ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回はアナログゲーム好きにファンが多いカードゲーム「ボーナンザ」をレビュー!
“畑に豆を植えて大きく育てて換金する”ことを目的としたカードゲームなのですが、「交渉」が大きな役割を担います。
他のプレイヤーから植える為に必要な豆を得たり、不要な豆を引き取ってもらったりする必要があるのですが、お互いの利害が一致しないとうまく豆を育てることはできません。どちらかが損をするという交渉だと勝てないんですよね。
Win-Winになるように交渉していくので、ケンカにならずほのぼの遊べて女子人気も高いようです。
交渉で会話も盛り上がりますね!
このボーナンザには他のボードゲームにはない少し変わったルールがあり最初は慣れが必要ですが、それがゲーム性をより高めてくれています。
小箱サイズで使用するものは全てカードだけなので遊びやすいのもおすすめのポイントです。
目次はこちら
ボーナンザの評判
7人ボーナンザなう(*´ω`*)コーヒー豆とかいるよ!!かわいい♪ pic.twitter.com/UUqbIwoMpA
— ものずきモノスキー@ゲムマ秋G09 (@analog_mono) 2017年1月15日
ボーナンザ: 実は初!今日は豆日和!交渉に負け続けてるので、人に信頼してもらいたくて、カードあげてたらその人がめちゃくちゃ集まっててもうぼろ負け!ビジネスみたいな取引がいっぱいになっててウケた! pic.twitter.com/kHNtprTlXu
— 菊子 / flowpiux (@flowpiux) 2016年12月18日
ボーナンザってどんなボードゲーム?
- 畑に豆を植えて大きく育てるほのぼの系交渉カードゲーム!
- お互いが得する交渉なのでギスギスせず会話も弾む!
- 使用するのはカードだけなので遊びやすい!
ボーナンザ基本データ
注意してください。配られたカードを勝手に並び替えてはいけません。
豆を畑にまいて(マメが描かれたカードを並べて)育て(同じマメのカードをたくさん並べて)収穫して(その種のマメカード全てを取って、一部をお金に換えて捨てる)儲けるゲームです。
このゲームの特徴として、配られたカードの順番を変えてはいけません。そして、手番の最初に自分の畑にマメカードを並べるときには、手札の一番手前にあるカードしか使えません。
また、自分の畑は通常2つしかなく、それぞれの畑には同じマメカードしか置けません。したがって2種類のマメカードしか扱えないのです。手番の最初には必ず1枚のマメカードは置かなければなりません。もし、自分の畑にある2種類以外のマメカードを置かなければならない場合には、既に畑にあるマメを一種類収穫しなければなりません。マメカードは、たくさん集まるほど効率よくお金になります。
そのあとやマフだからカードを2枚めくって、それと手札を、他のプレーヤーの手札と交渉によって交換することができます。
このときは、手札のどの位置にあるカードでも交渉によって交換することができます。したがって、邪魔なカードは、できれば誰かに引き取ってほしいくらいです。無償であげることもできます。
しかし、自分にとって邪魔なカードでも他のヒトにとっては必要なカードかもしれません。無償で贈与するより少しでも有利な交換条件を考えてください。相手も邪魔で困っているかもしれません。
なお、交渉によって得たカードは手札に戻すことはできません。必ず自分の畑に置いてください。したがって引き取るカードには細心の注意が必要です。不要なカードは他のマメの成長を妨げます。
交渉ゲームでありながら、決してどろどろした雰囲気にはなりません。やさしい気持ちで交渉を行えます。
そんな中でも抜け目の無い交渉を行ったヒトが勝ちます。
(メビウスゲームズHPより)
作品名:ボーナンザ(英語:Bohnanza)
デザイナー:Uwe Rosenberg
メーカー:Amigo(日本語版:メビウスゲームズ)
系統:ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/拡大再生産系
人数:3-5人
時間:45分
ルール難易度:★★☆☆☆(ルールは難しくないが最初は慣れが必要かも)
対象年齢:12歳以上
受賞歴:ドイツ 1997年ゲーム大賞候補
ドイツ 1997年アラカルト・カードゲーム賞 第1位
ボーナンザのルール(遊び方)
- 各プレイヤーに手札として6枚づつ配ります。※配られたカードの順番を並べ変えてはいけません。山札から引くなど手札を追加するときは左側から追加して、右側から使用していきます。
- 各プレイヤーはスタート時に「豆畑」を2枠持っています。(豆畑はあとで追加で購入することもできます。)
- 手札を豆畑に出すことで“畑に豆を植え”ます。又、同じ豆の種類のカードを豆畑に貯めることで“豆を育て”ます。ただし、「豆畑」1枠につき1種類の豆カードしか育てる事はできません。
- 育てた豆カードはいつでも収穫することができ、所定の数だけ畑に貯まっていれば決まった金額に換金することができます。
- 各プレイヤーは順番に山札から2枚カードを引くことができます。その際、豆カードを他の人に交換するなど自由に交渉ができます。
- ゲーム終了時に所持金が最も多いプレイヤーが勝利です。
▽ボーナンザのルール説明はこちらの動画もわかりやすいです。
ボーナンザはこんな人におすすめ!
- 交渉するボードゲームやカードゲームが好きな人
- お互いの利害を一致できる人
- ゆるく会話を楽しみながらワイワイできるゲームが好きな人
- 小箱サイズのゲームが好きな人
- 豆が好きな人
ボーナンザのおすすめポイント
会話のやりとりが楽しいほのぼの系交渉カードゲーム
ボードゲームやアナログゲーム好きにはファンの多い「ボーナンザ」。作者はウヴェ・ローゼンベルグとう有名なボードゲーム「アグリコラ」の作者でもあります。
私が初めてプレイしたきっかけは参加したボードゲーム会でボーナンザ好きの人に教えてもらいました。
最初は「とっつきにくいなー」という印象。それはこのゲームの特徴である「手札を並べ替えてはいけない」というルールに慣れる必要があるからです。カードは同じ種類や数字の大きさでうっかり並べ替えそうになるので気が抜けません。(笑)
この「手札を並べ替えてはいけない」とうにはちゃんと理由があって、“次に出すカードを限定することで豆を植えるか、誰かに引き取ってもらうかして消化しなくてはならない状況になる”からなんですね。
植える場所(豆畑)は2箇所と決まっていて、一箇所に一種類しか植えられないので必然的にジレンマが起こります。自分の畑では植えられない時に他のプレイヤーに引き取ってもらう必要があるのですが、交換する時はWin-Winになるように交渉を進めなくてはいけません。
どちらも得をする交渉なのでギスギスしない点は良いですね。この辺りがウケて女子人気も高いようです。
誰も引き取ってもらえない時もあるので、その場合は泣く泣く自分で処理しなくてはいけません。(笑)
ゆるキャラのような豆キャラクターのイラストもほのぼのしていて良いですね。
ゲームに使用するものもカードのみで小さな箱に全て収まり持ち運びにも便利です。
これもお酒を飲みながらユルく楽しめるおすすめのカードゲームです。
▽7人まで遊べるようになる拡張セット「Bohnanza. Erweiterungs-Set」。(ボーナンザ本体が必要です。単体では遊べません。)
▽二人対戦用の「Bohnanza Das Duell」もあります。