【ボードゲームのおすすめ・レビュー】「ウミガメの島」~家族で楽しめるすごろく系ボードゲーム~

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ウミガメの島

YU@ボドナビ(@boardgameblog2)です!

今回は家族で楽しめるすごろく系ボードゲーム「ウミガメの島」をレビューします!

ウミガメの島はサイコロを振って島を進みながらたまご(得点)を集めるすごろく系ボードゲームです。

このゲームの面白い所は、他のカメに乗って相乗りして進めることができる点ですね!

カメに乗った状態で、下のカメが進めば上に乗っているカメも一緒に進むことができます。

サイコロは3つまで振ることができるのですが、運が良ければ逆転も可能なので、最後まで盛り上がること間違いなしです!

デザインも海外アニメーションのような子供に親しみやすいイラストで、カメやサイコロは木製なので手に馴染みます。

簡単な算数を使うので、子供と一緒に遊ぶボードゲームとしてもピッタリ!

プレイ人数も7人までと大人数で遊べる点も使い勝手が良いです。

大人から子供まで安心して楽しめるボードゲームです!

▽ウミガメの島

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ウミガメの島
価格:2800円(税込、送料別) (2019/3/12時点)

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ウミガメの島ってどんなボードゲーム?

  1. 家族で楽しめるすごろく系ボードゲーム!
  2. 2〜7人と大人数でも対応できる!
  3. ボードのデザインが昼と夜の2種類両面遊べる!

▽のんびりしたパッケージですが、ゲーム展開は熱い!
ウミガメの島

ウミガメの島の評判

ウミガメの島はこんな人におすすめ!

  • すごろく系のゲームが好きな人。
  • 親子で遊べるゲームが欲しい人。
  • 人の力を借りて結果を出したい人。
  • 他の人にタダ乗りするのが得意な人。

ウミガメの島の詳細データ

・サイコロを振って、自分のカメを進め島を一周するごとにたまごカードを獲得します。多くのたまごを獲得したプレーヤーが勝ちです。
・サイコロの出目により2個目、3個目のサイコロを振るかどうかを考えるところがポイントになります。
・他のカメに乗り、自分が一番上になれれば、自分だけがたまごを獲得し他のプレーヤーのチャンスもつぶすことができます。わかりやすいゲームですが、盛り上がれるゲームです。
・Alex Randolph作の冷たい料理の熱い戦い)というタイトルで販売されたゲームのリメイクです。
(Amazonより)

  • 作品名:ウミガメの島

  • デザイナー:Alex Randolph

  • メーカー:メビウスゲームズ(日本語版)

  • ジャンル:ワイワイ&パーティー系/サイコロ系/すごろく系

  • プレイ人数:2〜7人

  • プレイ時間:30分

  • 対象年齢:7歳以上

  • ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)

ゲームの目的(概要)

ウミガメたちは産たまごのため、ウミガメの島に集まってきました。

カメたちは島の周りを回りながら産たまごに適した浜辺を目指します。

他のカメの上におぶさって進むカメもいます。

浜辺についたり通過したカメをそこでたまごを産むことができます。

たくさんのたまごを産むことができたカメが勝ちです。

内容物確認

  • ゲームボード(リバーシブル)
  • カメ(木製コマ)
  • たまごカード
  • サイコロ
  • 説明書

※ゲームボードはリバーシブルになっており、ウミガメが実際に産たまごする夜面と、見やすい昼面があります。内容はどちらも同じです。

▽内容物一覧
ウミガメの島

▽昼のマップ。明るくて見やすいです。
ウミガメの島

▽夜のマップ。雰囲気がありますね。
ウミガメの島

▽たまごカード。1〜6まであります。
ウミガメの島

▽木製のカメ。重ねることができるのですが、これがこのゲームの面白いポイントですね!
ウミガメの島

▽サイコロも木製なので、手に馴染みます。
ウミガメの島

ゲームの準備

  1. 各プレイヤーはカメを1個取り、いかだの上に置きます。

  2. たまごカードはよく混ぜ、ゲームボードの7つのたまごが描かれた浜辺に裏向きの山にしておきます。
    そして山の上から4枚を取り、内容を見ずに箱に戻します。(これらの4枚のカードは今回のゲームでは使われません。)

  3. たまごカードの山の1番上のカードを表にします。

  4. 適当な方法で最初のプレイヤーを決め、その後は時計回りの順番でプレイします。

▽いかだにカメを乗せます。
ウミガメの島

▽カードを裏向きにシャッフルして浜辺に置き、山札とします。
ウミガメの島

▽4枚は数字を確認せずに箱に戻します。
ウミガメの島

▽山札の1番上のカードを表面にします。
ウミガメの島

ウミガメの島のルール(ゲームの流れ)

  • 自分の手番になったプレイヤーはサイコロを3個受け取ります。

  • サイコロを振って出た目で自分のカメが進める距離が決まります。

  • サイコロは1つずつ、最大3つまで振ることができます。

  • 2つ目以降のサイコロは振らないでおくこともできます。

  • 2つ以上のサイコロを振って、サイコロの目の合計が8以上になったら、出発点のいかだにカメを戻さなければなりません。そして左隣のプレイヤーの順番となります。

▽サイコロは1つずつ振り、最大3つまで振ることができます。
ウミガメの島

▽数字を確定したらカメを進めます。
ウミガメの島

例:1つ目のサイコロの目は「2」でした。まだ「8」まではかなりあるので、もう一つ振りました。
しかし、2つ目のサイコロの目は「6」でした。合計が8以上になってしまったため、自分のカメはいかだに戻されます。

▽合計が8以上になった場合はカメはいかだに戻されます。
ウミガメの島

  • いかだの上にいるカメの1歩目は「1」のマスです。

  • 「21」の次のマスが「1」です。

  • サイコロ1つだけ振り、その後のサイコロを振ることをやめた場合には、そのサイコロの目だけピッタリ反時計回りにカメを進めます。

  • 2個のサイコロ振った後、3個目のサイコロを振らなかった場合、サイコロの目の合計が7以下ならサイコロの目の合計の2倍ぴったりカメを進めます。

例:1つ目が「2」で2つ目を振って「4」が出ました。
ここで3つ目は振らないことに決めたら、(2+4)×2=12なので22マス進めます。

▽例:1つ目が「2」、2つ目が「4」が出ました。(2+4)×2=12で12マス進めます。
ウミガメの島

▽12マス一気に進めます。
ウミガメの島

  • 3個すべてのサイコロを振っても、サイコロの目の合計が7以下なら、サイコロの目の合計の3倍ぴったりのマス自分のカメを進めます。
例:3個振って、それぞれの目は「2」「1」「4」でした。合計が7なので進むことができます。
(2+1+4)×3=21なので21マス進めます。
島の周りのマスの数は21なので、どこにいたとしても浜辺を通過することができます。

▽3つ振って「2」「1」「4」の場合は合計7×3=21マス進めます。
ウミガメの島

  • 他のカメのいるマスを通過することもできます。

  • 他のカメがいるマスで止まった場合、元からいるカメの上に重ねて自分のカメを置きます。(いかだでは重ねて置けません。)

  • カメを移動させたら左隣のプレイヤーの順番となります。

自分の番になったとき、自分のカメの上に他のカメが乗っている場合

  • この場合、サイコロは手番の人が振りますが、2個目以降ののサイコロを振るかどうかは1番上に乗っているカメのプレイヤーが決めます。

  • サイコロを振って、合計の目が7以下になり進める場合は、手番のプレイヤーのカメが上に重なっているカメを全ておんぶしたまま進みます。

  • サイコロを振って、合計の目が8以上になった場合は、手番のプレイヤーのカメと上に重なっているカメすべてがいかだに戻ります。

  • たくさんのカメが重なっていて、1番下以外のカメが手番の場合は、手番のカメとその上に重なっているカメだけが移動し、下のカメは動きません。

▽同じマスに止まったら他のカメの上に乗ることができます。
ウミガメの島

▽2個目のサイコロを振るかは一番上のプレイヤーが決めることができます。
ウミガメの島

たまごを産む

カメが21のマスで止まるか通過したら、たまごカードの山の1番上のカードを取り、自分の前に裏向きにして置きます。

たまごカードに書かれた卵の数が、そこで産むことができた卵の数です。

たまごカードが取られたら、山の1番上のたまごカードを表にします。

2つ以上のカメが重なって「21」のマスで止まるか通過した場合は、1番上のカメのプレイヤーだけがたまごカードを取り、それ以外のプレイヤーは取ることができません。

例:赤のプレイヤーの手番です。このプレイヤーの上には黄色、下には青いカメがいます。

1つ目のサイコロの目は「1」でした。1番上の黄色のカメのプレイヤーが2つ目のサイコロを振るように指示しました。

赤は2つ目を振り、「2」を出しました。
それを見て黄色のプレイヤーは3つ目のサイコロも振るように指示し、結果は「3」でした。合計が6で7以下なので進むことができます。
赤は黄色のカメを乗せたまま(1+2+3)×3=18で18マス進みます。青のカメはそのままです。

これらのカメたちはもともと「15」のマスにいましたので、「21」のマスを通過しています。
一番上の黄色のプレイヤーはこのたまごカードを受け取り、自分の前に裏向きにしておきます。
赤のカメも「21」を通過しましたが、たまごカードを取ることができません。

▽21のマスに止まったor通過したら、山札の一番上にあるたまごカードを獲得できます!
ウミガメの島

▽カメが重なっている場合は、一番上のカメのみたまごカードを獲得できます。
ウミガメの島

▽山札が全て無くなった場合は、最後に21のマスに止まるor通過したプレイヤーがたまご7個(7点)を獲得できます。
ウミガメの島

ゲームの終了と勝敗

  • 最後のたまごカードが取られたら、ゲームボードに描かれた7個のたまごが見えるようになります。ゲームは次のカメが「21」のマスに止まるか通過するまで続きます。

  • 次に「21」のマスに止まるか通過したカメ(重なっている場合は1番上のカメ)がたまご7個を産むことができます。

  • 1番多くのたまごを産むことができたプレイヤーの勝ちです。

  • 同点の場合は、その中でたまごカードの枚数が1番多いプレイヤーの勝ちです。

  • それも同じなら、それらのプレイヤー全員が勝ちです。

例:赤は1、3、3、4、5、6の6枚のたまごカードを獲得しており、合計22ポイントです。
緑は1、2、4、4、6の5枚で合計17ポイントです。
青は2、3、4、6の4枚のカードのほか、最後の7を獲得しており、合計22ポイントです。
黄色は3、3、4、5、5の5枚で合計20ポイントです。

赤と青は22ポイントで同点ですが、赤は6枚、青は5枚(カード4枚にボードに描かれた1枚)で赤の勝ちです。

▽たまごカードの数字の合計が得点となります。
ウミガメの島

2、3人で遊ぶ場合

  • 2人または3人で遊ぶ場合は、各プレイヤーが2つのカメを担当します。

  • 自分の番になったら、まずどちらかのカメのためにサイコロを振るかを宣言してからサイコロを振ります。
    そのカメの移動が終わったら残りのカメのためにサイコロを振ります。
    そして次のプレイヤーの手番となります。

  • 2匹のカメが産んだ卵の合計が多いプレイヤーが勝ちになります。

▽ウミガメの島のルール説明等はこちらのプレイ動画がわかりやすいです。

ウミガメの島の遊び方例

ここからは実際にウミガメの島を遊ぶ流れを説明します。

今回は4人プレイです。

▽まずはカメをいかだに乗せてゲームスタート!
ウミガメの島

▽山札のたまごカードは6!いきなり高得点なので積極的に狙いたい!
ウミガメの島

▽サイコロをは6!
ウミガメの島

▽ここは欲張らずに進もう!
ウミガメの島

▽紫プレイヤーのカメが乗っかってきた!
ウミガメの島

▽その他のカメもジワジワ近づいてくる。笑
ウミガメの島

▽次のターン。サイコロを2回投げて合計8!
ウミガメの島

▽いかだに戻されます。トホホ……。
ウミガメの島

▽俯瞰で見るとこんな感じ。
ウミガメの島

▽緑カメの上に乗った!このまま連れてって欲しい!笑
ウミガメの島

▽緑プレイヤーのターン。サイコロは1。
ウミガメの島

▽2投目も振らせます。(振るかどうかは上に乗っているプレイヤーが決めることができます。)サイの目は3なので、(1+3)×2=8マス進めます。
ウミガメの島

▽無事に6のたまごカードを獲得!
ウミガメの島

▽最終結果。合計20点で2位でした!
ウミガメの島

ウミガメの島のおすすめポイント

家族で楽しめるすごろく系ボードゲーム!

「ウミガメの島」はすごろくの様にサイコロを振って島の周りを進みながらたまごカードを多く獲得していくボードゲームです。

ウミガメの島の面白いポイントは2つあります。

1つは他のカメに乗ることで相乗りして進むことができる点。

他のカメと同じマスに止まるとすでに止まっているカメの上に乗ることができます。

そのまま下のカメが進むと上のカメも一緒に運んでもらえるのです!

2つ目はサイコロの運で大きく逆転できる点。

サイコロは3つ使用しますが、1つづつ振り、2個目、3個目を振るかそれぞれ判断します。

合計が8以上になるといかだ(スタート地点)に戻されますが、2個目は2倍、3個目は3倍と合計値にそれぞれ倍進むことができるので、一気に島を一周してたまごカードを得ることもできるのです。

「勝手に乗るなよ〜」「一気に進める!」とみんなで盛り上がる展開も多いですね。

簡単な算数ができればOKなので、家族で遊ぶゲームとしてもおすすめです。

2〜7人と大人数でも対応できる!

プレイ時間は30分程度とボードゲームとして重すぎずちょうど良いです。

しっかりとボードゲームを遊びたいけど、長時間かかる重いゲームはイヤという方にぴったりです。

プレイ人数は2〜7人と大人数でも対応できるのは嬉しいですね!

個人的には大人数で遊ぶ方が面白いです。

子供から大人まで誰でも楽しめますね!

ボードのデザインが昼と夜の2種類両面遊べる!

デザインは海外のアニメーションのような親しみやすいキャラクターが特徴的ですね。

ボードのデザインが昼と夜の両面遊べるのも面白いです。(ルールは同じです。)

サイズは中〜大くらいでザ・ボードゲームという感じです。

価格は2700円程度(Amazon価格)。

ネット販売以外ではボードゲームショップで購入することがきます。

▽ウミガメの島

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ウミガメの島
価格:2800円(税込、送料別) (2019/3/12時点)