YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は剣と魔法の世界を舞台とした大人気の王道ファンタジーTRPG「ソード・ワールド2.5」をレビューします!
ソード・ワールド2.5はクトゥルフ神話と並んで有名なTRPGの一つで、ソード・ワールドからTRPGを始めたという方も多いと思います。
キャラクターは人間、エルフ、ドワーフなどの種族と、戦士や魔法使いなどの職業を選ぶというまさに王道ロールプレイングゲーム。
キャラクターになりきり、仲間と協力してボスを倒す面白さはテレビゲームとはまた違った面白さがありますね!
設定やストーリーがわかりやすいので、TRPG初心者の方もスムーズに入り込むことができます。
公式サイトにはサンプルキャラクターのシートもあるので遊びやすいですね。
今回の2.5では新しい大陸や「フェロー」システムなどの要素もあります。
過去のソード・ワールドファンはもちろん、これから新しくTRPGを遊びたいという方も楽しめるおすすめのTRPGです!
▽ソード・ワールド2.5
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目次はこちら
ソード・ワールド2.5ってどんなTRPG?
- 剣と魔法の世界を舞台とした大人気の王道ファンタジーTRPG!
- TRPGの面白さを知るゲームとしておすすめ!
- 種族と職業を選ぶキャラクターメイキングが楽しい!
ソード・ワールド2.5の評判
前回のルティナスはソードワールド2.5で遊びました〜(*´艸`*)
みんなでキャラメイクから設定で盛り上がってGMを困らせましたwww
キャラシーは部員のふみちゃんがカワイイタビット🐰を描いていたのでパシャリ📷💕 pic.twitter.com/yQ5iRiXnw6— 大竹みゆ🌟5/1(水)デフォたん通信生放送 (@primlog) 2019年4月20日
再投稿)それぞれ月一回での開催を目指す、定例会とソードワールド2.5キャンペーン会はイオンモール熊本、蔦屋書店嘉島のハニーコーヒーさんで行います。
ハッシュタグは三年坂から変わって#蔦屋書店嘉島TRPGクラブ
とします。
キャンペーン第1回は5月17日、16時開場、17時開演で行います。 pic.twitter.com/3Wmr4iq4xt— 下弦の月@赤MT-25/予定なし (@kagetsu099) 2019年4月17日
#ふぁぼの数だけ好きなものを語っていけ見た人は道連れ⑥
『TRPG』去年まで #蔦屋書店三年坂TRPGクラブ を開催してました。
<ソード・ワールド2.5><クトゥルフ><ガーデン・オーダー>などプレイしてます。
初体験ゲームは<退魔戦記>でした。
アシュラシステムやりたいです!誰かシステム無い?お願い! pic.twitter.com/LruTtp3jhy— 三瀬 弘泰(日本SF読者クラブ会長) (@sfdaisakusen) 2019年4月23日
ソード・ワールド2.5はこんな人におすすめ!
- ソード・ワールドTRPGのファン
- 王道TRPGが好きな人
- バトル系やファンタジー系のTRPGをプレイしたい人
- TRPG未経験者の人
▽仲間とともに剣と魔法の世界を冒険するTRPG!
ソード・ワールド2.5の詳細データ
舞台は『アルフレイム大陸』へ! 新たなソード・ワールド誕生!
ソード・ワールド2.0の最新ルール&データを纏めた『2.5』ルールブックが登場! 世界観はそのままに、新たな舞台&新ルール「フェロー」も実装! 剣と魔法の冒険の世界へと旅立とう!『ソード・ワールド2.5』は、3本の剣が生み出した世界“ラクシア”を仲間と共に冒険するゲームだ。
蛮族との全面戦争を辛うじて生き延びた人々が、復興への道を歩む時代、古代文明の遺跡探索や危険な蛮族との戦いなど様々なミッションに挑む“冒険者”となり、自分だけの冒険の物語を体験しよう!
国産No.1TRPGが10年の時を経てバージョンアップ!異界へ通じる“奈落”や魔動機文明の遺跡が残る新たな舞台「アルフレイム大陸」で、ここから冒険を始めよう!
(Amazonより)
- 作品名:ソード・ワールド2.5(英語:Sword World 2.5)
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著者:北沢慶/グループSNE
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出版社:富士見書房
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ジャンル:チーム戦&協力系/ワイワイ&パーティー系/サイコロ系
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プレイ人数:3〜5人
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プレイ時間:3〜4時間
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ルール難易度:★★☆☆☆(TRPG初心者の人は経験者と一緒に遊びましょう)
ソード・ワールド2.5の目的(概要)
「ソードワールド2.5」というゲームは、タイトル通り「剣の世界」を舞台としたファンタジーRPGです。
魔法と神秘が実在し、巨万の富が眠る遺跡があり、数々の脅威や怪物が存在します。あまたの冒険が存在している世界です。
あなたはそんな神秘と危険に満ちた剣の世界を旅する冒険者となり、文字通り冒険の日々に身を投じていくことになります。
このゲームではあなた自身が主人公です。
あなたが作ったキャラクターはあなただけのものです。
そしてGMとの会話によって話は進み、世界は広がり、あなたの剣が、魔法が、勇気と知恵が、壮大な物語を織り上げてゆくのです。
さあ、冒険の世界へ旅立ちましょう!
想像力と言う無限の翼を広げて、いまこそあなただけの物語を紡ぐ時です。
ようこそ、冒険の世界へ!あなたの手で素晴らしい物語を作り上げてください!
(書籍「ソード・ワールド2.5」より)
ソード・ワールド2.5の準備
ゲームには以下のものが必要です。これは皆で集まって遊ぶことを想定していますが、オンライン環境で遊ぶオンラインセッションであればサイコロなどはツールで代用可能です。
- ルールブック:GMが必ず一冊用意してください。プレイヤーもそれぞれが一冊持っていると便利です。
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シート類のコピー:キャラクターのデータを記録するキャラクターシート(カバー裏)を人数分。必要と思えば装備が魔法のデータも抜粋し、コピーしておきましょう。
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サイコロ2個:参加者のそれぞれが六面体サイコロを2個づつ用意してください。
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筆記用具:書き直すのに便利なので、ボールペンではなく鉛筆やシャープペンシル、それに消しゴムを用意してください。
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仲間:TRPGは1人では遊べません。最低でもGM1人+プレイヤー1人以上(3〜5人がベスト)の仲間を集めましょう。
シート類はソード・ワールド2.5の公式サイトからダウンロードできるので利用しましょう。
▽カバー裏面がキャラクターシートになっています。
プレイヤーキャラクターの作り方
プレイヤーキャラクター(PC)がプレイヤーの代わりとなってラクシア世界を冒険する存在です。
彼らがいなければ、冒険を楽しむことはできません。ここでは、そのPCの作り方を説明します。
「ソードワールド2.5」のPC作成には「かんたん作成」と「じっくり作成」の2種類があります。
「かんたん作成」で作る
かんたん作成は、この後に紹介される「サンプルキャラクター」の中からPCとするものを選ぶ方法です。
サンプルキャラクターは種族、能力、技能など、キャラクターのデータの大部分が作成されており、それに少々肉付けをするだけでPCが完成します。
時間としては10分もあればよく、TRPGに慣れていないプレイヤーや、ソード・ワールド2.5で初めて遊ぶプレイヤーはこちらの方法を選ぶのが良いでしょう。
【かんたん作成の手順】
- サンプルキャラクターを選ぶ
- キャラクターシートのコピー
- プロフィールをまとめる
「じっくり作成」で作る
じっくり作成は、キャラクターの種族や能力、技能をプレイヤー自身で決定しながら作成するものです。
自由度が高く、幅広くキャラクターを作成することができます。
その分、決定しなければならないことが多く、ゲームに対する慣れが必要です。
作成時間も長くなります。30分〜1時間程度を見た方が良いでしょう。
【じっくり作成の手順】
- 白紙のキャラクターシート準備
- 種族と生まれの決定
- 能力値の決定
- 技能の習得
- 言語の習得
- 戦闘特技の習得
- アイテムの購入
- 各種数値の確認・計算と記入
- プロフィールをまとめる
行為判定について
PCたちにとって、小石を拾ったり、短い距離を走ったりすることは問題なく可能なことです。
しかし、大きな岩を巻き上げようとしたり、他の広い裂け目を飛び越えようとしたりとなれば、成功するか失敗するかは判断が難しくなります。
そういう時にサイコロを使って判定することを「行為判定」と呼びます。
PCが何かを試みようとした際、GMはその行為に判定が必要かどうかを決定します。
判定を必要とするなら適切な行為判定を指示し、プレイヤーに行わせます。
その結果によってそれが成功したか失敗したかが決まります。
戦闘について
戦闘はソードワールド2.5において以上に重要な要素です。
襲いかかってくる困難を取り払うため、PCたちが戦う場面は少なくありません。
戦闘時には、命中力判定、回避力判定、魔法行使判定など、様々な行為判定を行うことになります。
ここでは、先生たちが戦闘をするとき、どのような手順処理を行うかを記しています。
3つのエリア
「基本戦闘」では、戦場を3つのエリアに分類します。それ以外の位置取りは存在しません。
3つのエリアとは、「前線エリア」「自軍後方エリア」「敵軍後方エリア」です。
前線を挟んで、それぞれの後方位置するというイメージです。
「自軍後方エリア」「敵軍後方エリア」の意味は、立場(陣営)が異なれば当然逆転します。
この2つをまとめて「後方エリア」と呼ぶこともあります。
ソード・ワールド2.5のルール(ゲームの流れ)
セッションとはソードワールド2.5が遊ばれる1回の単位を表します。
冒険者であるキャラクターたちが1つのシナリオを初めから最後まで遊ぶことを「セッションを行う」と言います。
ここでは実際にキャラクターを活躍させる場であるセッションを進行させるときの手順やルールなどを解説します。
プレイヤーは大まかな流れを理解しておけばよいでしょう。
【セッションの流れ】
- セッションの準備
- セッションを始める
- シナリオの導入上
- シナリオ本編を進行させる
- クライマックスを演出する
- セッションの終了
シナリオ
シナリオとは物語の根幹をなすもので、話の大筋で書かれた台本のようなものです。
ソードワールド2.5を遊ぶときにはGMがシナリオを用意し、それを用いてセッションを行います。
ここではサンプルとなるシナリオを紹介します。
ソードワールド2.5の基本的なシナリオの例として、また、実際に遊んで体験するシナリオとしても適しています。
サンプルシナリオ版足を駆逐せよ
【シナリオの概要】
このシナリオは穀倉地帯の農村を襲うや蛮族の拠点を見つけ出し、これを撃退することが目的となります。
前後編の2部構成になっており、成長を挟んで連続してプレイすることができます。
前半はシンプルな蛮族退治シナリオ、後半は「奈落の魔域(シャロウアビス)」を舞台とした探索+戦闘シナリオとなっています。
【セッションの準備】
このシナリオは、初期作成のPC、3〜5人を想定してデザインされています。
それ以外の場合、敵などをGMが調整してください。
フェローについて
TRPGは一般的にGMとプレイヤーたちの会話で進んでいきます。
実際に皆で集まり、テーブルを囲んで行われる場合もありますし、インターネットを介してオンラインで遊ばれる場合もあるでしょう。
いずれにせよ、1回1回のゲームは、そのグループ内で閉じている形を前提として遊ばれてきました。
ここに紹介する「フェロー」のルールとガイダンスは、その行動からPCを解き放つものです。
グループの枠を飛び越え、キャラクターを活躍させることができます。
▽ソード・ワールド2.5のルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
ソード・ワールド2.5のおすすめポイント
剣と魔法の世界を舞台とした大人気の王道ファンタジーTRPG!
「ソード・ワールド2.5」は発売から10年を迎える剣と魔法の世界を舞台とした大人気の王道ファンタジー系TRPGです。
日本ではクトゥルフ神話TRPGと並んで有名なTRPGですね。
初めて遊んだTRPGはソード・ワールドという方も多いのではないでしょうか。
人間やエルフ、ドワーフなど、ロールプレイングゲームにはおなじみの種族や職業になりきって遊ぶことができます。
ドラゴンクエストやロード・オブ・ザ・リングが好きな人は一発でハマりますね!
ソード・ワールドは歴史と人気があるTRPGですが、「ソード・ワールド2.5」では新しい大陸や「フェロー」という新システムを楽しむことができます。
「フェロー」は簡単に言うと他の人が作ったキャラクター(パーマンで言うコピーロボット?)と一緒に冒険ができるというもの。
これは画期的なシステムですね!
人数が足りなくてもフェローキャラクターと一緒に遊べるのは助かります。
力を合わせてボスを倒す面白さを味わいましょう!
TRPGの面白さを知るゲームとしておすすめ!
「ソード・ワールド2.5」も公式サイトにサンプルキャラクターのシートがあります。
初心者の方はこれを参考にすると遊びやすいですね。
自分でキャラクターを作る場合も他のTRPGに比べるとわかりやすいと思います。
プレイ時間は3〜4時間程度なので、長すぎず平均的な時間で楽しむことができます。
ルールブック1にはサンプルシナリオがあるので、TRPG初心者の方はまずはこのシナリオで雰囲気を掴むと良いですね。
(難しいTRPGをプレイすると途端に離れてしまいます…)
これをキッカケにTRPGの面白さを知ってハマる人も増えると嬉しいです。
▽今回は王道の気分を味わいたかったので人間の戦士にしました。
▽サンプルキャラクターもプリントアウトしておくと便利です。
▽おまけで種族一覧のカードが入っていました。眺めるだけでも楽しいですね!
▽ソード・ワールド2.5
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