YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は会話が楽しい謎解きカードゲーム「ブラックストーリーズ」をレビューします!
「ブラックストーリーズ」は出題者がカードに書かれた問題文(事件)を読み上げ、回答者が正解を答えるというカードゲームです。
回答者は正解を導くために出題者に質問をする事ができるのですが、その質問は「はい」か「いいえ」で答えられるものに限ります。
「道具は使いますか?」「気温は関係しますか?」などですね。
こういった質問に対し、出題者は「はい」か「いいえ」で答え、これらのヒントを元に回答者は謎を解いていきます。
正解がわかった時は謎解きゲームのような爽快感がありますね!
みんなでワイワイ言いながら遊べるので、会話が自然と盛り上がります。
注意点としてはブラックユーモアが含まれているので、小さな子ども向けではありません。(対象年齢は12歳以上)
イラストもポップさもありますが、ブラックで少し怖い雰囲気です。
大人同士でお酒を飲みながら遊ぶカードゲームとしておすすめです。
▽ブラックストーリーズ
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▽ブラックストーリーズ2 鳥肌の立つ“黒い”物語
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▽ブラックストーリーズ ファニーデス
目次はこちら
ブラックストーリーズってどんなボードゲーム?
- なぜそうなった?!会話が楽しい謎解きカードゲーム!
- プレイ時間も人数も対応しやすく遊びやすい!
- 恐ろしく怪しい雰囲気のカードデザイン。
ブラックストーリーズの評判
こんにちはヘクスインゲームズです。
今日ご紹介するボードゲームは、ブラックストーリーズ です。
実際に起きた怪奇な事件。
現実は小説より奇なり!!親番の人がストーリーテーラーになって、はい か いいえで事件の真相に迫ります。#ヘクス紹介 pic.twitter.com/cbGKsdlVXO
— ヘクス・イン・ゲームズ (@hexingames) 2018年3月15日
【本日発売!】
『ブラックストーリーズ ファニー・ファニー・ファニーデス:本当にあったとっぴで滑稽な50の新たな“黒い”物語』
1枚のカードに記されたイラストと不思議な事件をみんなで話し合って解き明かす、大人気コミュニケーションゲーム『ブラックストーリーズ』シリーズの最新作です! pic.twitter.com/0KIVTUSJs9— グループSNE (@GroupSNE) 2017年7月13日
今日発売らしいので早速買ってきた、ブラックストーリーズのファニーデスエディション。実話ベースらしい。 pic.twitter.com/uvfsiLNyoQ
— 阿曽山大噴火 (@asozan_daifunka) 2015年4月11日
ブラックストーリーズはこんな人におすすめ!
- 謎解きゲームが好きな人。
- 想像力が高い人。
- 推理小説が好きな人。
- コナンや金田一少年にあこがれている人。
- ブラックユーモアが好きな人。
▽実際にあった事件をモチーフにした謎解きカードゲーム!
ブラックストーリーズの詳細データ
大好評のコミュニケーション推理ゲーム「ブラックストーリーズ」シリーズ。
「ブラックストーリーズ」に実話がベースの奇妙な物語ばかりで構成された特別版、その名も『ファニーデス』が日本語版で登場。
出題者と解答者にわかれて、Yes/No形式の質問を重ね、謎の真相を解き明かすのがこのゲームの目的。
信じがたい、しかし事実に基づいた恐ろしい物語の数々を、あなたの推理で、みんなの協力で、解き明かそう!
(Amazonより)
- 作品名:ブラックストーリーズ(英語:Black Stories)
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デザイナー:コリンナ・ハルダー、イェンス・シューマッハ
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メーカー:コザイク(日本語版)
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ジャンル:推理・思考系/ワイワイ&パーティー系
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プレイ人数:2人~
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プレイ時間:2~222分
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対象年齢:12歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
ブラックストーリーズの目的(概要)
ブラックストーリーズとは?
ブラックストーリーズとは、不可思議でゾッとするブラックな謎の数々です。
謎を解くには「はい/いいえ」で答えられる質問をするしかありません。
ときには2、3の質問で正しい答えの見当をつけられるかもしれません。
しかし、簡単な物語だと思ってもさんざん苦労させられることもあるでしょう。
近年、ブラックストーリーズの人気が高まっています。
これらの物語のための言葉もあります。
「論理パズル」「水平思考型なぞなぞ」「ミステリーズ」「謎物語」。
ここに集められたブラックストーリーズはそうした中でも“ブラック”であることが保証されたものです。
“ファニーデス“とは?
これはブラックストーリーズの特別版の1つです。
まさに奇怪で不気味な、そのくせ本当に起きた信じられない物語の数々です。
馬鹿げているように聞こえるかもしれませんが、事件そのものが謎とも言えるでしょう。
不注意のまま行われたスタント行為や哀れにも失敗した肝試しなど、愚かだったのか不運だったのかはわからないものの実際に起きてしまった数々の事件。
それらの実話を綿密に調査した上で収集し、ブラックストーリーズ風に体裁を整えました。
信じられないような驚きとぞっとする感覚を保証します!
ここで、作者と出版社はこうした悲劇的な事故をからかうつもりは全くないことを強調させてください。ほとんどの事件においては自業自得のせいで人が死んでおり、むしろ悪例として警告したいと考えています。
(「ブラックストーリーズ」説明書より)
内容物確認
カード:50枚
▽内容物。表面は問題、裏面が解答が書かれています。
▽イラストはどれも恐ろしく、印象的な雰囲気ですね。
ブラックストーリーズのルール(ゲームの流れ)
最も楽しい遊び方は、友人達と一緒に謎を解き明かすことです。
1人がリドルマスター(出題者)になってください。
リドルマスターは謎の解答をあらかじめ知っておき、すべての質問に答える役割になります。
まずリドルマスターはカード1枚を山から引いて表(タイトルの書かれている側)を回答者に読み上げて尋ねてください。「何が起きたのでしょう」と。
リトルマスターはカード裏に書かれた真相を声に出さずに読んでください。
ここに書いてある真相をもとに質問に答えていくことになります。
回答者は質問をしてください。
質問は「はい」か「いいえ」で答えられる形で行わなくてはなりません。
根気強く巧みに質問していくことで、ゆっくりとではありますが事件の真相が見えてくるでしょう。
もちろん、回答者は闇の中を手探りで探し回るかのような状態から質問を始めなければならないことも多々ありますが。
「はい」か「いいえ」で答えられないような質問の場合
例えば男の事は解答に関係しないのに、「その男は背が高かったですか?」と質問された場合、リドルマスターはその回答者に真相と無関係であることを示してあげましょう。
「わからない」や「無関係である」などと答えてください。
「はい」か「いいえ」で答えられる質問であっても、質問の前提がずれていた場合
例えば「その人が背が高かったですか?」と言う質問が、人間ではなく動物に対してされた場合、リドルマスターは回答者に対して、質問が誤った前提であることを指摘してあげて下さい。
解答を誤誘導するような質問だった場合
例えば「男は教会の前にいましたか?」と質問されます。
この質問に「はい」か「いいえ」で答えられ、前提が違わないとします。
しかし、それが重要でない場合、この質問への解答は回答者を誤った真相に導くことになるかもしれません。
もちろん、それを判断するのは難しいですし、ときにはあえて教えないまま、やりとりを続けるのも楽しいでしょう。
初心者を相手にする時や、あなたが寛容なリドルマスターであるなら、こうした際、その質問が的外れであることを指摘してあげて下さい。
リトルマスターが常に正しいということを覚えておいてください。
回答者によってなるほどと思うような別の真相が推理されたとしても、リドルマスターが違うと言えば違うのです。
ここではカード裏に正しい書いてある真相こそが唯一の正しい答えなのです。
▽ブラックストーリーズのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
ブラックストーリーズの遊び方例
ここからは実際にブラックストーリーズを遊ぶ流れを説明します。
今回は4人でプレイしました。
※今回は1枚だけ解答も載せていますので、ネタバレしたくない方はスルーしてください。
▽問題。男はストレス解消に多大な時間と労力を払っていた。そして、地面の下で死んだ。
問題を読み上げたあと、回答者はいろいろと質問をしながら探っていきます。
「誰かに殺されましたか?」「いいえ」
「なにか道具は使いますか?」「はい」
このように回答者の質問に対して出題者が「はい」か「いいえ」で答えていきます。
いろいろと質問しましたがギブアップ。
答えは…
▽「風を避けるために穴を掘り中でくつろいでいたら、穴が崩れて生き埋めになった」というもの。想像力が重要なゲームです。
ブラックストーリーズのおすすめポイント
なぜそうなった?!会話が楽しい謎解きカードゲーム!
「ブラックストーリーズ」はカードに書かれた謎(お題)に対して回答者が出題者に質問をしながら謎を解き明かす推理が楽しいコミュニケーション・カードゲームです。
出題者はカードに書かれた問題を読み上げます。
回答者は出題者に質問をしながら正解を導くのですが、質問は「はい」か「いいえ」で答えられるものでなくてはいけません。
回答者は質問の答えを参考に事件の謎を解いていくのですが、正解がわかったときの快感は気持ち良いですね!
まさに気分は探偵です(笑)
他のボードゲームとはまた違ったプレイ感で、みんなで会話しながら謎を解いていくのは楽しかったです!
問題はブラックユーモアのある事件ばかりなので、どちらかと言えば大人向けですね。
プレイ時間も人数も対応しやすく遊びやすい!
プレイ人数は2人以上〜何人でも遊べます。
やはりある程度人数多めで、コミュニケーションを取りながら遊んだ方が面白いですね!
プレイ時間は1問につき5分程度でした。遊ぶ時間で問題数を調整すれば良いですね。
難しい問題もありますが、あまり引き伸ばすと間延びするので、状況を見てほどよくヒントを出しながら遊ぶと良いと思います。
対象年齢は12歳以上。
ブラックユーモアなので、子供向きではありません。
場所も取らないので、大人同士でお酒を飲みながらゆるく遊ぶゲームにおすすめです。
恐ろしく怪しい雰囲気のカードデザイン。
カードのデザインは黒を基調とした恐ろしく怪しい雰囲気です。
イラストも特徴的で、このゲームの怖さを上手く表現していますね。
サイズは小箱サイズなので手軽に遊べます。
値段は1600円程度(Amazon)と安いので購入もしやすいです。
「ブラックストーリーズ」はシリーズ作品で他にもいろいろと発売されています。
謎解きが好きな人は他のシリーズもおすすめです!
▽ブラックストーリーズ
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▽ブラックストーリーズ2 鳥肌の立つ“黒い”物語
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▽ブラックストーリーズ ファニーデス