YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は人気のカードゲーム、ニムトのルールを初心者向けにわかりやすく解説します!
|
目次はこちら
ニムトってどんなボードゲーム?
ニムトは手札からカードを出しながら、“マイナス点となるカードを引き取らない”カードゲームです。
全員手札からカードを1枚出し、場の4つの列から近い数字のカードを小さい方から順番に並べていきます。
並べた時に6枚目となるカードを出した人がその列のカードを引き取らなければいけません。
カードを選んで出すという簡単な流れですが、カードを出すタイミングによって大きく状況が変わる初心者から上級者まで一緒に楽しめるカードゲームです。
ニムトの基本情報
ドキドキ感がしびれるゲームです。
【遊びかた】
(1)手札から全員いっせいにカードを出し、そろったら表にします。
(2)出したカードの小さい順に、テーブルに並べられた4列に規則に従って並べます。 この時に出したカードが、いずれかの列の6番目になったら その前の5枚を引き取らなければなりません。 これは手札に入れず、失点になります。
(3)どうしたら、6番目にならないカードを選べるか。 実は全員が自分が出したカードが6番目になるのではないかと恐れているのです。
(Amazonより)
- 作品名:ニムト(ドイツ:6ニムト(ゼクスニムトと読む))
-
デザイナー:ヴォルフガング・クラマー&クラウス・パレシュ
-
メーカー:日本語版メビウスゲームズ社/ドイツ版Amigo社
-
ジャンル:駆け引き系/ワイワイ・パーティー系
-
プレイ人数:2~10人
-
プレイ時間:箱には30分と書いてありますが、慣れると10分くらいでできます。
-
対象年齢:8歳以上。子供から大人まで
-
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
-
受賞歴:1994年ドイツゲーム大賞 1位、1994年ドイツカードゲーム賞 1位
ニムトの目的(概要)
テーブルにはカードの列が4つあります。
プレイヤーは自分の手札から出すカードを1枚選びます。
全員が選び終えたらカードを一斉に表向きにします。
出されたカードは小さい順にルールに従って対応する列に並べていきます。
しかし1つの列には最大5枚までしか並べられません。
6枚目になるカードを出してしまったプレイヤーは、その列にあった5枚のカードを全て引き取らなければなりません。
カードには1頭〜7頭の牛のマークが描かれていて、この牛の数がマイナス点になってしまいます。
思わぬドラマが生まれる楽しいゲームです。のろまな牛を1番多く引き取ってしまうのは誰でしょう?
内容物確認
- カード:104枚
- 説明書
▽内容物は説明書と数字が書かれたカードのみ。シンプルですね。
ゲームの準備
- 104枚のカードをよく混ぜて伏せたまま各プレイヤーに10枚ずつ配ります。
-
その他に、4枚のカードを表にしてテーブルの中央に縦に並べます。
-
残りのカードは使用しないので、脇に伏せたままにしておきます。
※10人で遊ぶ時はカードは余りません。
ニムトのルールその1(ゲームの流れ)
-
全員が手札から任意の1枚を選んで伏せて前に出します。全員揃ったら一斉に出したカードを表にします。
-
出したカードに書かれた数字が小さいプレーヤーから順に処理します。
出したカードをテーブルの中央に並べられたカードの列の最後尾に付け足して並べます。付け足すカードの列は出したカードより小さく、1番近い数字のカードが最後尾になっている列です。
カードは数字の並び順と枚数がよくわかるようにきちんと揃えて並べてください。ただし各列には5枚までしか並べることができません。付け足したカードが6枚目になってしまう場合には、それまでに並べられていた5枚のカードを全て引き取り、自分の前に置きます。
(手札には加えません。このカードが失点となります。) -
出したカードを新たに列の先頭のカードとして並べます。つまり、テーブルに並べられたカードは常に4列になるようにします。
-
出したカードの数字がどの列の最後尾のカードより小さく、付け足すことができない場合には任意の1列を引き取って、新たにその列の先頭のカードとして並べます。引き取る列に何枚のカードが並んでいても構いません。
-
以上のことを手札がなくなるまで10回行うと1ラウンド終了です。
▽ランダムなカードを4枚タテに並べます。
▽手札から「せーの」でそれぞれ1枚出し、近い数字の場所にならべます。
(以下の場合、4、11、20、45よりも大きい数字を出さなくてはいけません。小さい数字を出した場合はカードを引き取ります。)
▽少しづつ置く場所が無くなってきました。
▽列の6枚目に置いた人はその列を引き取ります。(この写真の場合は42を置いた人)
▽先ほど6枚目になったカードが一枚目になります。
▽勝敗はカードの数字ではなく、カードに描かれている牛のマークの数で決まります。(ゾロ目や切りの良い数字が牛の数が多い)
どこかのタイミングでどうしてもカードを引き取らなければならない場合は、牛マークの数が小さいカードを引き取りましょう。
ニムトのルールその2(ゲームの終了)
引き取ったカードの牛のマークの数が失点になります。
白いカードはマイナス1点ですが、色のついたカードは1枚で2〜7失点になります。
1番失点の少ないプレーヤーが勝者です。
何ラウンドかプレイして誰かが66点を超えたらゲーム終了です。
▽ニムトのルールについてはこの動画がわかりやすいです。
ニムトのルールその3(追加ルール)
【戦略】(4人以下の時にお勧めのルールです。)
ゲームに使用するカードがすべてわかっています。
104枚のうち必要なカードのみを使います。つまり少ない枚数でプレイするのです。
使用するカード枚数は「プレイヤー人数×10+4」で1から順番に使用します。
- 3人プレイの場合は34枚。1〜34のカードでプレイします。
- 4人プレイの場合は44枚。1〜44のカードでプレイします。
それ以外のカードは使用しません。
▽ニムト
|