【ボードゲームのおすすめ・レビュー】「モンスターメーカー」~人気作品のリメイク版!30分で楽しめるRPGカードゲーム!~

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モンスターメーカー

YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!

今回は大人気カードゲームのリメイク版「モンスターメーカー」をレビューします!

オリジナル版のモンスターメーカーは1988年に発売され、コミックや小説にもなるほどの大ヒット作。

ゲーム内容はモンスターを倒しながら迷宮を進み、宝物を集めて帰還するというもの。

RPGゲームの王道ですね!これだけでワクワクします!

ゲームシステムも良く出来ていて「運」と「判断力」が重要なゲームです。

協力な仲間となるキャラクターカードを引いたり、サイコロの合計値で戦う戦闘シーンなどハラハラドキドキする場面が多いです。

また、誰にモンスターカードを置いて邪魔をするのかなどの判断力も試されます。

今回のリメイク版ではイラストなどがリニューアルされ、さらに遊びやすくなりました。

ファンタジー感溢れる雰囲気で冒険心がくすぐられます。笑

大人が童心に返ってワイワイガヤガヤ言いながら遊ぶとテンション上がります!

足し算や掛け算、サイコロの確率もよく使うので、子供と一緒に遊ぶカードゲームとしてもおすすめです!

▽モンスターメーカー

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モンスターメーカーってどんなボードゲーム?

  1. 人気作品のリメイク版!30分で楽しめるRPGカードゲーム!

  2. ファンタジー感溢れるイラストが冒険心を掻き立てる!

  3. 仲間を集めて強力なモンスターを倒し、お宝を集めて帰還しよう!

▽裏面の説明文を読んだだけでワクワクします!
モンスターメーカー

モンスターメーカーの評判

モンスターメーカーはこんな人におすすめ!

  • 短時間でワクワク感を味わいたい人

  • ドラクエなどのRPGゲームが好きな人

  • オリジナル版のモンスターメーカーが好きな人

  • 冒険心がある人

  • ファンタジーの世界感が好きな人

モンスターメーカーの詳細データ

1988年に発売され一世を風靡した、カードゲームの金字塔『モンスターメーカー』。

オリジナルの楽しさをそのままに、短時間で濃密に遊べるようリメイクされた新版が登場!!

モンスターを倒しながら財宝を集め、誰よりも早く迷宮から帰還して名声を得よう!

(Amazonより)

  • 作品名:モンスターメーカー

  • ゲームデザイン:鈴木銀一郎

  • イラスト原案:九月姫

  • イラスト:平尾リョウ ほか

  • グラフィック:出嶋勉

  • メーカー:アークライト

  • ジャンル:ワイワイ&パーティー系/サイコロ系

  • プレイ人数:2〜6人

  • プレイ時間:30分

  • 対象年齢:8歳以上

  • ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)

内容物、カード類の説明

▽内容物一覧。
モンスターメーカー

▽キャラクターカードその1。一人づつデザインが違うので個性があります!
モンスターメーカー

▽キャラクターカードその2。
モンスターメーカー

▽モンスターカード一覧。やはり戦闘値が高いモンスターは強そう!
モンスターメーカー

▽宝物カード一覧。これも一枚づつ絵柄が違うのでワクワクします!
モンスターメーカー

▽迷宮カード。数値が多いカードほど多く進めることができますが、枚数は少ないです。
モンスターメーカー

▽特殊効果のある迷宮カード。
モンスターメーカー

▽聖職者カード。地味ですがいざという時に役に立つ!
モンスターメーカー

▽往復タイルと帰還ボーナス。(往復タイルは表裏でひっくり返して使用します。)
モンスターメーカー

▽サマリーとサイコロ。サマリーは初心者に嬉しいですね。
モンスターメーカー

ゲームの準備

  1. 冒険カードを混ぜて裏向きで一人5枚づつ配ります。(残りは山札にする)
  2. 往復タイルを一人1枚づつ配ります。
  3. スタートプレイヤーをじゃんけん等で決めます。
  4. スタートプレイヤーからゲームスタートします。

▽この様に配置すると遊びやすいです。
モンスターメーカー

モンスターメーカーのルール(ゲームの流れ)

ゲームは一人づつ行い、手番が終わったら次のプレイヤーに手番が移ります。

誰かが迷宮から帰還したらゲームの終了です。

手番でできること

手番でできることは以下の4つのアクションの中から1つです。

  1. 迷宮の移動

  2. モンスターの配置

  3. モンスターとの戦闘

  4. 手札の破棄

上記のいずれかを行ったあと、「手札の調整」をして手番の終了です。

1:迷宮の移動

手札にある「迷宮カード」を1枚自分の前に出してダンジョンを進みます。

「モンスターカード」を置かれている場合は進めません。

迷宮カードの合計が100以上になると宝物庫へ到着とし、宝物カードを1枚引きます。

次は往復タイルをひっくり返して「復路」を表示し、同様に迷宮カードを出して帰還します。

2:モンスターの配置

他プレイヤーの迷宮カードの上に「モンスターカード」を1枚配置して進行の邪魔をすることができます。

(すでに別のモンスターカードが置かれている場合は置けません。)

3:モンスターとの戦闘

自分が進んでいる迷宮にモンスターが置かれている場合は“任意の枚数”のキャラクターカードを出して戦闘を行います。

キャラクターの戦闘値の合計がモンスターの戦闘値以上の場合倒すことができ、モンスターカードを取り除くことができます。

キャラクターの戦闘値の方が小さい場合はモンスターカードを取り除くことができません。

戦闘に使ったキャラクターは結果に関係なく捨て札になります。

【キャラクターカードの戦闘値の決定】

キャラクターカードの左上を確認します。

「3D+2」の場合は「サイコロを3つ振り、3つの出目の合計に+2する」という意味です。

この値がキャラクターの戦闘値になります。

複数キャラクターを使用する場合はそれぞれのキャラクターの合計値を足すことができます。

▽戦士・イレーヌの場合。「ダイスを3つ振り合計に+2」がイレーヌの戦闘値です。
モンスターメーカー

▽キャラクターとモンスターの戦闘値を比較。この場合イレーヌの勝利。
モンスターメーカー

▽キャラクターカードは複数枚使用も可能。当然勝つ確率が高くなります。
モンスターメーカー

【聖職者カードの使い方】

聖職者カードの使い方は2種あります。

  • ターンアンデッド:聖職者カードを捨ててアンデッドモンスターを倒す。

  • ヒーリング:戦闘終了後に使用。聖職者カードを捨てて戦闘で使用したキャラクターカードを1枚手札に戻す。

4:手札の破棄

任意の枚数手札を捨て札にすることができる。

捨てる枚数は0枚でもOKなので、実質的なパスとしても使用可能。

手札の調整

アクションを終えたら手札が5枚になるように山札からカードを引いて調整(補充)します。

手札の調整が終わったら次のプレイヤーに手番が移ります。

宝物カードについて

宝物カードは手札に混ぜず、伏せた状態で手元に置きます。(任意のタイミングでオープンにすることはOK)

宝物カードを持てる上限は2枚まで。3枚目を引いたら任意の宝物カードを1枚選んで捨てます。(捨て札は表向きに捨てる)

「オープン」と書かれた宝物カード

「オープン」と書かれた宝物カードは即座に表向きにします。

注意点として「オープン」と書かれた宝物カードは捨て札にすることはできません。

▽「オープン」効果がある宝物カードの例
モンスターメーカー

戦闘効果がある宝物カード

宝物カードの中には戦闘の時に使えるものもあります。

任意のタイミングでオープンにする事で効果を発揮します。(効果を発揮しても捨て札にはなりません。)

効果は宝物カード1枚につき、キャラクター1人です。(宝物カードが2枚あった場合、1人のキャラクターに効果が重複することはある。)

▽戦闘で使える宝物カードの例
モンスターメーカー

価値がランダムな宝物カード

宝物カードの中には価値がランダムに変わるものがあります。

ゲーム終了後にダイスを振り決定します。

▽価値がランダムで変わる宝物カードの例
モンスターメーカー

ゲームの終了

復路(帰り道)から戻ると無事に帰還できたことになります。

「復路(帰り道)」は「往路(進んだ道)」と同じ数必要です。

往路が110の場合、復路は110以上必要になります。(ピッタリ同じである必要はありません)

最初に帰還したプレイヤーは「帰還ボーナスタイル」が獲得できます。

残りのプレイヤーはそのままゲームを続けますが、「手札の調整」はできません。

何もアクションができない場合は「手札の破棄」をします。(ただし0枚はNG。少なくとも1枚は捨て札にする)

全員帰還するか、手札が無くなったらゲーム終了です。

勝敗の判定について

勝敗の判定は持ち帰った「宝物カード」+「帰還ボーナス」+「距離のペナルティ」の合計で判定し、点数の多いプレイヤーの勝利です。

距離のペナルティは「往路」と「復路」で進んだ距離が異なる場合、ペナルティを受けます。

  • 「往路」より「復路」が多かった場合:「多かった分の距離×2」点のペナルティとして減点

  • 「往路」より「復路」が少なかった場合:「少なかった分の距離×10」点のペナルティとして減点

宝物庫へたどり着けなかった(=復路に至っていない)プレイヤーは宝物カードの得点にかかわらず0点になります。

モンスターメーカーの遊び方(例)

▽最初は往復タイルと手札5枚を受け取りゲームスタート!
モンスターメーカー

▽迷宮カードを出しながら迷宮を進んでいきます。
モンスターメーカー

▽うわっ!モンスターを置かれた!
モンスターメーカー

▽モンスターを倒して先を急ぐ!往路の合計が100になったので宝物庫へ到着。宝物カードをゲット!
モンスターメーカー

▽確認すると価値の高い「王たちの冠」!やったね!(このカードはオープンにする必要は無いので自分だけ確認しましょう。)
モンスターメーカー

▽続いて往復タイルをひっくり返して復路スタート!無事に帰還できるか!?
モンスターメーカー

▽往路ではさらに白熱した戦いに!戦士ゼルトランで対抗だ!
モンスターメーカー

▽あと少しで帰還できるのに協力なモンスターで邪魔されるとキツイ!
モンスターメーカー

▽ロリエーンとミクのタッグでキマイラを蹴散らせ!
モンスターメーカー

モンスターを倒し無事に帰還!最後に得点計算をしてゲームの終了です!

モンスターメーカーのおすすめポイント

人気作品のリメイク版!30分で楽しめるRPGカードゲーム!

モンスターメーカーは仲間を集めながらダンジョンを進み、モンスターを倒してお宝を持ち帰るRPG風のカードゲームです。

ドラクエやファイナルファンタジーなどのPRGゲームが好きなので、この設定だけでワクワクします!

このモンスターメーカーはリメイク作品ですが、1988年に発売されたオリジナル版も爆発的な人気でした。コミックや小説、ドラマCDにもなったそうです。

ゲームシステムも秀逸で、初心者にもわかりやすい。

カードを引くことでダンジョンが進めたり仲間が増えたりするのでワクワク感があります。

モンスターとの戦闘はサイコロを降り合計値で勝負するので、ドキドキ感も味わえます。

「カードを引く」「サイコロを降る」という行為はシンプルで楽しいですね!

このモンスターメーカーは運だけではなくタイミングや戦略も重要です。

どのタイミングでカードを使うか、誰にモンスターを押し付けるか判断が試されます。

その駆け引きもこのゲームの魅力ですね!

「よっしゃー!強い仲間が増えた!」「ギリギリでモンスターを倒せた!」「おい!俺にモンスターを押し付けるな!」とワイワイ楽しむのがおすすめの遊び方です。笑

特にクライマックスに近くなるにつれて1位に近い人がモンスターを押し付けられやすくなるので、良い勝負になります。上手く切り抜けられた時は快感ですね!

これだけのゲーム内容でプレイ時間は30分程度。プレイ人数も2〜6人でとても遊びやすいです。30分で楽しめるRPGゲームです!

年齢も8歳から遊べるので子どもと一緒に家族でプレイするのもおすすめ。

特に小学生の場合は足し算の練習やサイコロの確率についても考えることができますね。

大人同士で遊ぶとつい童心に返って夢中になってしまいます。笑

ファンタジー感溢れるイラストが冒険心を掻き立てる!

今回のモンスターメーカーのイラストはオリジナル版を元に新たに書き直されています。

テレビゲームの「ファイナルファンタジー・タクティクス」の雰囲気もありファンタジー感溢れています。

正直オリジナル版はイラストが古いですよね(汗)

イラストを刷新することによって、私のように新たなファンも増えると思います。

箱のサイズは小箱ではありませんが、B5ノートくらいで持ち運びにかさばることはありません。中身はカードとサイコロなので重たくないですし。

値段は3000円程度(Amazonの場合)ですが、選択ルールもあり、何度でも遊べるので丁度良いですね。

ボードゲームショップでも見かけるので購入もしやすいです。

▽モンスターメーカー