ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!
今回はチームに別れて戦う正体隠匿系推理ボードゲーム「ブラッドバウンド」をレビュー!
「野獣の氏族」または「薔薇の氏族」に別れてお互いを絶滅させようと戦い、相手チームのリーダーを倒した方の勝利です。
箱のデザインが怖いせいか知名度が低い気がしますが、人狼ゲーム好きはもちろん、正体隠匿系のゲームが苦手な人にも遊びやすいゲームシステムになっているので、人数が集まった時にはぜひおすすめしたいゲームの一つですね!
1ゲーム30分程度なので、手軽に推理ゲームを楽しめる事ができます。
推理によって相手の正体が少しづつわかってきた時はワクワクします!
キャラクターカードやナイフの形をした手番マーカーも世界観を醸し出しているので、ダークな雰囲気をみんなで楽しみましょう!
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ブラッドバウンドの評判
人数が揃ったところでブラッドバウンドを8人で。途中脱落のない正体隠匿系のゲーム。相変わらず使い勝手が良い。 pic.twitter.com/WEKhrFyZr5
— laosi_laosi (@Laosi_Laosi) 2017年1月7日
ブラッドバウンド 2回目 11人 役割がたくさん出てくる正体隠匿ゲーはちょっと苦手。どの役割がどうすべきかが一向に分からない。しかし苦手ながらもゲーム自体は、よく出来てると思った。人狼成分多めが好きな方にオススメ。 pic.twitter.com/U8UT3jbBt9
— あ~さん??積みゲー王 (@TsunehiroK) 2016年12月24日
ブラッドバウンドってどんなボードゲーム?
- チームに別れてワイワイ楽しむ正体隠匿系推理ゲーム!
- 人狼ゲームやシャドウハンターズが好きな人にはおすすめ!
- 会話よりもアクションが重要になるので、ウソを付いたり人狼ゲームが苦手な人も楽しめる!
▽ナイフトークン(手番マーカー)。これで怪しい人をグサッと刺すゲームです。(笑)
▽基本的に必要なものはこれ↓とキャラクターカードのみ。真ん中の数字は地位トークンで殺されたら除外されます。
ブラッドバウンド基本データ
このゲームは、徐ーに明らかになる情報をもとに相手の正体を論理的に推理するゲームだ。
プレイヤーは敵対する2つのヴァンパイアチームのどちらかに属しており、敵対チームのボスを倒すことがゲームの目的である。
ゲームの最初にランダムで配られるキャラクターカードには、自分の地位を示す数字と、自分の地位についての手がかりのマークが記されている。それぞれのチームごとに地位の数字がもっとも小さいプレイヤーがボスとなるため、誰がボスなのかわからない状態でゲームは開始される。
また、他のプレイヤーの誰が味方チームで誰が敵チームかもほとんどわからないため、ゲームを進めながら正体を推理する必要がある。
プレイ自体はシンプルで、他のプレイヤーを刺すか、他のプレイヤーにナイフを渡すだけ。
刺されたプレイヤーは、傷を負い自分の正体を明かす手がかりを1つ公開しなければならない。
また、本来刺されるはずのプレイヤーをかばい代わりに傷を負うことも可能となっている。
公開される情報をもとに、誰が敵で誰が味方なのか、そしてボスが誰なのか本格的な推理を楽しめるのがこのゲームの面白い点である。
正体を推理しながら誰を刺し、誰をかばっていくのか。プレイヤー同士の濃厚な推理と駆け引きが楽しめる「人狼」系ゲームとなっている。
(Amazon.co.jpより)
作品名:ブラッドバウンド(英語:Blood Bound)
デザイナー:Kalle Krenzer
メーカー:アークライトゲームズ(日本語版)
系統:人狼・正体隠匿系/推理系/協力系/ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/ブラフ系/チーム戦&協力系
人数:6~12人
時間:30分
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
対象年齢:14歳以上
受賞歴:2014年ドイツ年間ボードゲーム大賞エキスパート部門推奨リスト
2014年オーストリアゲーム賞フレンドヒット部門推奨リスト
ブラッドバウンドのルール(遊び方)
- キャラクターカードを一枚ずつ配り、「野獣チーム」または「薔薇チーム」に別れます。当然お互いに誰がどのチームかわかりません。
- 自分の左隣のプレイヤーに、“役割&能力カードを重ねて”カード右下の「チーム(陣営)手がかりアイコンのみ」を見せます。
- スタートプレイヤーからナイフトークン(=手番マーカー)を持ち、「他プレイヤーに攻撃する」もしくは「パスをして次の人にナイフを渡す」か選びます。
- 攻撃されたプレイヤーはライフを1失い、少しづつ正体がわかってきます。(最初は全員4ライフ持っています。)
- 各キャラクターにはそれぞれ特殊能力があり使用することもできます。
- 上記を繰り返し相手チームのリーダーを倒した方のチームの勝利です。(チームのリーダーは各チームで地位番号が一番小さい人)
キャラクターはランダムで配られるので、終盤まで誰がチームのリーダーかわかりません。推理してあぶり出していきましょう!
▽役割&能力カード。キャラクターにかぶせる事で、右下の開いている所からチーム(陣営)手がかりアイコンのみを左隣の人に見せる事ができます。
▽キャラクターカード。写真のハーレクインは右下の手がかりアイコンが赤陣営ですが、実際に左隣上のチームアイコンは青陣営なので、役割&能力カードを被せて隣りの人に見せた時に騙すことができます。ちなみに地位番号は右上に書いてある3。
▽キャラクターによっては特殊能力を使用できるキャラクターもいます。
▽ブラッドバウンドのルール説明はこちらの動画もわかりやすいです。
ブラッドバウンドはこんな人におすすめ!
- 人狼や招待隠匿系のゲームが好きな人
- チーム戦や協力型ゲームが好きな人
- 大人数でワイワイガヤガヤ楽しむのが好きな人
- 人を騙すのが得意な人
- ホラーな世界観が好きな人
ブラッドバウンドのおすすめポイント
少しづつ明かされる正体を推理していくのが楽しい!チーム型正体隠匿系ボードゲーム!
「ブラッドバウンド」は人狼ゲームやボードゲーム好きにファンが多いゲームですが、イマイチ知名度が低い気がします。
その理由は箱のデザインが少し怖い雰囲気だからですかね。(汗)
実際にプレイしてみると、正体隠匿系の面白さと正体を見つけていく推理ゲームの快感のバランスが上手く取れている良いゲームです。
攻撃しながら少しづつ明かされる正体を推理してわかった時は気持ちが良いですね。
敵だと思って攻撃していた人が実は仲間だったという事もありますが。(笑)
プレイ時間が30分程度というのも遊びやすいので、何度も繰り返し遊ぶことができます。
実はこのブラッドバウンドは嘘をついたりするのが苦手な人や、人狼ゲームが苦手という人にもとても遊びやすいゲームシステムになっています。
人狼ゲームは会話の中でウソをつかないと勝てないですが、基本的にこのゲームで行うことは「ナイフで誰かを攻撃する」か「パスをして誰かにナイフを渡す」しかありません。
ウソを付かなくても相手チームのリーダーだと思う人を攻撃すれば良いのです。
又、味方だと思う人が攻撃された時に身代わりとしてかばったりもできるので、チームとして協力しながら戦う事ができます。
プレイ人数が6人~と少人数では遊びにくいかもしれませんが、ボードゲーム会や友人達と集まる時に全員で遊べるので一つあればとても使い勝手が良いですね。
箱のサイズも中箱サイズ(街コロ)よりも少し小さいくらいで持っていきやすいです。このサイズにしては値段も安めでお得ですね。
デザインがホラーテイストなので怖いと思う人もいるかもしれませんが、「刺してやるー!」「俺は同じチームだよ!」とワイワイしながら楽しむのがおすすめですね。
ちなみにデザインはB級映画テイストあふれる(?)綺麗な絵柄なので、ブラックな世界観にどっぷりと浸りながら遊びましょう。