【ボードゲームのおすすめ・レビュー】「パンデミック」~力を合わせて世界を救え!名作協力型ボードゲーム!~

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パンデミック

ボドナビ@YU(@boardgameblog2)です!

今回は協力型ボードゲームの代表格とも言える「パンデミック」をレビュー!

一般的なボードゲームは自分一人で勝負するものですが、このパンデミックは協力型なのでプレイヤー間で勝敗を付けることが目的ではありません。

「プレイヤーは医療研究チームの一人となり世界を病原体から守るために4つの治療薬を作る」というシンプルな目的とわかりやすいルールで、ボードゲーム初心者の方にも楽しめます。

チームで協力し合うので、初心者と経験者が一緒になって遊べるのも良いですね!

役割にはそれぞれ異なる特殊能力があるので、協力しないと治療薬を作る事はできません。

「俺はこう動く!」「ここは任せた!」と声を掛け合う事も重要で、自然とワイワイ盛り上がります!

絶妙なゲームバランスで、最後の最後までどうなるかわかりません。病原菌が広がりアウトブレイクの連鎖が起こるともうパニックです!(笑)

果たして君たちは世界を救う事ができるのか?!

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パンデミックってどんなボードゲーム?

  1. 病原菌から世界を救う協力型ボードゲームの代表格!
  2. チームで相談しながらそれぞれの能力を駆使して治療薬を作り出せ!
  3. 一筋縄ではいかない絶妙なゲームバランスで盛り上がる!

パンデミック基本データ

君たちは人類を救えるだろうか?
緊張感のある展開と、やりごたえのある難易度、多人数協力型ボードゲーム「パンデミック」が、装いも新たに『パンデミック:新たなる試練』として登場。
プレイヤーたちは「医者」や「科学者」となって、世界の各都市を飛び回りながら、世界中で発生する危険な感染症の拡大を防いでいく。
油断すれば爆発的に広がっていく4種類の病原菌すべてのワクチンを発見できればプレイヤーチームの勝利だ。
ルールは従来の「パンデミック」と同様だが、アートワークが一新、マーカー類の仕様変更に加え「危機管理官」と「検疫官」の2種類の役割が追加された新バージョンの基本セットである。
(Amazon.co.jpより)

作品名:パンデミック(英語:PANDEMIC)
デザイナー:マット・リーコック
メーカー:Z-MAN Games(日本語版:ホビージャパン)
系統:協力系/ワイワイ&パーティー系
人数:2~4人用
時間:約45分
ルール難易度:★☆☆☆☆(初心者でもすぐに遊べます)
対象年齢:13歳以上
受賞歴:ドイツ2009年ゲーム大賞最終候補
2009年 日本ボードゲーム大賞 2位

パンデミックのルール(遊び方)

  1. プレイヤーは医療研究チームの役割カードを一人一枚選び、役職を担当します。(それぞれ特殊能力が異なります。)
  2. 自分の手番で行うアクションは主に「隣接する都市に移動」「病原体コマの除去」「治療薬の開発」の3つ。
  3. 手番の最後に感染カードを引きます。感染カードには都市名が書かれており、その都市に病原菌コマを置きます。
  4. 一つの年に病原菌コマが4つ以上置かれた時に、その周りの都市全てに病原菌コマが1つ置かれます。(アウトブレイク)その際、さらに4つ以上になった場合は周りの都市にも病原菌コマが置かれます。(アウトブレイクの連鎖)
  5. 同じ色のプレイヤーカードを5枚集めると、その色の病原体の特効薬を開発したことになり、同じ色の病原体コマがすべて無くなる(病原体の根絶)
  6. 主な勝利条件は4つの治療薬を作成する事。敗北条件はアウトブレイク(異常発生)が8回起こる。

▽パンデミックのルール説明はこちらの動画もわかりやすいです。

パンデミックはこんな人におすすめ!

  • 協力型ボードゲームが好きな人
  • 仲間をワイワイ会話や相談しながら遊びたい人
  • 友達と仲良くなりたい人
  • チームワークを高めたい人
  • 世界を救いたい人

パンデミックのおすすめポイント

ゲーム初心者の人も一緒に楽しめる協力型ボードゲーム

協力型ボードゲームとして有名な「パンデミック」。知名度だけでなく、人気も高い理由は数多くあります。

通常、ゲームと言えば“自分が勝った、負けた”の勝負ですが、このパンデミックは協力型なので全員で相談しながら進めて行かなければなりません。全員が勝つか、負けるかなのです。

その為、ボードゲーム初心者の人も経験者と「あーだこーだ」とワイワイ言いながら一緒に楽しめる事ができます。

対象年齢は13歳以上なので、家族で遊ぶのも良いですね!

難易度バランスが良く、失敗(敗北)してしまう事もありますが、プレイ後に失敗した原因を話し合うのも楽しいのですよ!

パンデミックには拡張セットも販売されていて、一人が病原体をばら撒く役割となる「バイオテロリスト」や、2人1組のチームを組んで勝負する「チーム戦」など、様々な楽しみ方ができるのも飽きずに楽しめて良いですね!

一つは持っておきたい協力型ボードゲームを選ぶならまずはこのパンデミックをおすすめします。

パンデミック拡張セットについて

拡張セットは単体では遊べません!基本セット(パンデミック:新たなる試練)が必要です。

パンデミック拡張セット:迫りくる危機

チャレンジルールが3つ追加されさらなる危機に襲われます。

ルール1、病原体の1つが猛毒性の病原体に変異する「猛毒株」
ルール2、第5の病原体が発見される「変異種発見」
ルール3、プレイヤーの1人が人類の敵となって世界各地に新種の病原体をばら撒く「バイオ・テロリスト」。

他にも5人用ルール、最高難易度ルール、追加の7つの役割と8枚のイベントカード、病原体コマを収納できるペトリ皿などが付属。

パンデミック拡張セット:科学の砦

拡張セット第二弾。こちらも新しいルールが3つ追加されています。

ルール1、病原体サンプルを採集し、研究所内での治療薬開発に挑む「研究所チャレンジ」。
ルール2、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)の助けを借りながら1人で病原体の脅威に挑む「ソロプレイルール」。
ルール3、2人1組の研究チームを編成し、ライバルの研究チームと名誉を競う「チーム戦」。

さらに4つの新たな役割、3つの新たなイベント、追加の「猛毒株」の効果、「変異種」チャレンジの新シナリオが追加。

パンデミック拡張セット:緊急事態宣言

拡張セット第三弾。5つの新たな役割と7つのイベント、さらに以下の4種類の新たな遊び方が追加されています。

・検疫:病原体の成長を遅らせることで、ゲームの難易度を調節。
・遠隔地チャレンジ:動物から人間へと感染する病原体の拡大を阻止せよ!
・緊急事態イベントチャレンジ:予期せぬ出来事が発生する中で、治療薬を開発しなければならない!
・スーパーバグ・チャレンジ:薬剤耐性を持つ病原体に対し、ワクチンを開発して根絶せよ!

パンデミック:クトゥルフの呼び声

拡張セットではありませんが、パンデミックのルールを元にしたクトゥルフバージョンも発売されていてボードゲーム好きに人気ですね!
こちらは単独でプレイ可能です。

歴史的大ヒットを生んだ協力型ゲーム「パンデミック」のゲームシステムを使って、H.P.ラヴクラフトの「クトゥルフの呼び声」シリーズを題材にした姉妹作、「パンデミック:クトゥルフの呼び声」が日本語版として登場。
「パンデミック:クトゥルフの呼び声」は、協力型ゲームだ。プレイヤーはそれぞれ探索者となり、独自の特殊能力を使ってチームを勝利に導こう。
協力型ゲームのためプレイヤーが勝つか負けるかは全員一緒。増え続ける邪教の信徒(カルティスト)たちを撃退し、旧支配者(オールド・ワン)の復活を阻止せよ!
(Amazon.co.jpより)

ボードゲーム初心者の方は基本セットの「パンデミック:新たなる試練」、
パンデミックが好きな方は拡張セット、さらにクトゥルフの世界観が好きなコアな方は「パンデミック:クトゥルフ」をおすすめします!

▽基本セットの「パンデミック:新たなる試練」

▽パンデミック拡張セット「パンデミック:迫りくる危機」

▽パンデミック拡張セット「パンデミック:科学の砦」

▽パンデミック拡張セット「パンデミック:緊急事態宣言」

▽「パンデミック:クトゥルフの呼び声」は単体で遊べます。