YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回はガキ使でも紹介された“静かに盛り上がる”協力型カードゲーム「ザ・マインド」をレビューします!
ザ・マインドは全員で小さい数字から順番にカードを出していく協力型のカードゲームです。
協力型と言っても、会話での相談やジェスチャーで指示するなどのコミュニケーションは一切禁止。
お互いに様子を見ながら自分のタイミングでカードを場に出していきます。
外から見るととても静かですが、実際にプレイしてみると、「お前が出せ」「自分が出す」とアイコンタクトを取りながらプレイするので終始ニヤニヤしっぱなし。
特にお酒が入っていると笑いが止まりません。
もちろんクリアした時は嬉しいですが、失敗してもツッコミ合いながら笑っています!
短い時間でプレイでき、価格も安く、小箱サイズで持ち運びも便利なので使い勝手の良いカードゲームです。
▽ザ・マインド
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目次はこちら
ザ・マインドってどんなボードゲーム?
- ガキ使でも紹介された“静かに盛り上がる”協力型カードゲーム!
- 簡単なルールでちょっとした空き時間でも楽しめる!
- 小箱サイズで価格も安い!
ザ・マインドの評判
【ザ・マインド】
1500円、15分くらい。
面白いじゃないの!
話題になってた無言で行う協力ゲーム。会話もない、アイコンタクトもない。いかに仲間を理解できてるか、いかに自分を理解してもらっているかが試される!クリアしたときの達成感が大きい。
いいゲームだ。ぜひやってみて。 pic.twitter.com/PHlxLV06fo— キリやん (@makku528) December 16, 2018
この間久々にボドゲしたんやけどザ・マインドってゲームがめちゃんこ面白かった🌟
2人だからLv11まで行けたんやろけどそれでも嬉しかったし今度は4人くらいで遊んでみたい(*´◒`*) pic.twitter.com/0FCFX0K7ee— ちとせ@じゅぴた〜 (@jupiter_chitose) November 20, 2019
ガキ使で「ザ・マインド」が遊ばれたようでAmazonとメルカリで高騰中。
先週は2000円前後でしたが、5000〜7000の幅に…
購入しておいて良かったです😓 pic.twitter.com/JMUh8GDU2T— だま (@Kdama11) June 30, 2019
ザ・マインドはこんな人におすすめ!
- カードゲームが好きな人
- 協力型のゲームが好きな人
- 小箱サイズのゲームが欲しい人
- 空気が読める人
- 会話が苦手な人
ザ・マインドの詳細データ
集中力を高めて全員の心をシンクロさせる、独創的な協力型ゲームが日本語版で登場。
『ザ・マインド』は普通のゲームではありません。プレイヤーは1つのチームとして「己」に挑戦します。
プレイヤーはラウンド(レベル)ごとに指定された枚数の手札を、カードの番号が昇順になるように捨て山にプレイしていきます。
このゲームでは手番がプレイヤー間をめぐる順番が一定ではなく、「いま手札を出したい」と思ったプレイヤーが手番を行います。
そのとき、だれがいつ手番を行うかということについて相談してはなりません。
各プレイヤーが第六感を研ぎ澄まし、全員が手札を正しい順でプレイしきると見事そのレベルをクリアとなり、次のレベルへと進みます。クリアするためには手札を出す前に集中することが重要となるでしょう。
あなたが最後のレベルを乗り越えたとき、全員の心がシンクロし、その精神は至上へと達するのです。
(Amazonより)
- 作品名:ザ・マインド(英語:The Mind)
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デザイナー:Wolfgang Warsch
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メーカー:アークライト(日本語版)
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ジャンル:推理・思考系/チーム戦&協力系
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プレイ人数:2〜4人
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プレイ時間:20分
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対象年齢:8歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
ザ・マインドの目的(概要)
プレイヤー同士の空気を読みながらカードを順番に出していく協力型のカードゲーム。
カードは小さい数字から出さなくてはいけません。
その際、声を出したりジェスチャー等をすることもNGです。
カードを順番に出すことを失敗したらライフ(全員で共有)が減ります。
全プレイヤーの配られた手札をすべて出し切ることができればクリアです。
内容物確認
- 数字カード:100枚
- レベルカード:12枚
- ライフカード:5枚
- 手裏剣カード:3枚
- ルールシート:1枚
▽内容物一覧。
▽数字カード。1〜100までの数字が一枚づつあります。
▽レベルカード。Level1〜12まであります。右下に書かれたカードはクリアした時にもらえる報酬。
▽ライフカード。失敗すると1枚失います。
▽手裏剣カード。なぜ手裏剣?
ザ・マインドの準備
- 人数に応じて、レベルカード、ライフカード、手裏剣カードを準備します。(各カードの枚数については下記参照)
レベルカードはレベル1を一番上になるように置きます。 - 数字カードをよく切り、各プレイヤー1枚づつ配ります。(最初はレベル1なので1枚)
【プレイ人数と初期のカード枚数について】
2人の場合:レベルカード1〜12、ライフカード2枚、手裏剣カード1枚
3人の場合:レベルカード1〜10、ライフカード3枚、手裏剣カード1枚
4人の場合:レベルカード1〜8、ライフカード4枚、手裏剣カード1枚
▽4人プレイ時の配置。
▽数字カードを1人1枚配ります。
ザ・マインドのルール(ゲームの流れ)
全員で協力して小さい数字から順番に場に出していくゲームです。
会話や相談、ジェスチャー等は禁止です。
- 各プレイヤーが自分の判断で全員の中で一番小さい数字と思ったら場にカードを出します。
※その際、会話やジェスチャー等で数字を示すなど意思疎通を図ってはいけません。 - カードを出す時は「1枚づつ」出さなくてはいけません。(自分が連番を2枚以上持っていても1枚づつ出します)
- 持っている手札より大きい数字が出されたら一時中断します。出せなかったカードを公開し、1枚ライフカードを失います。
(出せなかったカードが2枚以上でも失うライフカードは1枚) - 誰も出さずに膠着(こうちゃく)状態になった場合、手裏剣カードを使用できます。手裏剣カードを使用した場合は、各自それぞれの手札から一番小さい数字のカードを公開し取り除くことができます。(使用の同意を得る際は、全員が手をあげるなどすると良い)
- 全員が手札を出せたらレベルクリア。報酬がある場合は受け取り、次のレベルへ進み新たにカードを配ります。(配る枚数はレベルの数字)
- ライフがすべてなくなったらゲームオーバーです。
▽一番小さい数字と思う人がカードを出します。
▽それに続いてカードを出します。
▽53を出しました。他に小さい数字を持っている人がいないようでセーフです。
▽最後に69を出してLevel1をクリア!
▽Level2以降、レベルカードの右下に絵が描かれている場合は報酬として得られます。
ゲームの終了と勝敗
プレイヤー人数に応じた最高レベルでカードをすべて出せたらクリア。
ライフカードをすべて失うと失敗です。
▽ザ・マインドのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
ザ・マインドの遊び方例
ここからは実際にザ・マインドを遊ぶ流れを説明します。
今回は4人でプレイしました。
▽ライフカード、手裏剣カード、レベルカードを準備します。
▽自分に来たのは35のカード。出しどころが難しそう。
▽全員が様子を見て誰も出さないので、しびれを切らした人が17を出しました。
▽さらに様子を見ると誰も出さない…。ちょっと危険でしたがここで35を出す!見事通りました!
▽続いて75、92を出してレベル1をクリア!
▽続いてレベル2へ。
▽レベル2はカードが2枚づつになります。6と70。
▽さすがに6以下は無いだろうと思いさっさと出す。
▽しばらく待つが誰も出さないので25が出る。
▽30を出す。
▽49を出した所で一度ストップ!48を持っている人がいたのでライフカードが1減りました。
▽ゲーム再開。49の次が66。
▽ここで70を出す!
▽ラスト89でレベル2クリア!
4人プレイ時、最高でレベル4まで行きました。
カード運によってはかなり難しい展開になりますが、成功した時は嬉しく、失敗しても後であーだこーだ言い合うのも楽しいですね!
ザ・マインドのおすすめポイント
ガキ使でも紹介された“静かに盛り上がる”協力型カードゲーム!
「ザ・マインド」は全員で小さい数字のカードから順番に出す協力型のカードゲームです。
ダウンタウンのガキ使でも紹介され、人気で一時はプレミア価格になっていたそうです。
協力型のゲームですが、相談やジェスチャー等は一切禁止。
全員が空気を読み合いながら、自分が一番小さい数字だと思う人がタイミングを見てカードを出していきます。
説明だけ聞くと静かなイメージですが、実際にプレイしてみるとこれが面白い!
お互いに近い数字を持っている時にうまく順番通りに出せると嬉しいですね!
他の人がカードをなかなか出さないので思い切って自分が出してみると、実は他の人が小さい数字のカードを持っていたり…。
全員で協力してカードを出すゲームと言えば「ザ・ゲーム」もありますが、これはまた違ったプレイ感ですね。
レベル毎に少しづつ難しくなっていくゲームシステムなので、失敗したら何度もチャレンジしたくなります。
ルールはシンプルなので、初心者や子供もOK!
大人同士だとお酒を飲みながらプレイすると判断力が鈍り、面白いゲーム展開でずっと笑っていられます。
簡単なルールでちょっとした空き時間でも楽しめる!
プレイ時間は20分程度ですが、レベル毎に区切れるのでちょっと空いた時間でも楽しめます。
人数は2〜4人。プレイしてみると人数が多い方が難しく感じますが、その分クリアした時に盛り上がりますね。
年齢は8歳以上から。相談やアドバイスができないゲームなので、しっかりとルールを理解できる年齢になれば楽しめます。
大人同士だとある程度“空気を読む”という感覚が身についているので問題ないでしょう。
小箱サイズで価格も安い!
カードデザインはシンプルですが、キャラクターのモチーフが謎です。ウサギかな…?
さらに、全員の手札から小さい数字のカードを出せるお助けアイテムがなぜ手裏剣カードなのか…?
不思議なデザインですが、わかりやすいので遊ぶには何の支障もありません。
サイズは小箱サイズなのでスペースは取りません。
価格も2000円程度(Amazon価格)と安いです。
一般的なボードゲームショップで購入できます。
▽ザ・マインド
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