ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回はハラハラドキドキのサイコロ系ボードゲーム「キャントストップ」をレビューします!
チキンレース(度胸試し)の要素があるボードゲームで、「進む」か「止まる」かの選択が勝負の分かれ目になります。
止まる場合はマーカーを置いて手番を次の人へ回し、進む場合は連続でサイコロを振りガンガン進む事も可能!
サイコロの出目の運が良ければ一気に進み逆転することもできます。
30年以上前に発売されてから長く人気が続くボードゲームですが、今遊んでも十分楽しいですね!
様々なバージョンが出ていますが、今回は2016年に日本のニューゲームズオーダーさんから発売されたバージョンを遊んだのでレビューします。
目次はこちら
キャントストップってどんなボードゲーム?
- 「進む」か「止まる」かの判断が勝負の分かれ目!ドキドキのサイコロ系ボードゲーム!
- 子供から大人まで楽しめるシンプルなルールのチキンレース!
- おしゃれでモダンなコンポーネント・デザイン!
キャントストップの評判
【キャントストップ】
4つのサイコロの組み合わせで2つの数字を作り、「行けるところまで行く」というチキンレース。確率論だけでは勝てませんが、無謀な挑戦は命取りになりますw#はまりばカフェ #ボードゲーム #ボードゲームカフェ #横浜 pic.twitter.com/XO5yWM87RT— 横浜はまりばカフェ[ボードゲーム] (@hamariba) 2017年6月5日
開店と同時に3人のお客様にご来店頂いてます。
キャントストップ!
四つのダイスを振って二つの和を作り、そのマスを進められます。
手番中何度でも振っても構いませんが、自分の進めてる所の数字が作れないとバーストしてしまいます。 pic.twitter.com/wTQluqCmnK— santas@三重県津市のボドゲスペース (@santas_tsu) 2017年6月29日
このゲームについているのはこの白いポーンだけなのですが、ゲームマーケットでキャントストップともう1つ別のゲームを買うとおまけで貰える駒がランナーの駒だったのです。
ルールも簡単でとても盛り上がるゲームですのでもし機会があれば遊んでみてください! pic.twitter.com/5YZwgCXI7p— ムラ (@mura_bg) 2017年6月12日
キャントストップはこんな人におすすめ!
- サイコロを使ったボードゲームが好きな人
- チキンレース(度胸試し)が強い人
- パーティー系のボードゲームが欲しい人
- 子供と一緒に家族で遊べるゲームが欲しい人
- 猪突猛進タイプの人
キャントストップの詳細データ
ゲーム盤には、2-12の番号が振られた「列」が全部で11本用意されています。プレイヤーはこの11の列を取り合います。
あなたの目的は、他の誰より早く3つの列を「勝ち取る」ことです。
列を勝ち取るため、まずは4つサイコロを振り、これを2個ずつ2組に分けて、各組の目を足しあわせます。すると2-12の数字がふたつできますので、ゲーム盤上、数字に対応する列のところに白い三角コーン (「ランナー」と呼びます)を置きます。
一度の手番の間にサイコロは何回でも振り続けられます。振り直すたびに4個のサイコロを2個ずつに分けて2-12の数字を2つ作り、対応する数字の列にランナーを置くか、すでにランナーが置いてある列なら、そのランナーを一歩上に進めるかします。
これを続けてランナーが列のゴールまで(他のプレイヤーよりも早く)たどり着いたら、その列を勝ち取ったことになります。
ですがご注意を、ランナーは3個しかないので、調子に乗って振り続けていると、そのうち変な目を振ってしまって「ゲーム盤に置いたどの列のランナーも進められないし、といって新しく置くためのランナーも無い」ということになります。
こうなってしまったら手番はおしまい、せっかく進めたランナーもすべて元の位置に戻されてしまいます。
(Amazonより)
作品名:キャントストップ(英語:Can’t Stop)
デザイナー:シド・サクソン(代表作:アクワイアなど)
メーカー:ニューゲームズオーダー(日本語版)
ジャンル:ワイワイ&パーティー系/サイコロ系/すごろく系
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30分
対象年齢:9才~大人
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
受賞歴:ドイツ 1988年ゲーム大賞候補
キャントストップのルール(遊び方)
勝利条件:2から12までのルートの内、一番先に3つゴールした人の勝利です。
- それぞれのプレイヤーに各色のマーカーを配布します。
- スタートプレイヤーから4つのサイコロを振ります。
- 出たサイコロの出目を確認し、好きな2つの組み合わせを作りそれぞれ合計します。例えば「3、4、4、6」の場合、「3と4を合計して7」「4と6を合計して10」となります。今回は7と10という組み合わせを選んだので、7のルートと10のルートに白いコマを置き進めます。
- ここからさらに「ストップする」か「サイコロを振る」するか選択します。「ストップする場合は」白いコマが置いてある場所に自分の色のマーカーを置きます。「サイコロを振る」を選んだ場合は再度4つのサイコロを振り、白いコマが進める場合は進め、白いコマが進めない(組み合わせができなかった)場合はバーストし、マーカーを置くことができません。
- 手番が終了したら白いコマを全て次のプレイヤーに渡します。
- 2~5を順番に繰り返し、最初に3つのルートを制覇した人が勝利です。
※出目の確率が低い「2」や「12」はわずか3マスで頂上へ、確率が高い「7」は13マス登る必要があります。
▽サイコロの組み合わせでルートが決まるので、確率的に出やすい6、7、8は道のりが長いです。
▽終盤は混戦してきますが、サイコロの出目次第では逆転可能!
▽各プレイヤーが持つ木製のマーカー。登山で例えるとベースキャンプと考えるとわかりやすい。
▽木製のサイコロも手に馴染みイイ感じです。
▽バージョンは異なりますが、キャントストップのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
キャントストップのおすすめポイント
「進む」か「止まる」かの判断が勝負の分かれ目!ドキドキのサイコロ系ボードゲーム!
「キャント・ストップ」は1980年から様々なメーカーからバージョン違いが発売されるほど人気のボードゲームで、今回は日本のゲームメーカー「ニューゲームズオーダー」さんのバージョンを遊びました!
ルールはシンプルでサイコロ振り、一番早く3つのルートを登った人の勝利です。
4つのサイコロを振り、2組の組み合わせを作り登るルートを選択します。(詳しくはルール説明を参照)
確実に登る場合はサイコロを振ることをやめてマーカー(ベースキャンプ)を置いて手番を終了することもできます。
言葉で説明すると難しいですが、実際にプレイしてみるとルールはすごく簡単で、「白いコマを進めながら頂上を目指し、これ以上進めないと思ったらベースキャンプ(マーカー)を置く」というイメージですね。
一気に登りたい時は連続してサイコロを振ることもできますが、サイコロの組み合わせが無い時は「バースト」となり、前回のマーカーまで戻されます。
ここがまさに「キャント・ストップ(止まれない)」という意味で、勝負どころではマーカーをおかずに強気に連続でサイコロを振る必要がありますね。運が良ければ一気に頂上まで登りきることも可能です。
欲張って「進む」か堅実に「止まる」かがドキドキ・ハラハラするポイントですが、うまく成功した時はテンションが上がります!
他のプレイヤーの手番の時は「もっと行けー!」と煽ることも盛り上がりに欠かせません。(笑)
先にゴールしたルートは他の人は登れないので、どの山を登るかルート選択も重要。
他の人が登っていないルートや出目の確率が少ない「2」(1・1の組み合わせ)や「12」(6・6の組み合わせ)をあえて狙うなどの判断も必要ですね。
サイコロを使うので運の要素が強いゲームですが、数字の足し算や確率を考える必要もあるので小学生から遊べます。1ゲーム30分程度なので集中力が続かない子供でも楽しめますね。
サイコロを振るというアクション自体がワクワクするので、難しいことを考えずにお酒を飲みながら楽しむパーティー系のボードゲームとしてもおすすめです!
おしゃれでモダンなコンポーネント・デザイン!
キャント・ストップは様々なメーカーから発売されていますが、ニューゲームズオーダー(日本)のバージョンはモダンな雰囲気でおしゃれです!
木製のマーカーやサイコロも手に馴染み非常に良いです。
箱のサイズはさほど大きくなく(小箱サイズと中箱サイズの間くらい?)、重量も軽いので持ち運びも便利です。
現在はたまにボードゲームショップで見かけるくらいなので、通販の方が購入しやすいですね。
サイコロ系のボードゲームは様々ありますが、長く遊ばれている古典的なゲームとして面白さは折り紙つき。
家族とでも友達とでも、ボードゲーム初心者でも気軽に遊べるので間口の広いおすすめのゲームです。
▽キャントストップ(日本語版)