ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回は駆け引きとハッタリで盛り上がる正体隠匿系カードゲーム「マスカレイド(mascarade)」をレビューします!
「あやつり人形」などで有名なブルーノ・フェイドゥッティの作品で、美しいイラストにも注目です!
目次はこちら
マスカレイドってどんなボードゲーム?
- 駆け引きとハッタリで盛り上がる正体隠匿系のカードゲーム!
- 仮面舞踏会をテーマにした美しいカードイラスト!
- 飲み会や空き時間でも大人数でワイワイできる安定感のあるゲーム性!
▽各キャラクターの特徴が出ている綺麗なカードイラスト。(本来、商品にラミネート加工はありません。)
▽主に使用するのはカードとコインだけ。シンプルなコンポーネントで場所を取らない。
マスカレイドはこんな人におすすめ!
- 正体隠匿系のボードゲームが好きな人!
- 人狼ゲームが苦手な人にもおすすめ!
- 駆け引きがあるゲームが好きな人!
- ハッタリが上手い人!
- キレイなイラストのカードゲームが好きな人!
- 大人数で盛り上がりたい人
マスカレイドの評判
【ゲーム追加】自分すら正体不明の正体隠匿ゲーム「マスカレイド」追加!誰かがカードを宣言した場合、我こそがそのカードを持っていると思うなら異論を唱えられたりと、一風変わった正体隠匿ゲームです。 https://t.co/MyAdyN9pn8 pic.twitter.com/iKOOizk6yo
— JELLY JELLY CAFE 渋谷店 (@jelly2cafe) 2016年11月14日
[ボードゲーム][ま行] マスカレイド/Mascarade https://t.co/QFerDI3PrY pic.twitter.com/1i9yxZBlvq
— お髭ボット (@ohigebot) 2016年6月19日
マスカレイド開始! pic.twitter.com/pRt9Arse30
— ホビージャパン・ゲームツィート (@HobbyJAPAN_GAME) 2016年12月17日
マスカレイドの詳細データ
ブルーノ・フェイドゥッティ作、2人から13人まで遊べる騙し合いのゲーム『ブルーノ・フェイドゥッティのマスカレイド(Mascarade)』が、日本語を含む多言語版で登場。
「マスカレイド」は、プレイヤーはそれぞれ「判事」「泥棒」「王」「魔女」「農民」といったユニークな能力を持ったキャラクターになり、
ゲーム中に自分のキャラクターを交換(または交換のふりを)しながら、能力を使ってコインを稼ぐブラフ(はったり)ゲームである。
自分ではないキャラクターの能力を使用することも可能など、はったりを利かせたユニークなルールも魅力的。
もちろん、嘘がバレると罰金を徴収されてしまうので嘘をつくのもほどほどに。
素顔が隠された仮面舞踏会(マスカレイド)に身を投じ、対戦相手の正体を暴いていこう。
(Amazon.co.jpより)
作品名:マスカレイド(英語:mascarade)
デザイナー:ブルーノ・フェイドゥッティ(Bruno Faidutti)
メーカー:ホビージャパン(多言語版)
系統:人狼・正体隠匿系/推理・思考系/ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/ブラフ系
プレイ人数:2~13人用
プレイ時間:約30分
対象年齢:10歳以上
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
マスカレイドのルール(遊び方)
- 6金と役職カードをランダムで1枚づつ配ります。配られたカードは“一度表向きにして、お互いの役職を確認してから”裏返しにしてゲームスタート。
- 自分のターンでできることは以下の3つ。「カードの交換」「カードの確認」「能力を使用」のいずれかを選択します。
- 「カードの交換」は自分のカードと他プレイヤーのカードを交換できます。交換はテーブルの下で行い、この際交換する“フリ”でも構いません。
- 「カードの確認」は自分が持っているカードを確認します。(他プレイヤーに交換されている場合に効果的)
- 「能力の使用」は「私は○○である!」など、使用するキャラクターの名前を宣言します。それに対し、他プレイヤーは「私が○○だ!」とチャレンジすることができます。チャレンジしたプレイヤーは全員でオープンし、正しいキャラクターのカードを持っている人は能力を使用、嘘をついていたプレイヤーは罰金として1金を裁判所へ支払います。チャレンジするプレイヤーがいない場合は、“カードをオープンする必要なく”能力が使えます。
- 上記を繰り返し、13金集めた人の勝利です。
※役職カードの能力について
- 王…3金を得る。
- 女王…2金を得る。
- 司教…一番多くお金を持っているプレイヤーから2金奪う。
- 泥棒…両隣のプレイヤーから1金を奪う。
- 密偵…カードを交換し、カードのキャラクターを確認できる。
- 詐欺師…10金がある時に能力を使用できた場合、勝利する。
- 判事…罰金で裁判所にたまったお金を全てもらえる。
- 未亡人…所持金が10金になる。(12金の時に使うとお金が減る。)
- 魔女…他プレイヤーと所持金を入れ替える。
- 道化…1金を得て、他プレイヤーのカードを2枚選んで交換をすることができる。(交換のフリでも可)
- 審問官…他プレイヤーを選び、そのプレイヤーに自分のキャラクターが何かを当てさせる。外れたら4金そのプレイヤーから奪い、強制的にキャラ公開をする。
- 農夫…必ず2枚いるキャラクターで、1人であれば1金、2人いた場合は2金を得る。
▽各キャラクターの能力が記載しているサマリー。遊びやすい。
▽罰金を払う裁判所。判事の能力を使用すれば全て得られる。
▽マスカレイドのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
マスカレイドのおすすめポイント
駆け引きとハッタリで盛り上がる正体隠匿系のカードゲーム!
「マスカレイド」は作者はボードゲーマーにも人気の高い「あやつり人形」などで有名なゲームデザイナー、ブルーノ・フェイドゥッティの作品。
「あやつり人形」を少しライトなゲームにした雰囲気で、さらに遊びやすくなっています。
他プレイヤーにバレないように正体を隠しながら、キャラクターの能力を駆使してお金を集めていく、駆け引きとハッタリで盛り上がる正体隠匿系のカードゲームです。
正体隠匿系のゲームと言っても、会話はさほど重要ではないので人狼ゲームが苦手な人でも十分楽しめます。
勝利条件は13金を集めた人の勝利とわかりやすいですが、カードの能力を使った駆け引きはやればやるほど面白いですね!
スタート時はお互いに各プレイヤーのキャラクターを公開しますが、ゲームが始まってしまうとカード交換のアクションにより、すぐに誰がどのキャラクターを持っているのかわからなくなります。
交換の方法は交換したい相手と自分のカードを手に取り、テーブルの下で他のプレイヤーに見えないように行われます。
この時、交換するフリだけして相手に元のカードを戻してもOK。交換されたと思ってカード能力を宣言したら全然違うキャラクターだったりします。
カードの能力を宣言する時は「我は王なり!」など自信たっぷりに言うとさらに盛り上がりますね!
他のプレイヤーも「実は私が王だ!」などチャレンジする人も現れて爆笑が起こります。(笑)
プレイヤー人数が多ければ多いほどカオス状態になっていきますが、それもまた楽しいですね!
誰がどのキャラクターを持っているかある程度の記憶力も必要ですが、本当に勝てるのは駆け引きとハッタリが上手な人かもしれません。
ルール自体は難しくないので子供でも遊べますが、個人的には大人同士でワイワイ言いながら遊ぶのがおすすめです。
時間も1勝負30程度なので、気軽にリプレイしても良いですね。
主に使用するものはカードとコインだけなので、場所も取らずどこでも遊びやすいカードゲームです。
仮面舞踏会らしく、美麗なイラストがゲームを盛り上げる!
マスカレイドの注目ポイントとして、カードイラストが美しい点も忘れてはいけません。
ただし、ゲーム中は基本的に伏せているのであまり見る機会が無いのがもったいないですね。(汗)
最近のスマホゲームのイラストの様にキレイに描かれているので1枚1枚見てみると良いでしょう。
カードの他にコインも使用しますが、こちらは厚紙でしっかりした作りでプレイもしやすいです。
箱サイズは小箱サイズと中箱サイズの中間といった感じでしょうか?小箱サイズのタテに長くしたくらいでかさばる程ではありません。
あまりボードゲームショップでも見かけませんが、大人同士で遊ぶとかなり盛り上がるカードゲームなので一度プレイしてみるのがおすすめです。
ハマった人には拡張セットも販売されているので、使用するキャラクターカードを変えるとさらに楽しめます!
▽マスカレイド・基本セット
▽追加キャラクターで楽しめるマスカレイド・拡張セット