New Lost Legacy)
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デザイナー:木皿儀 隼一&カナイセイジ(代表作:ラブレターなど)
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イラスト:U井
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グラフィックデザイン:TANSAN
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メーカー:ワンドロー(One-draw)
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ジャンル:推理・思考系/駆け引き&心理戦系
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プレイ人数:2〜4人(カードを全て混ぜると6人までプレイ可能)
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プレイ時間:10分(慣れたら5分)
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対象年齢:10歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
ゲームの目的(概要)
ニューロストレガシーは16枚のカードを使って遊ぶシンプルなカードゲームです。
手番に行う事は「山札からカードを引き、2枚の手札から1枚を使う」だけです。
カードの効果を使いながら他のプレイヤーを全員脱落させる、または「失われた遺産」を見つけた人が勝利です。
ゲームの勝利条件
下記どちらかを満たした人がゲームの勝者となります。
- 他の人が全員脱落する。
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探索フェイズで探索をして失われた遺産を見つける。
内容物確認
- 基本セット:星を渡る船×16枚
- 上級セット:空中庭園×16枚
- 拡張用セット:4枚
- ルールサマリー:4枚
- 説明書
▽内容物一覧です。
▽基本セットの「星を渡る船」。
▽上級セットの「空中庭園」。
▽拡張セットの4枚。
▽カードの見方。シンプルでわかりやすいですね。
▽サマリーもついて遊びやすいです。
ゲームの準備
「基本セット:星を渡る船」か「上級セット:空中庭園」を選んで遊びます。
※初めて遊ぶ場合は「基本セット:星を渡る船」でゲームに慣れるのがオススメです。
- ゲームに使うカード16枚全てを裏向きにしてよく混ぜます。それを山札としてテーブルの中央にに置きます。
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山札から全員にカードを1枚ずつ手札として配ります。
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さらに山札から1枚を「遺跡」として山札のそばに裏向きで置きます。(※カードの効果で遺跡にカードが置かれる場合、横に並べるように裏向きで置いてください。)
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最も高価な遺産を持ってる人が最初のターンを行います。もしくはジャンケンで決めます。
▽カードの右下には「星を渡る船」か「空中庭園」が見分けやすいように工夫されています。
▽山札と遺跡はカードの向きを変えて置きましょう。
ニューロストレガシーのルール(ゲームの流れ)
ゲームは「メインフェイズ」と「探索フェイズ」の2つのフェイズに分かれています。
「メインフェイズ」では時計回りの順番に「ターン」と言う1連の流れを行い、山札がなくなるまで繰り返します。
最後にロストレガシー(失われた遺産)を探す「探索フェイズ」を行います。
メインフェイズの流れ
- ドロー:山札からカード1枚を引きます。これで手札が2枚になります。
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プレイ:手札2枚のうち、1枚を残してもう1枚は自分の手元に表向きで捨てます。
捨てることでカードを使ったことになります。(捨てたカードを「捨て札」と呼びます。) -
エフェクト:使ったカードの効果を行います。書かれていること全てが実行できなくても構いません。可能な限り行ってください。
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エンド:終了として左隣の人に端を譲ります
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エンドのタイミングに山札のカードがない場合メインフェイズを終了して次の探索フェイズに進行します。
【脱落について】
カードの効果によってゲームから脱落することがあります。
脱落した人はそれ以降ゲームには参加できなくなります。
ターンをを行っている人が脱落した場合、そこでターンを終了して左隣の人にターンを譲ります。
他の全員が脱落して1人になった場合、その人の勝利となります。
▽最初に配られたカード。
▽山札から1枚引いて手札は2枚になります。
▽1枚選んで場に出します。
▽場に出すことに効果が発動。説明文に従って実行します。
探索フェイズの流れ
山札が無くなったら探索フェイズへ移行します。
探索フェイズでは、手札のカードの探索順が小さい人から順番に、手札を公開して探索を行います。
誰かが「1、2、3…」と小さい順番から声をかけて確認するとスムーズです。
ただし下記の条件に1つでも当てはまる人は探索を行えません。
- 他に同じ探索順の人が存在した。
- 手札のカードの探索順が「×」だった。
▽カードの左上に数字が書かれています。
探索方法
探索とはどこかのカード1枚を選んで確認することです。
- 誰かの手札
- 遺跡のカード
上記のいずれか1枚を選び、そのカードを公開させます。(全員が見ます。)
それがロストレガシーだった場合、探索した人の勝利となります。
はずれた場合、次の探索順の人が探索を行います。
全員がはずれた場合は引き分けとなります。
手札がロストレガシーの人は探索する順番が来たら自動的に勝利となります。
▽ロストレガシーを見つけましょう!
▽ニューロストレガシーのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
オプションルール
【セレクトカードシステム】
「基本セット」「上級セット」「拡張セット」を組み合わせて使用する16枚を選んで遊ぶルールです。
【オールジャンルシステム】
「基本セット」「上級セット」を混ぜて6人までプレイ可能なルールです。
詳しくは説明書をご覧ください。
ニューロストレガシーの遊び方例
ここからは実際にニューロストレガシーを遊ぶ流れを説明します。
▽最初に配られたカードは「襲撃」でした。なかなか面白い効果。
▽山札を一枚引きました。どっちを出そうかな?
▽とりあえず襲撃で誰かの手札を見よう!
▽お!女盗賊だ!これはもらっておこう!
▽他プレイヤーは「待ち伏せ」「襲撃」でバチバチやりあっています。
▽右隣のプレイヤーは「将軍」を出しました!手札を1枚選んで山札の上に置くので何を取ったかバレてしまうので嫌なカードだ!
▽山札から「待ち伏せ」を取りました。さっきの将軍の効果でバレているのでさっさと出そう。
▽途中経過。まだまだ重要なカードが出ていないので気が抜けません。
▽隣プレイヤーは剣士を出しました。積極的に潰しにかかっています。
▽山札から「調査」を選びました。迷う所ですが、もう終盤なので一か八か女盗賊を出してロストレガシーを当てるぞ!
▽女盗賊を出すもハズレ!
▽山札が無くなりました!ロストレガシーはどこへ……。
▽ロストレガシーは右隣のプレイヤーが持ってました!ラストに引き当てたそうです。
ニューロストレガシーのおすすめポイント
人気ゲーム「ラブレター」に宝探し要素がプラスされたカードゲーム!
「ニューロストレガシー」は人気のカードゲーム「ラブレター」に宝探しの要素が加わった短時間で楽しめるゲームです。
他の人を脱落させる面白さは残しつつ、「ロストレガシー」というお宝を発見することでも勝利となります。
シンプルなルールで1ゲームに使用するカードは16枚と少ないのですが、駆け引きや心理戦を味わうことができますね。
追加カードも入っており、効果の異なるカードを入れ替えることでまた違ったゲーム展開が楽しめます。
カードの引きの運要素もありますが、他のプレイヤーがどのカードを持っているのか読む洞察力も必要です。
「お前がロストレガシーを持ってたのか!」と最後まで展開が読めません。
「ラブレター」が好きな人には買いのカードゲームですね。
短時間ながら2〜6人まで遊べる!
プレイ時間は10分程度で「ラブレター」と同じく短時間で遊べます。
離脱性も高いのも嬉しい点ですね。
人数は2〜4人ですが、宝探しの要素があるので大人数で遊ぶのがおすすめ。
カードを全て混ぜると6人まで遊べる追加ルールもありますよ。
ルールが簡単なので、普段ボードゲームで遊ばない人でも気軽に楽しめます。
親しみやすくてオシャレなカードデザイン!
カードデザインは親しみやすくセンスあるイラストで他のカードゲームとは一線を画します。
見た目の雰囲気は「遊んでみたい!」と思わせるので重要ですね。
小箱サイズで持ち運びやすいです。ラブレターより小さいですね。
値段も1300円程度(Amazon)と他のカードゲームと比べるとかなり安いです!
ラブレターほど知名度はありませんが、一般的なボードゲームショップでも置いているので購入しやすいです。
▽ニューロストレガシー
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