【ボードゲーム・レビュー】「カロム」~子供も大人もガチンコ勝負!彦根市に根付くローカルボードゲーム~

シェアする

カロム

ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!

今回は滋賀県彦根市に根付くローカルボードゲーム「カルム」をレビュー!

ビリヤードの9ボールのようなシンプルなルールで、子供から大人までガチンコで楽しめる木製ボードゲームです!

▽カロム盤

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

カロムってどんなボードゲーム?

  1. 滋賀県彦根市に根付くローカルボードゲーム!
  2. ビリヤードが好きな人におすすめ!
  3. 子供も大人も楽しめるシンプルなルール!

カロムの評判

カロムはこんな人におすすめ!

  • ビリヤードが好きな人!
  • チーム戦のボードゲームが好きな人!
  • 木製のおもちやゲームが好きな人!
  • 滋賀県彦根市が好きな人!

カロムの詳細データ

彦根では昔から、といっても明治になってからですが「カロム」または、「カルム」と呼んで子供たちのあいだで、盛んに遊ばれていたゲームなのです。
ルーツを調べてみるとその原形はエジプト、エチオピア地方で作られ、世界各国に似たゲームがあります。
これがイギリスへ伝わり、「カロム」(CAROM)となり、ビリヤードの発展とも深い関わりを持っています。
日本へは明治時代に宣教師が子供の遊びとして持ち込んだのがはじめだと言われておりますが、最近ではカナダへ移民した彦根地方の方が持ち帰ったのではないかという説も出てきております。
このようにカロムは歴史があって、世界的なゲームだったのです。皆様もこの歴史的ロマンを秘めたゲームを体験して下さい。
テレビゲームでは得ることのできない心のふれあいが得られます。
(日本カロム協会)

作品名:カロム(英語:CAROM)
メーカー:日本カロム協会
ジャンル:チーム戦&協力系/ワイワイ&パーティー系/アクション系
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:15~30分
対象年齢:子供から大人まで
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)

カロムのルール(遊び方)

  1. 赤と緑の2チームに分かれ、同じチームの人が対角線になるように座ります。(4人プレイ時)
  2. 2色のパックをセンターサークル上に交互に配置し、中央にジャックパック(2本の円が書いているパック)を置きます。
  3. スタートプレイヤーはストライカー(指で弾くパック)を弾き、自チームのパックを狙って四隅に落とします。
  4. ストライカーを四隅に落とした場合はペナルティーとして“すでに落とした自チームのパック1つ”を中央へ、ジャックパックを落とした場合は5つ中央へ戻します。(すでに中央にパックがある場合は積み上げる様に置いていきます。)
  5. 交互に行い、自チームの色のパックを落とした後に最後にジャックパックを落としたチームの勝利です。

▽初期配置。最初の一発目は程よく飛び散って爽快!
カロム

▽自チームのパックを狙ったら相手チームのパックが!!
カロム

▽カルムのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。

カロムのおすすめポイント

ビリヤードが好きな人におすすめ!彦根市に根付くローカルボードゲーム!

「カロム」は滋賀県彦根市の伝統遊具であり、地元の産業である仏壇職人が作ったことで地域に根づいたゲームになっているそうです。

知名度は全国的に高いとは言えませんが、ビリヤードの“9ボール”の様なルールでハマりました!

チーム戦なので、「次はあれを落とそう!」「先にこっちを弾いておくよ!」と、お互いにコミュニケーションをとりながらワイワイ盛り上がるのも楽しかったですね。

何度かプレイしましたが、リードしていたと思っても自滅して追いつかれたり、もう負けそうだなと思っても連続してパックを落として逆転したりと盛り上がるポイントも多いです!

パックを弾くテクニックも必要ですが、跳ね返って思わず珍プレーや好プレーが起こるので笑いも絶えません。(笑)

さらに上達すれば駆け引きや戦略性も楽しめそうですね!

子供でも遊べるほどのシンプルでわかりやすいルールですが、大人同士でもかなり熱くなるボードゲームです。

メイド・イン・ジャパン!しっかりした作りの木製ボードゲーム!

デザインは個人的にヨーロッパのおもちゃのような雰囲気を感じます。

ゲーム盤は伝統遊具らしく木製。日本製なので作りがしっかりしていますね。

指で弾くパックなども木製なので、不慣れな人は指が痛くなります。(笑)

量産品ではない為、値段が高く、サイズが大きいので持ち運びしやすいとは言えないのが難点でしょうか。

もし遊ぶ機会があればぜひ一度遊んでみてください!

▽カロム盤