YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は数字の大きさをイメージで伝える会話が楽しい協力型カードゲーム「ito」をレビューします!
「ito」は手元に配られたカードに書かれた数字を、お題に合わせたイメージで伝え、数字の小さい人から順番に出していく協力カードゲームです。
数字は決して口に出してはいけません。(言った時点で失敗となる)
手札のカードの数字を見て、お題に沿ったイメージで自分の数字の大小を伝えます。
例えばお題が「生き物の大きさ」なら、「私はパンダくらいの大きさ!」「ミジンコくらいの大きさ」「クジラくらい大きいよ!」と言い合います。
数字が小さいと思う人からカードを場に出していき、最後まで出せたらクリア。
ルールが簡単で誰にでも遊びやすく、お題もたくさんあるので何度繰り返し遊んでも飽きません。
お題は大人向けもあるので、お酒を飲みながら遊ぶのも良いですね!
小箱サイズなので移動もかさばりません。
イラストレーター326さんが書かれたポップなデザインも遊びやすさに一役買っています。
ボードゲーム会だけでなく、様々な場面で手軽に遊べるカードゲームです!
▽ito
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目次はこちら
itoってどんなボードゲーム?
- 数字の大きさをイメージで伝える会話が楽しい協力型カードゲーム!
- 最大10人までプレイ可能!様々なお題テーマで大人も楽しめる!
- イラストレーター326さんのイラストが盛り込まれたポップでおしゃれなデザイン!
itoの評判
ito (イト) https://t.co/ggERr3Y3Eq
8/8にitoという名のカードゲームをリリースします。カードを使った会話型の脱出ゲームです。二千円弱で一生遊べます。小学生の頃からボドゲ好きでしたが僕はこのゲームを世に出す為に30年以上ボドゲ好きだったんだと思います。326活動の集大成のような作品です! pic.twitter.com/dx4bs3pw3F— 326(ミツル)カード型脱出ゲームito発売中 (@nakamura326) August 1, 2019
先日ito(イト)を遊びました。簡単ルールでゲーム中、ゲーム終了後もトークが盛り上がるカードゲームで、コミュニケーションツールとしては最強クラスかと。カードは全てユニークイラストで、よく見るとどこかで見たことあるような人物が(笑)それを探すのも楽しいし、ルールが2つあるのもお得感。#ito pic.twitter.com/4kj8QNOeda
— 蕪木P (@kabu_0601) September 2, 2019
昨日は懇親会のあとにまたまたボードゲームを。代表の伊藤さんの名前に似ているとのことで営業の人が購入したitoというカードゲームをやったら面白かった!
簡単に言うと自分とみんなの手札の数を想像して100点に近づけるゲーム。インターン生とやると世代が違うので難易度高くなる。 pic.twitter.com/Lzly6ZIXLW— Reina // 村石怜菜 (@reinamuraishi) September 28, 2019
itoはこんな人におすすめ!
- カードゲームが好きな人
- 会話型のゲームが好きな人
- ワイワイ盛り上がりたい人
- 小箱ゲームが好きな人
- イラストレーター326さんのファン
▽箱の裏面を見ればだいたいのゲーム内容は理解できますね。
▽itoは「クモノイト」と「アカイイト」という2つのルールで楽しめます。
itoの詳細データ
価値観のズレに大笑い。『ito (イト)』は会話が楽しい協力パーティゲームです。
1〜100のカードが1人1枚ずつ配られ、「数字を口にしたらアウト!」という制限の中、みんなでテーマに沿って自分のカードの数字を表現し合います。
協力してカードを小さい順に出して全員のカードを出し切る完全協力の「クモノイト」、会話の中で足して100になりそうなペアを見つける協力と裏切りの「アカイイト」、異なる2つの遊び方で楽しむことが可能。伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
テーマについて会話をするだけのゲームなので、ボードゲームに馴染みのない人でもプレイ可能です。
(Amazonより)
- 作品名:ito
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デザイナー:326(ナカムラミツル)
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イラスト:326(ナカムラミツル)
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メーカー:アークライト(Arclight)
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ジャンル:推理・思考系/チーム戦&協力系/ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/コミュニケーション系
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プレイ人数:2〜10人
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プレイ時間:30分
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対象年齢:8歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
itoの目的(概要)
itoは「クモノイト」と「アカイイト」という2種類のゲームが遊べる会話が楽しい協力ゲームです。
クモノイトは完全協力ゲームです。
アカイイトは協力と裏切りのゲームです。
数字を口にしたらアウトと言う制限の中、みんなでテーマに沿って表現し合い、危機からの脱出を目指します。
伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
(「ito」説明書より)
内容物確認
- ナンバーカード:100枚+予備6枚
- テーマカード:50枚+予備6枚
- ライフカード:2枚
- クモノシート:1枚
- 遊び方説明書:2枚
▽内容物一覧です。
▽1枚1枚イラストが異なります。326さんのポップなイラストが良いですね!
▽お題カード。ピンクのカードは大人向けです。
▽ライフカード。ハート3からスタートして、ハートがなくなったらゲームオーバー。(裏返して使用します。)
▽クモノシート。カードを出す場になります。
▽白紙カードも入っているので、カードを紛失しても安心。新たにお題を追加することもできます。
itoの準備
itoは「クモノイト〜監獄からの脱出〜」と「アカイイト〜沈む船からの脱出」の2種類遊べます。
- クモノイト:完全協力の会話ゲーム(2〜10人用、約30分、8歳から)
- アカイイト:協力と裏切りの会話ゲーム(4〜10人用、約30分、8歳から)
今回は「クモノイト〜監獄からの脱出〜」で説明していきます。
【クモノイトの準備】
- 「ナンバーカード」をよく混ぜ、ウラ向きの山札とします。
- 山札から各人に1枚ずつで札を配ります。手札は自分だけが確認できます。
- 「テーマカード」をよく混ぜ、裏向きの山札とします。
- 「ライフカード」をライフ3の面が上になるように重ねて置きます。ライフは全員で共有します。
- 箱のふたに「クモノシート」をセットし、カードを出す「場」とします。
▽配置の一例。
itoのルール(ゲームの流れ)
今回は「クモノイト〜監獄からの脱出〜」のルールを説明していきます。
全員が仲間の完全協力ゲームです。
協力して監獄から出したりすることを目指します。
- 1〜100まで1枚ずつあるナンバーカードを各自に1枚ずつ配ります。
全員で共有するライフを3にセットし、テーマカードを使って今回の会話テーマを決めます。 - 自分のカードのナンバーを口にすると即ゲームオーバー!テーマに沿って表現してください。この会話がゲームの肝です。
- 誰でも好きなタイミングでカードを出せますが、「数字の小さい順」に出さなくてはなりません!
他のナンバーを飛び越えて大きいカードを出してしまうとダメージを受け、飛び越えたカードの枚数分、ライフを減らします。 - ライフが0になると脱出失敗となり、全員の負けです。そうなる前に、店員のカードを全て出し切れたらステージクリアです!次のステージに進み、手札が1枚増え、ライフが1回復します。
 - 3rdステージをクリアすると脱出成功となり、全員の勝ちです。
・なるべく名詞で表現するべし
・どうしても名詞が出なければ形容詞でもOK
・補足を入れるととても良い
・表現は何度変更してもOK
・複数人が同じ言葉で表現してもOK
・質問しあい、うまくニュアンスをつかむべし
▽使用するテーマ(お題)を選びます。
▽カードを一人1枚づつ配ります。
▽お互いに自分の数字を“お題に沿ったイメージ”で伝えます。(数字を言ってはいけません)
▽例え方の例その1。
▽例え方の例その2。
▽詳しくニュアンスが伝わるように言いましょう。
▽全員で話し合って小さい数字から順番に出していきましょう。
▽ライフが0になると脱出失敗!協力して脱出を目指しましょう!
ゲームの終了と勝敗
- 3rdステージをクリアした→脱出成功となり全員の勝ち。
- ライフが0になった→脱出失敗で全員負け
▽itoのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
itoの遊び方例
ここからは実際にitoを遊ぶ流れを説明します。
今回は4人でプレイしました。
▽選んだテーマは「学校にあるものの大きさ」
▽自分のカードは24。「跳び箱くらい!」
▽「サッカーボール」と答えた人が7を出す。とりあえずセーフ。
▽恐る恐る24を出す。こちらもセーフ。
▽黒板と答えた人が50を出す!セーフ!!
▽最後にプールと答えた人が84を出して1stステージクリア!これを3rdステージまで繰り返します。
▽最終結果はライフを2つ残して脱出成功!4人でも会話が盛り上がって面白かったですが、人数が多いともっと面白いと思います。
itoのおすすめポイント
数字の大きさをイメージで伝える会話が楽しい協力型カードゲーム!
itoはイラストレーターである326(ミツル)さんが考案した会話を楽しむカードゲームです。
協力型の「クモノイト」と協力と裏切りがうまく混ざった「アカイイト」という2種類のゲームが楽しめます。
(最初はクモノイトルールで遊ぶのがおすすめです!)
クモノイトは最初に一人一枚づつ“数字が書かれたカード”が配られます。
そして協力して全員で小さい数字から順番に場にカードを出すことができたら脱出成功。
しかし、このゲームの面白い所は数字は言えずにお題に合わせたイメージの大きさ(又は強さ)で数の大小を表現する所です。
例えばお題が「学校にあるもの」であれば、「私はえんぴつくらいかな」「僕は体育館くらい!」「跳び箱くらい」と自分の数字のイメージを示すもので伝えなくてはいけません。
数字は1〜100まであるので、持っているカードの数字が近い場合は難しいですね。
「その数字でその表現は違うよー!」とツッコまれることもしばしば。笑
ルールが簡単なので、アナログゲーム初心者の方でもすぐに楽しめますね!
難しく考えずに、気軽にワイワイ盛り上がって何度も遊べるカードゲームです。
最大10人までプレイ可能!様々なお題テーマで大人も楽しめる!
プレイ時間は30分程度ですが、これは3rdステージまで遊んだ場合なので、1stステージ(1ゲーム)で遊んでも十分楽しいです。
少し余った時間でも遊べるので時間調整にもピッタリです。
人数は2〜10人で、個人的には大人数で遊んだ方が盛り上がります。
人数が多いと難易度が上がりますが、ワイワイ言いながら気楽に楽しみましょう。笑
子供でも遊べますが、どちらかと言えば大人の方が楽しめるゲーム内容だと思います。
お題も大人向けのカードが入っているので、お酒を飲みながら遊ぶと間違いなしです!
イラストレーター326さんのイラストが盛り込まれたポップでおしゃれなデザイン!
デザインはイラストレーター326さんが描かれたイラストがふんだんに盛り込まれたポップで楽しいデザインです!
見た目が明るく、誰でもすんなりと遊びやすいですね!
サイズは小箱サイズで持ち運びに便利。同じく326さんがイラストを描かれた「タイムボム」も合わせて持っておくといいでしょう。笑
ボードゲームショップ等で購入することができます。
▽ito
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