YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!
今回は飛行船に乗って都市を巡り宝物を集める冒険ボードゲーム「セレスティア」をレビューします!
「セレスティア」は全員が飛行船に乗り、都市を進みながら宝物を獲得していくゲームです。
先の都市へ行くほど高得点の宝物が眠っているのですが、そう簡単ではありません。
次の都市へ行く際に障害ダイス(サイコロ)を振り、「落雷」や「空賊」などの障害を決めます。
船長がそれに対処できるカードを持っていれば次の都市へ進めるのですが、その前に乗客は「飛行船に残る」か「降りる」を決める必要があります。
乗客は船長が対処できるカードをを持っているかわからないので、船に残る人は船長を信じるしかありません。
「残る」と判断したにもかかわらず、船長が対処できなくて全員で墜落ということがよくあります。
墜落すると船長は全員から突っ込まれますが、これも面白いですね。(笑)
当然、墜落だろうと先に降りても、軽々と障害をクリアしてしまう場合もありますが、こうなっては見守るしかありません。
船長はプレイヤーが順番に交代しながら行うので、各個人の手持ちの対処するカードやサイコロの出目の運が大きく左右されます。
個人プレイのゲームですが、”墜落する時はみんな一緒”というのが他にないこのボードゲームの面白いポイントですね。
デザインはファンタジー感のあるイラストで世界観があり、厚紙を組み合わせて作る立体の飛行船もクオリティが高いです。
ルールが簡単なので、子供と一緒に家族で遊ぶもよし、ボードゲーム会などで友人とワイワイ言いながら盛り上がるのも楽しいボードゲームです。
▽セレスティア
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目次はこちら
セレスティアってどんなボードゲーム?
- 飛行船に乗って都市を巡り宝物を集める冒険ボードゲーム!
- 旅は道連れ!大人数でワイワイ言いながら楽しく遊ぼう!
- 立体の飛行船とファンタジー系のイラストでクオリティが高い!
セレスティアの評判
シューさんのボドゲ会にて「セレスティア」をプレイ。
飛行船の船長役がダイスを振り、出目と同カードを出せれば飛行を継続し出せないと墜落。
遠くまで行く方が高得点となるが、墜落リスクが高まるため船を降りる判断が悩ましい。
アートワークが秀逸で、特に立体的な飛行船は冒険気分を盛り上げる。 pic.twitter.com/YlXZUZXKpj— toshi (@toshi011011) 2019年5月11日
みんなとボードゲームしたときの写真だよー!!…わらいすぎてリアル涙流しながら遊んでました😭😭🙏✨✨笑
(📷2枚目念願の『セレスティア』、シンプルだけど会話も弾んで面白かった!!)
(📷3枚目の 『ヒットザロード』はダイスを振ってゾンビを倒して進めていくゲーム、スリルあって面白い!!) pic.twitter.com/QgKi84TOEK— 井澤美香子-みけ- (@izawamikako) 2019年2月11日
これこの前のボードゲーム(テーブルゲーム)のセレスティア
めっちゃ面白かった!おすすめ!っていうかこれ買いたい!けど高そう。
とりあえず、またかぐらさん行ってやらしてもらお一緒にセレスティア、コードネームをやって頂いた皆さんありがとうございました❗️ pic.twitter.com/1L2byuCMa7
— 「だーひろ」 (@people1412) 2019年7月9日
セレスティアはこんな人におすすめ!
- チキンレース系のボードゲームが好きな人。
- 障害に立ち向かう勇気がある人。
- 運が強い人。
- 状況判断が上手い人。
- 人に相乗りするずる賢さを持っている人。
▽ファンタジーの世界観を舞台にした運と度胸が試されるボードゲーム!
セレスティアの詳細データ
ガリバーが求めていた不思議な世界、セレスティア。
プレイヤーはかわるがわる、その世界を移動する飛行船の船長を務めます。
船長以外のプレイヤーは船客になります。航路にはいろいろな障害が出現します。
船客は障害を確認し、船長がその障害を乗り越えられると思って船にいるか、それとも無理と判断して下船するかを選ぶのです。
下船先の都市にはさまざまなお宝が待っています。もちろん、より遠くの都市では、より高いお宝が得られるのです。
でも、船長が障害を乗り越えられないと全員おしまい!
ところで乗客が全員降りた場合、船長は1人で進めるだけ進んじゃいますよ!
さあ、ウソつき船長の顔色を読みましょう!
(Amazonより)
- 作品名:セレスティア(英語:celestia)
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デザイナー:アーロン・ヴァイスブルム
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メーカー:アークライト(日本語版)
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ジャンル:ワイワイ&パーティー系/駆け引き&心理戦系/サイコロ系
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プレイ人数:2〜6人
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プレイ時間:30分
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対象年齢:8歳以上
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ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
セレスティアの目的(概要)
旅の途中、ガリバーは荘厳な世界「セレスティア」を探し求めたという。
この名高い冒険家の足跡を辿り、不思議な天空の都市と、そこに秘める宝を目指す旅を始めよう。
しかしその先には恐るべき嵐やロックハート海賊団、ダモク鳥らが待ち受けている。
あなたは飛行船の才気溢れる船長になれるだろうか?
そしてあなたの勇気は報われるだろうか?
プレイヤーはそれぞれこの不思議な世界セレスティアでより遠くの都市を目指します。
より遠くの都市にはより高価な宝物があるはずだからです。
そうした自分の集めた宝物に記された勝利点の合計が最も多いプレイヤーが、このゲームに勝利します。
(「セレスティア」説明書より)
内容物確認
- 飛行船(組み立て式):1個
- 冒険者コマ:6個
- 冒険者タイル:6枚
- 空中都市タイル:9枚
- イベントダイス:4個
- ルールブック:1冊
- 宝物カード:78枚
- 装備品カード:68枚
>コンパス:20枚
>避雷器:18枚
>霧笛:16枚
>大砲:14枚 - ターボカード:8枚
- パワーカード:8枚
▽内容物一覧。タイルやカードなど様々ですが、コンパクトに収まります。
▽飛行船。厚紙を組み合わせてたものですが、プロペラがちゃんと回ったりとよくできています。
▽都市タイル。イラストが綺麗です。
▽冒険者タイル。全然冒険者らしくない服装。
▽カード類。こちらもイラストが綺麗です。
▽宝物カード。一つ一つのデザインが凝ってますね!
▽冒険者コマ。よく見ると木製なので手触りも良いです。
▽イベントダイス。出目は障害のマークが書かれています。このダイスにみんなの運命が左右される…。
セレスティアの準備
- 9枚の都市タイルを順番でタテ一列に並べます。1番下が「1」のタイル、1番上が「25」のタイルになるように数字の順に並べてください。
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各都市用の宝物カードをよくシャッフルして裏向きの山にし、それぞれ各都市タイルの右側に置きます。
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飛行船をスタート位置、「1」の都市タイルの上に置きます。
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プレイヤーはそれぞれ任意の冒険者タイルを選び、自分の前に置きます。また、そのタイルと同じ色の冒険者コマを取り、それを飛行船の上に乗せます。
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装備品カード、ターボカード、パワーカードをひとまとめにしてよくシャッフルし、裏向きの山にします。各プレイヤーは、その山の上から次の枚数のカードを引いて自分の手札にします。
プレイヤーが2〜3人:8枚
プレイヤーが4人以上:6枚 -
最後に任意の方法で(例えば、最も最近空を飛ぶ夢を見たプレイヤーなど)最初の船長役のプレイヤーを決めます。
▽都市タイルと宝物カードを一直線になるように一列に並べます。
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
アメリア、オーヴィル、アンブロワーズの3人は、それぞれ手札を8枚持っています。
飛行船はスタート位置、「1」の都市タイルの上にあります。
3人は自分のコマを飛行船の上に乗せます。
▽飛行船に冒険者コマを載せます。
▽コマの色に応じた冒険者タイルとカードを配ります。
ゲームのプレイ
このゲームではプレイヤーは代わる代わる飛行船の船長になり、スタートの都市「メイジ」(数字が1の都市)から最後の都市「ライトシティ」(数字が25の都市)への移動を試みます。
船が「ライトシティ」に到着するか、全プレイヤーが船から下船するか、または航路上の障害を排除できず、船が墜落するまでこれを続けます。(この間を「ラウンド」と呼びます)。
ゲームの終了条件が満たされるまでこのラウンドを繰り返します。
【メモ】
各ラウンド中、各プレイヤーは常に次のどちらかの役割を受け持ちます。
- 船長:船長になったプレイヤーは、航路上に発生する障害を排除して、次の都市まで進もうとします。
次の都市まで進めたら次のプレイヤーが新しい船長になります。 -
乗客:船長以外のプレイヤーは全員乗客になります。
イベントダイスと装備品カードについて
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空の出目:障害は発生しない。→船長はカードプレイする必要はない。
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雲の出目:飛行船は巨大な雲の中に突入した。見当識を失う。飛行を続けるためには何か機器が必要だ。→装備品カード「コンパス」を1枚プレイする。
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雷の出目:雷が飛行船を直撃しそうだ。乗客を救うためにはこの雷を何とか避けねばならない。→装備品カード「避雷器」を1枚プレイする。
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鳥の出目:ダモク鳥の群れが飛行船を取り囲んでいる。そいつらは乗客を脅かすようにこちらに飛び込んでくる。→装備品カード「霧笛」を1枚プレイする。
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空賊の出目:地平線に空賊船が現れる。空賊たちは乗客全員の持ち物、もしくはこの飛行船自体を狙っている。→装備品カード「大砲」を1枚プレイする。
セレスティアのルール(ゲームの流れ)
都市間の移動は、次の5ステップからなります。
- 船長がイベントダイスが振り、障害の内容を決定する。
-
各乗客が順にここで下船する。もしくは船に残る、の宣言を行う。
-
船長が障害に対処する。
-
次の都市への移動が成功するか墜落するかを判定する。
-
次のプレイヤーが新たな船長になる。
1、船長がイベントダイスを振り、障害の内容を決定する。
船長は次の都市までの間に、どのような障害が存在するかを調べます。
そのためには次の都市タイルの右側に記された白い四角の数だけイベントダイスを振ります。
その出目により障害の内容が決定します。
船長は、それらのすべての障害に対処するカードを手札からプレイできたら、障害を排除して、無事に次の都市へと進むことができます。
障害の出目1個につき、対応するカードを手札からプレイしてください。プレイしたカードは捨て札になります。
注意:船長はダイスを振ったらそこで待機してください。すぐに手札をプレイして解決してはいけません!
なぜなら次に各乗客たちが船に残るか降りるかの選択を行うからです。
【メモ】特別な状況をのぞき、船長は下船できません。
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
オーヴィルは船長役です。飛行船は最初の「1」の都市にいます。
彼は次の都市タイルに記されている2個のダイスを振り、出目は「雷」「霧」でした。
乗客たちが降りるか降りないかの意思を決めた後、彼は「避雷器」のカードをプレイして「雷」に対処し、または「コンパス」カードをプレイして「霧」に対処しました。
すべての障害に対処できたので、船は次の都市へと進みます。
▽次に進む都市タイルを見て振るダイスの個数を確認します。
▽イベントダイスを振って障害を決めます。
▽船長の手札にあるカードで対処できるものがあれば出して、障害をクリアしていきます。
2、各乗客が順に船に残る、もしくは下船する、の宣言を行う。
まだ飛行船に乗っている乗客は船長の左隣のプレイヤーから時計回りの順番で「自分がこのまま船に残る」か、それとも「この都市で下船する」かどちらかを宣言します。
乗客は必ず次のどちらかを行わなければなりません。
- 船長が手札をプレイしてイベントダイスの出目に対処できると思ったら、「このまま残る」と宣伝します。
- 船長がイベントダイスの出目に対処できる手札を持っていないと思ったら、「ここで降りる」と宣言します。
この場合、自分の冒険者コマを飛行船から取り、自分の前に置かれた冒険者タイルの上に移します。
続いて、今飛行船がある都市タイルの右に積まれた宝物カードの山の中から、カードを1枚引いて自分のものにします。
(手札に入れても構いませんし、例えば自分の前に伏せて置くのも良いでしょう)
こうして下船したプレイヤーはもはや「乗客」ではありません。このラウンドが終了するまで何もすることができません。
【メモ】
特殊な場合に限り、このタイミングで船長が下船できます。ただし乗客なしで次の都市タイルに到着した後になります。
乗客全員が宣言を行った後、なおかつまだ船長が手札をプレイして障害に対処する(またはギブアップ宣言をする)前に、プレイヤーは「パワーカード」をプレイしてください。
船長から時計回りの順番で、プレイヤーが好きなだけ「ターボカード」や「パワーカード」をプレイしてください。なお、プレイしたカードは捨て札にしてください。
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
乗客のアメリアは、船長のオーヴィルを信じ船に残ることにしましたが、アンブロワーズは下船を選びました。
彼は自分のコマを船から取って、自分の前にある冒険者タイルの上に移します。
そして、今飛行船がいる都市の宝物カードの山の上から1枚引いて受け取ります。
▽飛行船から降りたプレイヤーは飛行船がいた都市の宝物カードを1枚引きます。
3、船長が障害に対処する。
船長は、イベントダイスの出目について対処できる装備にカードを持っている場合、必ずそれを出して障害を排除しなければなりません。
ダイス1個につき1枚のカードが必要になります。それが可能な場合、船長は「障害を取り除く」と宣言します。
イベントダイスの出目に対処できる手札が1部しかない(例えば「雷」「海賊」の出目に対し、「避雷器」しか対処できる手札がない場合)、または一切ない場合、障害を排除しきれないため、船は墜落します。
この場合、手札は一切出す必要がありません。その場合、船長は「ギブアップする」と宣言します。
なお、乗客も特殊な手札をプレイできます。
4、次の都市への移動成功、または墜落。
船長が「装備品カード」や「ターボカード」をプレイして、すべての障害を排除したら、船は無事に次の都市へ移動します。
船長や他のプレイヤーがプレイしたカードはまとめて捨て札置き場に移します。
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
オーヴィルは素晴らしい船長でした。彼は「コンパス」「避雷器」をそれぞれ1枚ずつプレイして、今回の危機に対処しました。
彼とアメリアは無事に次の都市に到着します。前の都市ですでに下船したアンブロワーズは、指を加えて2人の動向を見ているしかありません。
前述した通り、船長がすべての障害を排除できない場合、船は墜落します。
この場合、一切手札をプレイする事はありません。ただしその場合、船長及び乗客の誰も宝物カードを得ることができません。
ここでラウンドが終了し、新たなラウンドが始まります。
▽飛行船に残ったプレイヤーで次の都市を目指します。
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
アメリアが船長です。彼女はイベントダイスを2回振り、その出目を確認した乗客オーヴィルは乗船を続けることを宣言します。
しかし、アメリアはそれらの障害を排除できず、船は墜落します。
アメリアもオーヴィルもこのラウンドでは宝物を得ることは出来ませんでした。
▽次の都市へ行くために振るダイスは2つ!
▽船長が対処できるカードが無かったので飛行船は墜落しました!
5、次のプレイヤーがあなたの船長になる
墜落により現在のラウンドが終了した場合を除き、ここでまだ船に残っている乗客のうち、現在の船長から時計回りで数えて最初のプレイヤーが新しい船長になります。
ただし、下船したプレイヤーは船長になることができません。
新しいラウンド
船が「ライトシティ」に到着するか、船長が下船するか、船が墜落したら次の手順を行ったのちに新しいラウンドを開始します。
ただし、新しいラウンドを開始する前にゲームの終了条件が満たされていたら直ちにここでゲームが終了します。
- 飛行船を「1」の都市タイルに移す
- 全員の冒険者コマを飛行船の中に移す
- プレイヤーは全員、装備品カード1枚引いて手札に加える
- 新しい船長役を選ぶ(旧船長の左隣のプレイヤー)
〜プレイヤーが3人の場合の例〜
アメリア船長の飛行船が墜落した後、アンブロワーズが新しい船長になりました。
なぜなら彼はアメリアの左隣にいたからです。
飛行船は最初の都市に戻され、新しいラウンドが始まります。
▽冒険者コマを載せて飛行船は1の都市から再スタートします。
ゲームの終了と勝敗
各宝物カードは、それぞれ勝利点が記されています。(魔法の望遠鏡にも記されています。)
ラウンドの開始前に誰かの勝利点が合計で50点以上だった場合、直ちにゲームは終了します。
ゲーム終了時に、最も勝利点が多いプレイヤーがゲームに勝利します。
▽セレスティアのルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。
セレスティアの遊び方例
ここからは実際にセレスティアを遊ぶ流れを説明します。
今回は3人でプレイしました。
▽冒険者タイルとカードを受け取りゲームスタート!
▽最初は「1」の都市から!
▽次の都市へ進むためには2個のダイスを振らなくてはいけません。
▽船長は私なのでダイスロール!雷の出目が2つ!
▽カードで問題なく対応。
▽次の船長は空白2つなので障害なし。優秀ですね。
▽次は空白と雲。
▽コンパスのカードで対処しました。
▽「9」の都市からはダイスを3つ振らなくてはいけません。
▽私のダイスロール!鳥と空賊と空白!
▽カードを持っていたので対応!危なかった…。
▽次は雷と鳥と空賊。なんとか対処できるだろう…船長を信じて飛行船に残ることにします。
▽船長がカードで対応。信じてよかった!
▽次は雲が2つと雷。そろそろ降りたほうが良さそうだ。
▽飛行船を降りて宝物カードをゲット!お菓子かな?
▽なんと船長は対応できるカードを持っていました!
▽何ラウンドか繰り返して宝物カードが増えてきた!
▽飛行船が墜落する時に使って脱出しながら宝物カードを得られる「ジェットパック」。地味に役に立つカードでした!
▽最終結果。合計64点で逆転勝利しました!終盤で賭けでどんどん先の都市に進んで高ポイントが取れたのが良かったです!
セレスティアのおすすめポイント
飛行船に乗って都市を巡り宝物を集める冒険ボードゲーム!
「セレスティア」は飛行船に乗って都市を巡り宝物を集める冒険ボードゲームです。
当然、冒険は順調に進みません。
サイコロを振り、出た絵柄によって障害が決まり、それらを手札のカードで対処しなくてはいけません。
うまく対処できれば次の都市へ進めますが、対処できなければ飛行船が墜落し全員落ちます。
先へ進めば進むほど、獲得できる宝物の価値は高いですが、墜落するリスクも高まりますね。
船長と乗客は交代しながら順番に行います。
サイコロを振って障害が確定した後に乗客は船長が対処できるカードを持っているかどうかを予測して「降りる」「降りない」の判断をします。
「これは絶対対処できないだろう!」と思って飛行船を降りたら、船長が難なく対処して先の都市へ進んでしまいます。
降りたプレイヤーはがっかりしながら見ているしかありません。
かといって、「まだ大丈夫!」と欲を出すとあっという間に墜落してしまいます。(笑)
墜落する時は全員一緒なので「船長を信じたのにー!」と盛り上がりますね!
駆け引きというよりも、一人ひとりの判断力と障害を決定するサイコロ運が大きく影響するゲームなので、難しく考えずに遊べます。
サイコロに一喜一憂してワイワイ言いながら遊ぶのが楽しいボードゲームですね。
旅は道連れ!大人数でワイワイ言いながら楽しく遊ぼう!
セレスティアのプレイ時間は30分程度。重ゲーではないので気楽に遊べますね。
勝利点が50点を超えるとゲーム終了ですが、40点にするなど調整すると短い時間でも対応できます。
人数は2〜6人まで。人数が多い方が墜落した時の巻き込まれる人数も多いので盛り上がります。(笑)
対象年齢は8歳からで、基本的に言語は必要ないので子供でも十分遊べます。
子供だと特殊カードを使う時のルールが難しいかな?というものがあるので、必要に応じてカードを抜いても良いかもしれません。(ゲームの面白さは損なわれません)
テーブルにタイルやカードを置く必要があるので飲み会向きではありませんが、ボードゲーム会や家族で遊ぶゲームとしておすすめです。
立体の飛行船とファンタジー系のイラストでクオリティが高い!
セレスティアのデザインは絵本の挿絵のようなファンタジー系の絵柄で楽しいです!
女子ウケも良さそうですね。
さらになんと言っても、厚紙を組み立てて作る飛行船が良くできています。(プロペラ?部分もしっかりと回ります。)
冒険者コマも木製と、プラスチックにはない手触りがあっていいですね。
サイズは中箱サイズで、立体の飛行船もしっかりと収納できます。
価格は3000円程度(Amazon)くらいで、このコンポーネントのデザインやクオリティを考えるとお得です。
デザインも良くゲーム内容も面白いのに、知名度が低いせいか量販店では見かけませんね…。
街のボードゲームショップ等では販売していると思います。
▽セレスティア
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