YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回はいかさまOKという新感覚カードゲーム「いかさまゴキブリ」をレビューします!
「いかさまゴキブリ」見張り役の目を盗み、手札のカードをポケットに隠したり、床に捨てたりしながら早く無くした人が勝利というカードゲームです!
普通はいかさまはしてはダメですが、“いかさま”ができるカードゲームは画期的ですね!
カードの種類によってはいかさまでしか処理できないカードもあります。
また、いくつか特殊効果があるカードもあり、他のプレイヤーにカードを渡したり、条件付きでしか場に出せないカードもあります。
一般的なカードゲームのように手札からカードを場に出しながらも、見張り役に見つからないようにいかさまをしてカードを捨てるという割と忙しいゲームです。このドタバタ感がまた面白い笑
「今いかさました!」「バレバレだよ!」とワイワイ言いながら遊ぶのが楽しく、終始笑いっぱなしでした!笑
人気作「ごきぶりポーカー」と同じ小箱サイズ、同じ絵のタッチですが、全く別モノですね。
7歳から遊べますが、仲の良い大人同士でツッコミながら遊ぶのがおすすめ。
いかさまできるというルールで、他にない面白さがあるカードゲームです!
▽いかさまゴキブリ
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目次はこちら
いかさまゴキブリってどんなボードゲーム?
- バレなきゃいかさまOKという新感覚カードゲーム!
- 離脱性も良く、スキマ時間で遊びやすい!
- 人気作「ごきぶりポーカー」と同じタッチのイラスト!
いかさまゴキブリの評判
いかさまゴキブリ!!
この床に散らばったカード!!笑 pic.twitter.com/y6okFquAFp— 静岡ボードゲーム会『ニケ!』 (@dominion_asbb) 2016年4月9日
いかさまゴキブリの結果( ◠‿◠ )#ボードゲーム pic.twitter.com/MpWbOHQWfy
— 福岡大学アナログゲーム研究会 (@analoggame_fu) 2019年2月23日
【ゴキブリポーカー】
やっぱり王道は面白い!絶対盛り上がりますね!【いかさまゴキブリ】
ゴキブリポーカーとは全然別物で、なんでもありなルールに爆笑です!あと写真はないけど【ニムト】を初プレイしました、これはシンプルでみんなでワイワイできるのがいいですね! pic.twitter.com/5U08z199yT
— 井澤美香子-みけ- (@izawamikako) 2018年11月13日
いかさまゴキブリはこんな人におすすめ!
- いかさまが得意な人
- 人を欺くのが得意な人
- 一度に2つ以上のことができる人
- 虫が苦手な人
- マジシャン
▽なんて書いてあるかわかりませんが、いかさまできるカードゲーム!みたいなことが書いてあると思います。笑
いかさまゴキブリの詳細データ
ゲームで絶対してはいけないことを合法的ルールとして行うことのできるゲームです。
不正に慣れない人はドキドキします。
(Amazonより)
- 作品名:いかさまゴキブリ(英語:Mogel Motte)
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デザイナー:Drei Magier / Emely & Lukas Brand
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メーカー:メビウスゲームズ(日本語版)
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ジャンル:ワイワイ&パーティー系/スピード&反射神経系
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プレイ人数:3~5人
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プレイ時間:15~25分
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対象年齢:7歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
いかさまゴキブリの目的(概要)
ゲームでいかさまをすることは禁止されています。
でも、このゲームはそうではありません。
うまくいかさまして、賢くカードを捨て、1番早くすべてのカードを捨てることを目的とします。
内容物確認
- アクションカード:20枚(クモ、カ、ゴキブリ、アリが各5枚)
- 数字カード:43枚
- サギ師のガ:8枚
- 警備虫:1枚
▽内容物一覧。「ごきぶりポーカー」と絵のタッチが似ていますね。
▽アクションカード。絶妙に憎たらしい顔。笑
▽数字カード。光に集まる例の虫ですね。
▽サギ師のガのカード。このカードはなかなか厄介です。
▽警備虫。正義感が強そう。
いかさまゴキブリの準備
- 最も年長のプレイヤーが、警備虫を受け取り自分の前に表向きにして置きます。
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残りのカードをよく混ぜ、各プレイヤーに8枚ずつ裏向きで配ります。配られたカードは手札として持ち、残りのカードは裏向きのままテーブルの中央に山にして置きます。そして、山札の1番上のカードをめくり、表向きにして山札のとなり(捨て札の山)に置きます。
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これがアクションカードだった場合、アクションは実行されません。数字のみ適用されます。
▽最初は年長のプレイヤーが警備虫を受け取ります。
▽手札カードとして8枚づつ配ります。
▽最初の1枚を山札からめくります。
いかさまゴキブリのルール(ゲームの流れ)
- 時計回りの順番で行動を行います。警備虫を持っているプレイヤーから始めます。
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手番(自分の番)になったら、手札のカードを1枚出し、山札の隣のカード山(捨て札の山)に表向きに置きます。そして、次のプレイヤーの手番になります。この時以下のルールが適用されます。
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手札から出すカードは、「捨て札の山の1番上のカードの数字より1大きいか、1小さい数字のカード」でなければなりません。
例:捨て札の山の1番上のカードが2の場合、出せるカードは1か3です。 -
1と5は例外です。1の上には2もしくは5を出すことができ、5の上には4もしくは1を出すことができます。
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プレイできるカードを持ってない場合には、山札からカードを1枚引きます。そして次のプレイヤーの手番になります。
▽場に出ているカードの「1大きい数字」か「1小さい数字」のカードを出すことができます。
いかさま
個別のカードを(サギ師のガでも、アクションカードでも、数字カードでも)例えばテーブルの下に捨てたり、うしろに投げたり、服の下に隠したりしてもうまく消すことができます。
何をしても良いのです。
しかし、いかさまにも一定のルールがあります。
- 手札のカードは常にテーブルの上になければなりません。
- 一度に2枚以上のカード結を消してはなりません。
- いかさまが告発されたら、その処理が終わるまでいかさまを行うことができません。
- 手札の最後のカードをいかさまで消すことはできません。
警備虫
このカードを置いていればそのラウンドの見張り人となります。
あなたはごく普通にゲームに参加し、しかし他のプレイヤーに注意を払わなければなりません。
彼らはひそかにカードを消そうとします。
あなたは見張り人として常に正直にプレイしなければならず、いかさまをすることができません。
もし、他のプレイヤーがいかさまをしているの見つけたら「つかまえた!」と叫びます。
捕まった
警備虫を持っているプレイヤーにあなたのいかさまが捕まったら、ゲームは一時的に中断します。
告発が正しい場合、直ちにあなたは隠そうとしたカードを手札に戻します。
さらに警備虫のプレイヤーから手札を1枚受け取ります。ここからはあなたが新たな警備虫になります。
告発が誤っていた場合、警備虫のプレイヤーは山札からカードを1枚引きます。
引き続き警備虫の役割を続けます。
他のプレイヤーのいかさまを密告することはできません。
サギ師のガ
サギ師のガは通常通りに捨て札の山にプレイすることもできませんし、他のプレイヤーに渡すこともできません。
このカードをなくすためにはうまくいかさまをするしかないのです。
例外:警備虫のプレイヤーだけは、このカードを通常通りに捨てることができます。
ヒント:サギ師のガは良いタイミングでなくすようにしましょう。
アクションカード
カードをプレイするときのルールに従ってプレイします。
- クモ:クモをプレイしたプレイヤーは直ちに手札のカード1枚(サギ師のガを除く)を他の人のプレイヤーに渡します。
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カ:カがプレイされたら、手番プレイヤーを除く全てのプレイヤーは平手でカのカードを叩きます。最も遅いプレイヤーが他のプレイヤー全員からカード1枚受け取ります。(サギ師のガは出すことができません。)
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アリ:アリがプレイされたら手番プレイヤーを除く全てのプレイヤーは山札からカードを1枚ずつ引きます。
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ゴキブリ:ゴキブリがプレイされたら全てのプレイヤーが同時に同じ数字のカードをその上に出そうとします。最も早いプレイヤーだけがそのカードを山の上に出すことができます。
ゲームはそのカードを出したプレイヤーの左隣のプレイヤーから続けます。どのプレイヤーもカードを出さなければ通常通りにゲームプレイを続けます。
山札のカードがなくなったらプレイされたカードの山を8日まで新山札を作ります
▽クモのカード。手札のカード1枚を他の人のプレイヤーに渡します。
▽カのカード。手番プレイヤーを除く全てのプレイヤーは平手でカのカードを叩きます。
▽アリのカード。全てのプレイヤーは山札からカードを1枚ずつ引きます。
▽全てのプレイヤーが同時に同じ数字のカードを出します。
ラウンドの終了
手札のカードを全てなくしたプレイヤーがいればラウンド終了となります。
【ラウンドの得点】
手札に残った数字カードは1枚につき−1ポイントになります。アクションカードは−5ポイント、サギ師のガは−10ポイントです。
次のラウンドは、前のラウンドで最後に警備虫だったプレイヤーの左隣のプレイヤーから始めます。
ゲームの終了と勝敗
プレイ人数分のラウンドを行います。
マイナスポイントの合計の最も少ないプレイヤーが勝者になります。
▽いかさまゴキブリのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
いかさまゴキブリのおすすめポイント
バレなきゃいかさまOKという新感覚カードゲーム!
「いかさまゴキブリ」は手札のカードを無くしていくカードゲームです。
これだけ聞くと、UNOなどのカードゲームと何が違うの?と思うかもしれませんが、このいかさまゴキブリは画期的なルールがあります。
それはゲームの名前の通り「いかさましてOK」というルール。
人の目を盗んでポケットに隠したり、床に捨てたりしても良いのです。
そしてどんどん手札を減らしてゼロにした人が勝利です。
プレイヤーの中には「警備虫」といういかさまをしていないか見張る役割もいるので、うまくバレないようにしましょう。
見つかった人が次の警備虫になります。
ゲーム中に特殊効果があるカードが出されたら、他のプレイヤーにカードを渡すなど対応しなければなりません。
シンプルなルールながら、実際にプレイしてみるとなかなか忙しいゲームですね。
「今いかさました!」「隠したのわからなかった?」とツッコミ合いが楽しいです!
そのドタバタ感がこのゲームの面白さになっていますね!
いかさまができるので駆け引き等は関係ありません。笑
初対面同士よりも、気心しれた仲間でワイワイ言いながら遊ぶのがおすすめです。
離脱性も良く、スキマ時間で遊びやすい!
プレイ人数は3〜5人。
人数は多いほうがいかさまがしやすくて面白いです。笑
プレイ時間は15〜25分程度。離脱性も高く、時間調整もしやすいのでちょっとしたスキマ時間でも遊べます。
対象年齢は7歳以上。
ルールは簡単なので子供でも遊べますが、個人的には大人同士が遊んだほうが面白いと思います。
いかさまOKというゲームシステムは大人のほうが新鮮に感じますね。
人気作「ごきぶりポーカー」と同じタッチのイラスト!
カードデザインはこちらも人気作のごきぶりポーカーと同じタッチのイラストですね。
(もちろんゲーム内容は全く違います。)
サイズは小箱サイズで持ち運びがしやすいです。
価格は1800円程度(Amazon)と安いです。
日本語版はありませんが、販売元であるメビウスゲームズの日本語訳説明書が入っています。
東急ハンズ等では見かけませんが、一般的なボードゲームショップで購入できます。
▽いかさまゴキブリ
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